明大前 マイルス
このジャズ喫茶は古い。
しかしながら、以前から何度か伺っていても
開いていたためしがなかった。
中々、アクセスできなかった。
今のようにSNSがあるわけでもなかったし、
情報もなかったので、深追いはしなかった。
ママが逝去され、店の存続も危ぶまれたが、
再開された。
コンスタントに店が営業されるようになった
ようなので、頃合いをみて伺った。
明大前の街並みも少し変わったかな。
夜からなので、遠いところなのもあり
出かけたときぐらいでないとなかなか
伺えない。
開店時間になり店の看板灯もついており、
ドアを開けて階段を上がった。思ったより狭く
急な階段だった。登り切るとドアはなく、
そのまま店の中。カウンターとテーブルがある。
お一人様はカウンターに。ジャケットの見える
プレーヤー側に座る。レコード・プレーヤーと真空管アンプ
で音は鳴っていた。スピーカーはJBLか。
アルバムはオリジナルが多いと聞く。
入店時は
1ジョン・ライト メイキン・アウト(PRESTIGE)
プレスティッジ・オリジナル。さすが老舗というか、
かかってるものが違う。ジャズ喫茶感満載。
Bass : Wendell Marshall
Drums : Roy Brooks
Piano : John Wright (6)
Tenor Saxophone: Eddy Williams (2)
このアルバムは、JAZZ雑誌で見たことはあった。
ジョン・ライトというピアニストは未聴だったし。
2モーター・シティー・シーン (UA)
Thad Jones(tp)
Billy Mitchell(ts)
Al Grey(tb)
Tommy Flanagan(p)
Paul Chambers (b)(3),
Elvin Jones(ds)
1959 UA
時々、音が小さくなったり、落ちてしまう。
アンプトラブルの様だ。ハンドメイドの
アンプみたいなので、自作者に直しに来てもらう様かな。
それ以外は、かっちりしたトーンを持つ
JAZZサウンドが展開していた。
トミ・フラのピアノも出しゃばらないで、JAZZしている。
フロント3管でサドだから、この色合いがメインかな。
59年のハード・バップバリバリ。
3ウエス・モンゴメリー 「バンピン」(VERVE)
音聴くだけでウエスとわかる。Verveのインティメイトな
音楽。イージーリスニングではなく、WESのサウンド。
これがCTIに繋がっていくのかな。
Wes Montgomery – guitar
Bob Cranshaw – bass
Grady Tate – drums
Roger Kellaway – piano
Don Sebesky – arranger, conductor
& strings harp perc
バックのトリオがいかにもいいよね。
後から男女のカップルが入ってきて、
おもむろに話はじめた。会話禁止じゃないし。
カウンターの隣の距離は、音楽聴くのではなく
酒飲みながら、話す距離なので、ココアも
飲み切ったところで、席を立つことにする。
音量はあるし、聴く分にはいいけど、浸るには
人が多いと難しい。
月・木・金・土18~23時 火・水・日祝祭日休
RETTY マイルス MILES
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