軽井沢のいろいろ~♪ 軽井沢で静かに暮らす 深山のイノシシ があれこれ見たこと聞いたこと

軽井沢に静かに暮らす深山のイノシシが 軽井沢の春夏秋冬 今昔、あれこれ・・ 見たまま聞いたまま書いてるよ

 軽井沢のいろいろ 軽井沢の文学碑・・ 馬をさへ・・

2019-03-14 | 避暑地 軽井沢のあれやこれ

  早朝の軽井沢は    ふんわりと白い雪に覆われて銀世界 

 お日様が出て来るにつれて キラキラまぶしく輝きながら  車や人が通る道路なんかから

 ズンズン融けて消えて     誰~れも足を踏み入れない 空き地や原っぱ 木陰なんかに

 ちゃんと どれくらい降ったかの   証拠が残っているけれど やっぱり3月半ばなんだな・・ 

 軽井沢は  避暑地、観光地というだけでなく   「 文学の町 」 とも名乗りを上げていて 

   「 文学碑 」 って いうのもいろいろある

 今朝の   雪景色を見て ふっと 旧軽井沢のメインストリートの上の方にある 

   松尾芭蕉さんの句碑を思い出した 

 ちょうど そこで、熱心にメガネをはずして   手で触って石碑に刻まれた文字を辿っている

 年配の男性に    読んで聞かせてもらったんだけれどね

    「 馬をさへなかむる雪のあしたかな 」 って 書かれているんだって

 これは 今の書き方だとすると  「 馬おさえ ながむる雪の あしたかな 」 ということで

 意味は   「 馬でさえも つい見入ってしまう程 雪の降り積もる朝で 趣があるなあ・・ 」

 と 感じ入ったんじゃないかと   解説もしてもらった

 今朝は 沢山雪が積もったわけじゃないし  季節も春なんだけれど ボクも 雪から感じ入った気分で

 この句碑のことを思い出した  

 エッヘン 「 猪でさえ 淡雪眺めた 朝(あした)かな 」   へっへっへ・・・  

 ちなみに    松尾芭蕉さんの句碑は 追分の浅間神社の境内にもあるんだ

 こちらは 天保14年(1843)に 地元の門下生である俳人小林玉蓬によって建立されたといわれる 

   「 吹き飛ばす  石も浅間の  野分哉(のわきかな) 」 と 刻まれているそうで

 「 軽井沢の文学碑めぐり 」 の資料にも   よく紹介されているよ

   更科紀行中の句で 芭蕉の百年忌にあたる寛政5年に佐久の春秋庵の俳人たちにより建立されたもの

 と 案内が出ているよ    

 

コメント (1)
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