軽井沢のいろいろ~♪ 軽井沢で静かに暮らす 深山のイノシシ があれこれ見たこと聞いたこと

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 軽井沢のいろいろ 軽井沢のルーツを語るもの

2016-11-09 | 避暑地 軽井沢のあれやこれ

  中軽井沢から追分方面に国道を行くと 「借宿東」という信号の東側で 

 碓氷バイパスを走る車と合流があって   平日でも結構、信号待ちするよね

 その間を惜しんで    一本北側を走る集落の中を走り抜ける車が多くて 住宅地なのに交通量が多い 

 追分駅方向へ向かう道との交差点が 点滅信号から普通の信号機に変わり  夕方のラッシュ時は道路際が暗くてスリリング 

 その信号機の東側  軽井沢より並びに借宿公民館があって その続き左側小路の角にこんな工事現場がある

  写真の 高座に鎮座するのは 「西長倉村道路元標」

   

 道路元標は、明治6年の道路里程調査の際に定められた「元標」から始まり

 有名なのは、国道1号などの起点、東京都の日本橋。これは明治44年に現在の橋が架けられた時に「東京市道路元標」として設置され
  (その後 昭和47年の移設に伴なって「日本道路元標」と名前を変えて設置された)

 「東京は日本橋、京都は三条橋の中央をもって国内諸街道の元標とし、大阪府及び各県はその本庁所在地において、

  道路が四方に出ている枢要の場所に木標を立て、これを管内諸街道の元標とする」と決められたんだって 

  

  簡単に言うとその後 

  大正8年の旧道路法施行令で 市町村の道路元標の位置が国道又は府県道の路線の起点終点(**はここから何キロの基準点)となり

 軽井沢町の前身 ここ西長倉村にも 設置されたんだよ 

  大正11年の内務省令に「石材その他の耐久性材料を使用」し、「○○市町村元標」と記載する旨や、

 寸法、設置場所などについて規定されて設置されているので  皆さんの住む市町村にも必ずあるはず

  興味が湧いたら 探検してみてね  

 つい最近まで この「西長倉村道路元標」路傍に半分埋もれかけたり 台座に乗っていたり 路肩に置かれていたりと 

   数奇な運命をたどって来たけれど 遂に日の当たるこの立派な高座に鎮座する事になったらしい 

 軽井沢の中でも  まさに「シンデレラ」な石造標識だけど

 見学に行っても 神仏関係じゃないからお供えしたり 拝んだりしないでね~!  


 




 
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