ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

普段小さすぎるケージでも酸素室には最適

2014-10-05 20:10:11 | 猫工作・工夫
猫は本当に狭いとこが好きだと思う。

マルカンの子猫用のケージは、狭小住宅の自分のわが家向きであるけど、残念ながら成猫には小さく、
一階=床はトイレでいっぱい、2階を作る余裕はなく、付属の棚板2枚も細くくつろぐには小さく、
だけど酸素テントの大きさにはふさわしい。
三日月の最期には下の段をそのままテントに使い、使いやすく改良しなくてはと思い2段を3段に
不死男はこのケージに入るのが好きだったので、最後の不調から改良半ばでケージを使い続け、
死後、さらに改良し、今は乳がん末期のみじめが使用している。
まだ気になる使いづらい点があるけど、みじめの養生で今はがたがた動かせられない、このままにしておく。

では、ビフォーアフター
まず2段の高さを壊れたカラーボックスの廃材を使用し、取りつく場所がないので、横に桟をつけて3段に無理無理分けたら、猫大人気、みっしり詰まることになる。本当に狭いとこが好きなんだと思う。

しかし、猫は高いところも好きなので、またお世話に腰をかがめないで済む、大体目の高さのお世話しやすい3階も欲しいと、不死男の死後、100均でメッシュの網と結束コードなど買い足した。
3階はいざとなったら中度の酸欠の時に暮らす酸素室にする予定でぎっしり床(廃棄のシングルベットの廃材にペンキを塗ったもの)を張り、端に猫の出入口の穴を開けた。
重度になり、トイレに歩けなくなったら衣装ケースに移すとしても、意識のしっかりしているうちは少しでも普通に快適でいて欲しい。
メッシュの網を取り付けるのに、以前、猫除けに鳥用に使用して廃棄した細い角材を集め、一度に額縁を4枚作り、ペンキを塗り、メッシュにタッカーを打ってパネルにして四角の小屋の形にするように仮止めしてから、
屋根を外したマルカンのケージに、えいやっと一気に持ち上げて隅は釘、残りは結束コードで止めていった。
屋根の部分は外したマルカンのケージの屋根をさかさまにしてはめるとぴったりになったので結束バンドで止めていく。
3階のドア部分は全面開放なのでお世話がしやすい。
またメッシュを組み合わせて、どうしても前後のパネルに少し足りない所が出来たので、そこはゴムがあったので飾りもかねて隙間を運動靴のひものように編んでみた。
あとは実際に使用するときに体感温度はあてにならないと思うので、ケージにに温度・湿度計を下げるようにしている。特に酸素テントにした場合。
(小鳥を飼うようになってから我が家はあちこちに温度・湿度計が置いてある。)

もう一度購入するならトイレも置ける180cmのスリムタイプが非常に興味があるけど、
なにせ古いものが捨てられない、片づけられない女なので、気になる点はせっせと改良して、なるべく死物を置いておくパターンや、ストレスを感じながらそのまま使い続けるというパターンは回避したい。
それにしても猫のケージは冷蔵庫を置くような存在感、
保護する人はふさわしい大きさや数もあるだろうので、恥ずかしがらずに仲間内でやりとりして自分の好みのものとかがしょっちゅう交換できるといいのかもしれない。お家や物置でたたまれている、お庭で死物で転がっているのも無駄だし。
私はケージの改良が面白いほうだし、貧乏性なので、改良とか頼まれたいほうだ。(ビンボー臭くて依頼はないと思うけど。)
コメント
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