涙と笑いのHIV奮闘記II

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
歳のせいか治療の副作用のせいか忘れ物がひどいんです。

台風11号が接近する中、大阪松竹座へ

2015-07-16 22:00:00 | 古典芸能

台風が近づいて、午後から荒れた天気になるということで、
今日は仕事が半ドンなので、流石に午後早くなら近鉄電車は動いているはずだと思い、
電車出勤です。

朝、駅から空を見上げると、まだ青空です。

  

仕事から帰るときには、雨は降っていないものの、
風は強くなってきています。

部屋に帰ってから外を見ると、生駒山の山頂は雲で覆われていました。

 

昨日スーパーで鯵が安かったので、そこで裁いてもらい、
帰ってから塩(天日塩という、自然塩)を振って、
笊にのせてラップをせずに冷蔵庫へ。

なんちゃって鯵の干物です。

それを昼から焼いてみました。

うん、それなりに美味しい。

もうちょっと涼しかったら外で干すのですけどねぇ。

 

さて、今日の午後、松竹座で七月大歌舞伎夜の部。

でも、台風接近中。
ネットでみると、JR京都線(京都⇔奈良)が運転停止中。
一方近鉄奈良線(大阪難波⇔奈良)は通常運転中。

今通常運転でも、芝居の終わる午後8時ごろには止まっているかも・・・・

チケット17000円を無駄にするのもなぁ。

ええい、電車止まっていたらタクシーで帰るぞ!10000円くらいやし。

ということで思い切って出かけました。

出かける時には雨は傘が要らないほどの霧雨。
近鉄電車のなかから平城宮跡大極殿。

  

近鉄大阪難波駅から地上に上がると、雨は降っておりません。

松竹座。

  

松竹座の正面にはその日の演目の絵看板がかかっているのですが、
台風のためか今日はかかっていませんでした。 

 

今日の演目は「絵本合法律衢」

「摂州合邦辻」は何度も見たことがありますが、これは初めてです。

仁左衛門、歌六、時蔵大活躍ですね。
それぞれ二役。

仁左衛門は人相の似通った左枝大学之助と立場の太平次、
歌六は兄弟の高橋瀬左衛門、高橋弥十郎、
時蔵はうんざりお松と弥十郎妻皐月。

だんまりあって、最後は「本日はこれぎり~」の挨拶。

やっぱり仁左衛門はええなぁ。
ちょうど花道すっぽんのすぐ隣だったので、良くみえました。

劇場を出ても、雨は降っておらず、風も少し強いものの、
近鉄電車も通常運行していました。

来てよかった~。

奈良に着いても雨は降っておらず、風が少し強いだけ。