下野竜也指揮 シンフォニア・ヴァルソヴィア
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 op.30
ベルリオーズ:ヴィオラ独奏付交響曲 ト長調 op.16「イタリアのハロルド」
ネルソン・ゲルナー(ピアノ)
リシャルド・グロブレフスキ Ryszard Groblewski(ヴィオラ)
下野竜也指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア
2019年8月20日 ワルシャワ、ワルシャワ国立フィルハーモニー・ホール
日本人指揮者の海外団体の指揮。国内でも、京都市響・広島などの
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 op.30
ベルリオーズ:ヴィオラ独奏付交響曲 ト長調 op.16「イタリアのハロルド」
ネルソン・ゲルナー(ピアノ)
リシャルド・グロブレフスキ Ryszard Groblewski(ヴィオラ)
下野竜也指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア
2019年8月20日 ワルシャワ、ワルシャワ国立フィルハーモニー・ホール
日本人指揮者の海外団体の指揮。国内でも、京都市響・広島などの
楽団の客演音楽監督、中央の読響・N響との関係もあり、再演などの
依頼もある。現状では活躍の場のある方。69年生まれ。50代に入り、
指揮者としての活動、年期のいれ時というか色々なものに挑戦して
成果を出していく時期なのかもしれない。
色々な活動を垣間見ると、プログラム建てに特徴があり、
色々な活動を垣間見ると、プログラム建てに特徴があり、
個性的な曲、あまり知られてない作曲家、日本人作曲家の作品を
取り上げていたりして、個性的な取り組みだったりする。
今回はラフマニノフの3番と、ベルリオーズの曲。
ラフマ二ノフは多分、楽団やソリストからの希望なのかもしれないが、
ラフマ二ノフは多分、楽団やソリストからの希望なのかもしれないが、
ベルリオーズはあまりコンサートに載らない曲。
珍しく、聴いたことなく、初めて聴いた。
ラフマニノフは、ピアニストも上手で、指もよく回り、下野氏の表現も細かく厚い。
カロリーも高く熱演。終演後、即ブラボーがかかる。地元のファンの声だと思う。
ベルリオーズは初めてだったし、ビオラの協奏曲のようなものだったのだけれど、
ラフマニノフは、ピアニストも上手で、指もよく回り、下野氏の表現も細かく厚い。
カロリーも高く熱演。終演後、即ブラボーがかかる。地元のファンの声だと思う。
ベルリオーズは初めてだったし、ビオラの協奏曲のようなものだったのだけれど、
楽章が進むにつれて、だんだんソロ・ビオラの音が聴かれなくなる。
それ以外に、ある意味オーケストラの音が充実してきて、ソロなしの交響曲の
それ以外に、ある意味オーケストラの音が充実してきて、ソロなしの交響曲の
様相を呈する。
珍しい曲で、下野氏のオーダーだとしたら、ある意味、マニアな曲なのかも
珍しい曲で、下野氏のオーダーだとしたら、ある意味、マニアな曲なのかも
しれない。
聴いていくうちに、だんだん引き込まれていく。下野氏の音に耳が持っていかれる。
聴いていくうちに、だんだん引き込まれていく。下野氏の音に耳が持っていかれる。
音楽が作られていく。中身のある音楽、なんか聴いていて心動かされるところの
ある音楽に仕上がっている。 なかなか面白かった。
シンフォニア・ヴァルソヴィアは1984年に設立された団体。
http://www.sinfoniavarsovia.org
シンフォニア・ヴァルソヴィアは1984年に設立された団体。
http://www.sinfoniavarsovia.org