ゴルファーのためのカラダづくり 『ゴルフピラティス』

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突然死「心臓病」とゴルフスイング時の心拍数

2014-05-22 17:13:22 | Golf

こんにちは。体幹トレーニングの「ゴルコア」(港区芝大門/浜松町)代表/ピラティス&ゴルフピラティスインストラクターの太田です。

 

先日の日本相撲協会前理事長の放駒(はなれごま)親方の弔報、ゴルフの練習中に倒れたとということで、ゴルフをしているみなさん、私も含めて、一瞬「ドキッ」としたのではないでしょうか?

私は他人事ではないなと思いました。

死因は「虚血性心疾患」ということで、「虚血性心疾患」とゴルフの関係について色々調べてみたところ、とても興味深い論文がありましたので、ゴルファーの皆様に共有させていただきたいと思います。


なお、「虚血性心疾患」は心筋梗塞や狭心症が原因でおこる病気です。

病気の要因や予防については、専門家プロファイルのコラムに書かせていただきましたので、下記の記事をご参照くださいませ。

「他人事ではないゴルフ中の突然死」

 

目にとまった論文は京都女子大学の下村氏他のグループによる

「維持期虚血性心疾患患者及び健常中高年者におけるゴルフ打球中の心拍数」

という2005年に発表された論文です。

実験では、練習場でのドライバーからアプローチウエッジまでのクラブを振った時の心拍数を調査したものですが、論文中の考察から一部抜粋すると

ゴルフ中は一回の打球で心拍数が急激に上昇し,プレー中の心拍数の動揺が激しくなる原因と考えられた。その結果 心臓に過度の負担がかかることが予測され,虚血心疾患患者には十分な注意が必要である種目であると考えられた。一般的な心臓リハビリテーションと同様にゴルフプレ一時には,ウォーミングアップやクーリングダウンを十分に行い,急激な心拍数上昇を抑制するように心がけるべきであると考えられた。

ということ。
 
また、下村氏のグループによる他の論文では、ラウンド中の心疾患患者の心拍数についても計測されていて、カートに乗った人の方が乗らなかった人よりも打球前後の心拍数が高かったり、スタートホールが一番心拍数が高かったということも述べています。
 
 
ゴルファーの方なら、「やっぱりね」とうなづく方がほとんどなのではないでしょうか?
 
 
この論文から言えることは、まさに、私たちゴルファーは、心臓への負担がかかりやすい状態だということです。
 
 
準備運動も何もせず、いきなりスタートホールでボールを打つということが、いかに心臓に負担になっているのか、改めて痛感する必要があるのではないでしょうか?
 
 
40代以上だけでなく、心臓に負担のある方だけでなく、ゴルファーの方は、必ず、練習場やラウンド前に、しっかり準備運動をしましょう。
 
また、ラウンド前日の飲み過ぎ、ラウンド中のビールもほどほどにするべきですね。
 
特にこれからは暑くなってきます。心臓への負担はもちろん、日射病等も増えてきます。
 
ゴルフを楽しく、長く続けていくためにも、自分自身の生活習慣をしっかり見直していきましょう。
 
 

 


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