ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

きーじ君が落ちないように。

2014-10-06 23:05:12 | 猫工作・工夫
排泄もいい加減、歩き方もおぼつかない小脳形成不全の疑いのきーじ君を一日中心にとめ、気にかけているつもりではあるが、
さすがにきーじ君をいつも完全に見てられるわけにもいかない。
調理や他の猫が危篤であろうが彼はお構いなしに騒ぎをやらかしてくれる。
またきーじ君、可愛いのだが、実は気が強くて、体重もあり、何時間でもしつこく待ち伏せして(←基本、歩けないので待ち伏せ上等!)ほかの猫を転がりながら襲うので老猫は阿鼻叫喚の嵐である。
閉じ込めようとして一区画を家具などで入口をふさいでも、転がりながらそれ自体をずらして突破する。
床は出たいと暴れて傷だらけ。
上手く降りれる日もあるが、手が離せない時に限って階段から落ちる音に駆けつける日もある。
他の猫は通れて、きーじ君は通れないものを、彼が来てから一年間観察してさすがに考え、廃材と100均のメッシュでゲートを2か所作ってみた。
健常な猫用に前後にステップを取り付けただけですが。


でん、でられんのきーじ君。


制作中の画像がないうえ、前後のステップのせいで開くと壁につけることも出来ないなど、綺麗に出来なくて本当は気にくわないのだが、「ちょっと待っててね」という時に閉める。
(時間があればこれをたたき台、試作品に作り直しと思っても、時間があってもお金がないとか、面倒とかで、どーせインテリアに凝っても、とかいいつつ近頃は汚いまま最後まで使う事多し。号泣。)

不在中に階段から落ちることがない、他の猫を襲ってもきーじ君はこのゲートから先には行けない、床の排泄の失敗があっても一区画で済むと思うと安心して人間の用事が足せる。
出来が悪くても命が大事。怪我を防ぐにはやむをえない。とにかくお世話が楽になった。
他の猫が一階、2階を夜中移動しているのは構わないが、人間の睡眠中に階段を転がり落ちる事、起きて何度戻してもやる事など毎晩それが続くと、お世話をするほうも対策を取らねばさすがに疲れてくる。
本当に楽になった。


きちんと金網を切ってもらえれば綺麗だし、格子の穴、幅とか変えるだけでも猫は通れて、犬は通れないゲートにも応用できるかもしれない。家は猫だけなのでステップで分けるしか浮かばなかった。
コメント
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