ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

F先生に夜露死苦  by美寿女(みじめ)

2014-10-25 09:11:44 | 猫病気
金曜日一時元気になるが下り坂→一日中予約迷う→電話予約→夜さらに具合悪い→呼吸苦→受診可能かを迷う←今ここ


この頃になると私もへとへとで、リウマチは痛いわ、脳は起きてんだか寝てんだかである。
三日月、不死男と不眠不休の頃、不死男を焼いた後、階段から落ちて瘤を作りCТを撮ったり、頭はともあれ首が痛いが、今も脚の打ったところが痛くてぶよぶよに腫れていて回復していない。
そこに湿布を当て、こわばった指をお湯につけの看病である。
まずい、シリンジが引けねば、押せねば、みじめが死ぬぅ。

【脳内暴走】
私「まじめに生きてもFIPだIBDだ、癌になるしで、今後は不良になってやるーーー!
ウダウダしてねぇで、F先生のトコに特攻だーーーーー!
畳の上で死ねなくても、死んだら死んだでそれまでよぅ!いくでー、美寿女、」
美寿女「おう。」

【現実】
12時30分から水分補給などで、夜をいつも通り一緒にケアし、猫は3日目にして元気がない、尿の量も今までと違い少ない。
午前8時15分に「最後かな」と丸山ワクチン、アモキシシリンや食餌、水分補給。呼吸は安定して見えるが。
午前10時10分、水分補給。
午後12時40分、水分補給。病院には無事到着できるのか、車内で亡くなる覚悟で、せめてキャリーの中にお気に入りの座布団を入れた…。(畳の上で死にたい場合は、畳を入れればいいぢゃん!)
そして酸素室に酸素を全開で入れて、帰った時の急変に備えて家の鍵を閉めた。

病院には予約より30分近く早く着いてしまうが、すぐに診ていただけた。体重3.7㎏
先生は「呼吸は安定していますね。」とおっしゃりエコーを見て、両方の肺に胸水がある事、すぐさま三方活栓でシリンジが満ちるとその憎い胸水を捨てながら両方の肺から胸水を抜いてくださった。
腹水はまだ抜かなくても大丈夫だそう。
猫は片方の肺の処置が終わったとたんに明るい顔になり、もう片方の時は処置の途中でもう後ろ足を元気にバタバタさせた。
看護師さんは「体調にむらがあるからねー」と言ってくれたけど、
猫は私に「勝手に死ぬと決めんじゃねぇ。」というくらいの復活ぶり。

私「安西先生、バスケがしたいです。」×、
 「先生、これは最後までやれるだけ受診します。」○というと、
先生「ゴールが見えませんからね。」と言われ、(アルツ親父もしかり、猫以外も介護しろよ、いや断る!)
あとは看護師さんとハイパーサーミアのコースだったのだが、みじめは温かくて喜んでいた。
また腹水が怖くてこまめに水分補給はしているのだが、先生は怖がらずに輸液してもいい。
輸液が怖ければ、経腸でいい、せっかく鼻カテーテルしているのだからとのお話、ますます寝れねえ…。

しかし体が悲鳴を上げており、この日はビニールのドアを全開にした酸素テントのベットにみじめを置いて並んで寝た。
みじめは帰宅後、輸液もされ、リンゲルが満ちた瞬間にホッとした顔で大量に尿を出し、
両肺の水もなく、ゆたぽんに囲まれて一晩本当に幸せそうに、ステロイドもしなくても楽そうに寝ていた。


「猫の大先輩の故あんこ♂ちゃんのように胸水を抜いて、途中で亡くなっても」と決心し、月曜からの予約をした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする