涙と笑いのHIV奮闘記II

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
歳のせいか治療の副作用のせいか忘れ物がひどいんです。

暑い一日、美しい夕焼け、そして一日遅れの天麩羅

2015-07-24 22:00:00 | 自然

平城宮跡でたっぷりと汗をかき、
職場からの帰りも自転車で汗をかき、
帰ってくるともう太陽は生駒山に沈んでいましたが、まだ少しあかるい。

山の上に宵の明星、金星が輝いていて、30分もすると空がオレンジ色に染まりました。

  

ライトアップされた大極殿。

 

夜9時の月。ちょうど半分欠けていますね。

 

お客さんから、大暑に天麩羅食べた?と尋ねられました。
え?半夏生に蛸、土用にうなぎは知っているけれど、大暑に天麩羅?

ネットで調べると、 大暑は天麩羅の日でもあるようです。
で、ついでに毎月の23日も天麩羅の日になってしまったようです。

なので今夜は天麩羅を揚げました。

カボチャ、海老、ちくわ、茄子、蓮根、茗荷、鶏肉。 

とにかく、粉も水も冷やしたのを使い、
衣はかき混ぜすぎない、これがかりっとした天麩羅を揚げるコツのようです。 

卵の変わりにマヨネーズを入れるとカラッと上がると、同僚が教えてくれました。

 

目の前で揚げてくれる天麩羅屋さんで食べるか、自分で揚げて食べるか。
それが美味しく天麩羅を食べるために必要ですよね。

でも天麩羅やフライを自分のところで作ると、台所汚れるんですよね。 


平城宮跡資料館

2015-07-24 12:00:00 | 美術館・博物館

汗をかきかき、平城宮跡資料館へ。

入館無料です。

 

今常設展示と別に開催されている企画展示は「平城京”ごみ”ずかん」
夏のこども展示です。 

資料館に入ると、そこではミニ展示「すごろく土器がみつかった!」が行われています。

 平城京二条大路の路面に掘られた溝(SD5100)から出土した、奈良時代中ごろの土師器杯の内側には、点が並んで刻まれています。
これは、今も韓国で遊ばれている「ユンノリ」という双六に似たげーむで使われる盤面と共通する特徴があり、
より古いタイプとみることができます。
これまで「万葉集」の研究により、、奈良時代にもユンノリに似た「樗蒲」(和名では「かりうち」)という遊びがあると推定されてきましたが、
この土師器杯はその遊びの盤面として使われた可能性が考えられるのです。
 今回、平城京二条大路SD5100出土の土師器杯と、同様の記号をもつ平城京の穴(SK820)出土の須恵器皿、
平常宮東南隅出土の土師器皿を初公開します。この機会に、ぜひ古代の遊びや娯楽の世界をのぞいてみてください。

(ちらしより)

 

夜にお笑い芸人渡辺直美さんが、平安京の時代の食事を作って食べるというのをやっていましたが、
この常設展では平城京時代の皇族・貴族の食事が紹介されています。

 

  
  
  
  

さて、企画展。

  

平城京のでのごみはリサイクルする他には、ごみは捨てていたんですよね。
捨て方としては、穴を掘って埋める、溝の水に流す、井戸に捨てるという方法があったようです。
ジオラマがありました。

  

いろんなゴミが展示されていました。
有名なのは木簡ですが、木簡を再利用するために、表面を削った削りくずも。

落書きされた土器や木簡

 
 
 

地層の写真展示。

 

漆が乾かないように、要らなくなった和紙を蓋代わりに使っていて、
その和紙を丸めて捨てるのですが、漆を吸い込んでいるために、腐らずに残ったようです。

 

釉がかけられた土器。

  

昔のトイレットペーパー、ちゅう木。そして大便。寄生虫の卵まで・・・。

エアコンが効いた休憩所で30分ほど休憩し、職場へ向かいます。

東に若草山、その麓に東大寺。

 

栴檀の実。

 

どんぐりの実がすでに。

  

屋外にも休憩所があって、木陰を利用したのや、建物を建てたのやら。

  

途中、大戸屋さんでホッケ焼き定食。

 

ホッケ、不漁で値段あがっているんだって。


仕事は午後からなので、午前中自転車で平城宮跡をポタリング

2015-07-24 10:30:00 | お出かけ

朝からいい天気で、しかも暑い。
朝から洗濯をしてベランダに干し、
もう10時。

午後から仕事なので、自転車出勤。
でも、仕事にはまだ早いので、平城宮跡をポタリングです。

朝ベランダから生駒山。
青空が広がり、雲が一片。

そこに赤い伊勢志摩ライナー・・・。

  

二条大路から朱雀門から入り、平城宮跡へ。
平城宮跡の南の方を東西に近鉄奈良線が横断しています。
その踏切がちょうど閉まり、そこから西を見ると駐車場と生駒山。
駐車場には車が1台だけ・・・ 

 

すると、またそこに赤い伊勢志摩ライナーが大和西大寺方面からやってきました。

  

で、遮断機はあがらず、大和西大寺方面へ向かう近鉄特急22000系ACE(エーシーイー)。

 

踏み切りを渡って、朝堂院の広場へ。
以前は芦が生い茂っていた場所です。

今は砂利敷きになっています。

そこからみた朱雀門。
そしてそこに奈良駅方面からきた赤い伊勢志摩ライナー。 

  

朝堂院の南側で何かの工事。

 

朝堂院広場越しに大極殿。
広場には、見事に誰もいません・・・

 

広場の一部に水溜りができていて、その傍に鳥が一羽。

 

その水溜りに映る大極殿。

 

中門越しに大極殿。
大極殿前でも何かの工事中。 

  

大極殿の西側には「第一次大極殿復元事業情報館」。
こんなのあったんだ。知らなかった・・・ 

  

入ってみます。

向かって左側には修復事業に使った技術の紹介、建築道具などが展示されています。

瓦の作り方の展示。

  

屋根を支える木組みの紹介。

  

塀の基礎の地面を固める「版築」の紹介。

  

向かって右には、復元事業の工夫、そしてこれからの復元事業の紹介映像。

今ある塀をもっと立派なものに復元するようです。
しかも今ある門を立派な門にするとか。

必要かなぁ・・・ 

  

 

 

平城宮跡資料館へ向かいます。
途中にある梅林の梅の木の表面にキノコ。 

 

溝端にツユクサ。
あちこちに咲くムラサキツメクサに、番のモンシロチョウがとまっていて、交尾中?