MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

DILL PICKLE RAG

2018-09-02 23:04:16 | アコースティック・ギター・トリップ
DILL PICKLE RAG


(米)ACOUSTIC GUITAR誌の9月号に、上記の曲が
掲載されていた。記事の中に懐かしい名前が書かれていた。

Eric Schoenberg David Laibmanの二人。いとこ同士だったんだって。
これもくりびつてんぎょう。
70年代にラグタイムギターにハマッていたころ、この2人のアルバムを
買おうとしたが売ってなかった。輸入盤ではあったと思うが、手がでなかった。
今は確かCDでリイッシューしてると思うが、かなり懐かしい。
写真右     写真左
David Laibman & Eric Schoenberg - Dill Pickles Rag
https://www.youtube.com/watch?v=igwLcSEyPxY

紙面に載ってる曲のコピー譜は、CONTEMPORARY RAGTIME GUITAR より採譜した模様。
演奏は同タイトルのアルバムが今はアマゾンでも買えたりする。ある意味便利な世の中。
私が探した70~80年代は輸入盤専門店に行くか、キッキンミュールレーベルだったら、
ダイレクトに為替送って、発送してもらうか冒険だった。

Contemporary Ragtime Guitar Various artists
https://www.amazon.com/Dill-Pickle-Rag/dp/B0030Y3TOW

このアルバムにはCDにTAB譜が書き込まれていて取りだせるように
なってるらしい。


DILL PICKLE RAGの音源は、上記でも弾いてるショーンバーグ。
https://www.youtube.com/watch?v=fyk_Z5GsllA

プレイヤーの後は楽器(ギター)店を経営しており、カッタウェイ
を持つ、ショーンバーグギターを製作している。
おいくつになられたのか、元気でいてほしい方ですな。

モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番 K488

2018-09-02 22:56:12 | 音楽夜話(クラシック)
モーツァルトのピアノ協奏曲のなかでもこの曲は
よく聴いた。聴いてるうちに寝てしまったりすることもあった。
日本人の演奏するモーツァルト。

田部京子(p)。
この演奏家のアルバムを2-3枚もっていた。
吉松隆氏の「プレアデス舞曲集」がある意味、
クラシック畑ではちょっと異質かもしれなかったが、
でもこの方の才能は十分生かされているのではないかと
思った。生も1度行った記憶がある。シューベルトの
ソナタを弾いていた。メンデルスゾーンの無言歌も
良かった。

ある日ネット見てたら、モーツァルトのアルバムで、
ソナタと協奏曲1曲づつの選曲でのアルバム。
ある意味豪華というか、収録時間を考えたら、もっと
入れられるのではないかと思ったりもしたが、
豪華なアルバムだった。

11番のソナタはスタジオというか、ホールに人いれない
収録。協奏曲はサントリー・ホールの演奏会録音。
このホールの音響は本当にいいものがある。ここの
ホールトーンが個人的には好きなのだ。
録音にもその効果が生きている。

指揮は小林研一郎氏。「炎のコバケン」と異名をとるが、
この曲ではある意味伴奏の妙に徹していて、協奏曲を
共同で作る作業をしている。初楽章の美しさ。
これ見よがし的な表現もなく、ピアノを立てている。

2楽章短調の緩徐楽章。実に寂寞として染みてくる。
気持ちに寄り添ってくる。心こもる演奏だ。
終楽章は2楽章からの明暗をはっきりつけ、美しく仕上げていた。
日本フィルハーモニーの中低域が凄く美しい。
聴く耳に届いた演奏。

ちなみにこの演奏会の2曲目はマーラーの5番だったそう。
これは燃えますな。