一日中小雨。24-20℃
きーじは昨日替えたカバーが気に入ってしまって、昨夜から、カサカサ、カバーを引っ掻いて遊んでいた。
猫だけど、子供部屋っぽくって良いかも。クロも気に入って参加。
今日はレッスン日だ。でも、もう先週から雨に濡れても大丈夫。楽器を詰め替える。
この薄い模様を私が「タピオカみたいだ」と言うと、先生は笑われた。
外は湿度は70%以上だが、内部は60%に保たれている。先生は妥当な買い物だと仰ってくれた。
それと重いのだが、楽器を確実に衝撃から守ってくれると。
ふと思いついて、先生を笑わせようと、ミニチュアバイオリンも持っていこうと決めた!
雨に濡れた花を見ながら、到着。
早めに到着すると、私の前の順番のY君がいらした。
少しビブラートの話なんかをして、彼のレッスン時間に。Y君の習っている曲はポピュラーだ。
Y君が今練習しているのはコレ!他人の練習曲は実に新鮮です!
米津玄師 - Lemon [バイオリン] 【Julien Ando】
米津玄師「Lemon」(Violin/Orchestra カバー演奏)
私の時間が来て、先生は「まだ発表会の曲をしますか?」と仰るので、やはり蚤の心臓で心配であるので、教本でなく、発表会の曲をしつこくすることにする。
ひと通り弾いて、暗譜していた楽譜に、さらに変更を加える。
ここの休符の時の弓の待ち方は2つある、どっちが格好がいいかとか、
最後のフェルマータは弓を一度で弾いていたが、2度使って、ダウンで終わっていたのをアップに変更、フィナーレでスッと真ん中から離して観客に見せるとか。
ビブラートとか、上がってしまったら、全部出来ない小技である。
「先生、舞台でぶるぶるあがってしまったら、どうしましょう?」
「その時は細かい事は忘れて、全力で大きく弾く!」とのことでした。
ミニチュアバイオリンの精巧さはウケて、先生は弓でこすって音を出そうとしてみたりしたwwww
楽譜のどの部分からも入れるようにすることは大事だと思う、とちってもそこで止まらない、転んだらすぐに起き上がり、もうそこでダメだと思わず、残りを続けて弾き続ける事。(あ、人生もだろうけど…。)
最初からでなく、間違ったところから入る練習は大事。いや、曲のどこからでも入れて弾ける練習。あと自分の演奏に夢中にならない、相手の伴奏の音が良く聞ける事。私は超絶ど下手なのだが、比較的、楽譜のどこからでも入れる事と、相手の伴奏にスッと合わせられることは出来る。そこは長所だと、過去の音楽経験が生きているのだと、先生も褒めて下さる。私側は「上手くいくかどうか、大縄跳びに飛び込むようなタイミング、気持ちなのだ」といつも先生に訴えるが。
でも、やはり練習が大事。そうなるまで練習しつくさなくては、上手さとは努力がほとんど、やはり練習時間と回数である。そして、この歳だともうその時間が豊富には無い事が、今までの無為に送った日々が悔やまれる。
あと一か月、同じ曲をしつこく弾くしかあるまい。ふぅうう。
あっという間にレッスンの時間は終わった。
気分転換に本屋に寄るが、頭が一杯で、本を手に取る気になれない…。
今日は疲れてへとへとだ、ポストの絵が可愛い事。
家事をして、練習をして、筋トレして、綺麗な音に恋をして、良く寝よう!!
(※500ミリ超の大雨の恐れがありとの警報に気が付く、該当地域の皆様、ご注意ください。何事もありません様に。)