ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

角を矯めて牛を殺✖、爪をはがす◎

2019-06-18 09:32:45 | 日常
晴れたり曇ったり、照雨だったり…。27-20℃





爪がニョキーン、ウルヴァリン?




ク、クロかっこいいじゃん!!


今日はケースも励みになり、真面目に練習もし、

今度は寒いのか団子になっている。










なんだろうね、この相棒は?

昨日届いた、ケースの被せてあるビニールを取っていたが、


こういうところが、部品ごと食い込んでいて、もう剥がせなくてイライラしっぱなし。




うん、ステッカー貼りたくなってきた、
段々ハチロクに見えてきた。




藤原とうふ店とは

もしくは、こんなのとか。





可愛くね?




コスプレ衣装でなく、中のお姉さんを注文しようぜ!
ああ、またくだらない事書いてしまう、いかん。

妄想から立ち直り、、、ケースから、付属品も見直して、
さて、人生は短い、どうせなら、肩当の古くて高い方から使用しようと思った。
使わないで終わってしまうわ。

今のはこれ。FOM


それから高価なこれに。KUN





で、生ゴムに亀裂が入っていて、まだ交換していない。


外は悪天候に、






照りながらも、雨が降ったり、止んだり。
家の中の物で出来るかなぁ?重い腰を上げるんだっ!

先生に去年交換出来ると伺っていたのだが、今日まで放置プレイだった。
Amazonでは一本500円×4つ


普通のシリコンゴムなら300円台


【交換の仕方を、神様に聞いてみよう!」
Q:KUN肩当ての脚ゴムの交換の仕方を教えて下さい。


神の手の画像をお借りしましたm(_ _"m)


実は猫用の酸素発生器用に、私は以前延長でシリコンゴムを購入していたのです、少し切ろう。


合うのかどうか不安。


4㎝×4必要です!




はいらねええ、ぐぬぬ、はいらねええ、


ネジザウルスでは傷がつくのみ、肩当の爪を折りそうです。



突然、べりッと嫌な音がしました(゚д゚)!
とてつもない深爪を奏者は強いられますが、
夢中になり過ぎて、爪床から爪がはがれて血が出ています_| ̄|○

作業中止、
現物持って、ホームセンターで探してくるしかありません。
指は、水や塩分がしみて痛い、化膿しないことを祈るばかり。

親指なので、楽器は弾けない事もないが、
体中痛いのに、さらに痛いところを作ってしまった(T_T)
それでも、筋トレもしたが。





寄り添うきーじ。










何だか可愛いなぁ♡

痛みが減る迄、少し本を読んでいた。
で私にしては珍しく、少し前の米国の古典名作ベストセラーランキングで
2012年2月時点で11位の本を読んでいる、
120年間の間忘れさられ、再び掘り出された名著で、
ディケンズ、ドフトエフスキー、オースティン、マーク・トウェイン、スティーブンソン、C・ブロンテと並んでいる黒人奴隷の書いた本である。
検索すれば素晴らしいレビューだらけで、私が駄文をわざわざ書くこともないだろうが、興味ある人は是非検索してみてください。

ある奴隷少女に起こった出来事 (新潮文庫) 文庫 – 2017/6/28
ハリエット・アン ジェイコブズ (著)

黒人奴隷は財産なので、奴隷に対して所有者は増やすために、奴隷が年頃になると好みの奴隷を犯す、
所有者との混血の兄弟姉妹が出来る、自分の血をひく子であっても売る、
所有者の妻は病んでいき、愛人の対象になった黒人奴隷を苛めぬく。
著者はそれが嫌で、他の白人との愛人になり、また、所有者から逃げて祖母の屋根裏に7年間潜みます。
勿論奴隷の待遇は酷いのですが、フィクションのストウ夫人の「アンクルトムの小屋」とは違う側面があります。ここでは自由黒人の数が意外と多いのには驚いた、でも、逃亡奴隷が逃げても逃げても捕まるなどが具体的。
(あと、ここには書いていないが、私は子供の頃、あのジョージ・ワシントンですら、議会の後はパンツ脱いで奴隷小屋にまっしぐら、産めや増やせよを知っていてウンザリしていた┐(´д`)┌ヤレヤレ)

この本の内容が、刺激的なうえに、当時の読み書きが出来ないとされた黒人奴隷が教養があり知的な文章が書けるわけないと、信じてもらえなかったようで、本国でも120年忘れ去られてしまいます。

さて、この本の内容もさることながら、最後の訳者あとがきと、解説者の佐藤優@元外務省主任分析官の文章のまとめが心に残った。
佐藤氏は訳者が普通の会社勤めの女性、出張で飛び乗った新幹線で時間を潰すためにkindleストアで偶然この本書を見つけた事から始まる。偶然の様に見えるが、そこには目に見えないが確実に存在する超越的な力が働いていると。
訳者堀越ゆき氏もこう書いている。

翻訳者はおろか、文学者でも歴史学者でもなく、余り自由な時間のない一般人の私が、古典を翻訳する愚については、何度も考えた。
しかし、気づいた私が今やらなければ、いったいいつ、誰がやってくれるのだろうか。
ジェイコブスに触れながら、彼女の経験を私だけのものとしてしまうことは、本書が伝えるメッセージに反するような気がした。
正しい思想や、ひょっとしたら心理というものが、普通の人から生まれ、普通の人々を介して伝播する社会―――これは私のフィクションかもしれないが、そうであったら良いと思っている。
そして、奴隷少女だったジェイコブスも、そう思っているに違いないと思う。
 私の能力不足で、翻訳を出版するより、読める人は原書を読んだ方が著者の意図がはっきり伝わるのではないかと、考えることもあった。
そんなとき、少女時代の読書の中に、小林秀雄が読書について述べた文章を見つけた。
曰く読書の目的とは、「書物から人間が現れる」のを見る事だと。
愚かな私は少女時代に、いったい何を考えてそうしたのか、その箇所には色あせた蛍光ペンが引かれていた。
私はその言葉を、今やどこにもいなくなってしまった少女だった私―――ジェイコブズを知ることなく大人になった不運な私―――からの遺言だと思い、二十一世紀に本書から彼女が現れる事を願いながら、今を生きる少女たちのために、翻訳作業を行った。


勿論、私は少女時代にこの本に出合いたかった思うし、今、年老いてから読めるのも幸いである。
これは「若草物語」の時期の黒人奴隷の実話なのだから。

>しかし、気づいた私が今やらなければ、いったいいつ、誰がやってくれるのだろうか。
ジェイコブスに触れながら、彼女の経験を私だけのものとしてしまうことは、本書が伝えるメッセージに反するような気がした。

私はここに感銘している、
ジャンルは様々だけれども、出版する意図はなくとも、
自分の経験を自分だけのものとしない
似たような優れたメッセージのあるブログは一杯あって、私はいつも学ばせてもらっております。感謝。








コメント (6)
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