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辻井伸行(ピアノ)サンットゥ=マティアス・ロウヴァリ指揮フィルハーモニア管弦楽団 チャイコフスキー ショパンP協1番 バルトーク

2025-01-31 19:16:20 | 音楽夜話(クラシック)
1.31


04:30-06:45 19.30-21.45 BBC3


チャイコフスキー:イタリア風奇想曲 ト長調 op.45
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11
ソリスト・アンコール
 リスト ラ・カンパネラ
 
バルトーク:管弦楽のための協奏曲 sz.116






辻井伸行(ピアノ)
サンットゥ=マティアス・ロウヴァリ指揮フィルハーモニア管弦楽団
2025年1月30日 ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールから生中継






イタリア風奇想曲はロシアの作曲家がイタリアを取り入れて書くと
こんな感じになりました的な作品。その意味ではロシア的ではない。
リズムも旋律もなにかイタリア情緒があり、いつものチャイコフスキーを
イメージするとなんか違うものを感じる。でも、終楽章はチャイコフスキーの
独断場で、彼の懐から湧いてくるものが詰まった作品に仕上がっている。


今回、辻井伸行氏のショパンの1番。開眼の方の演奏を凌駕するような
勢いで奏される。この方のセンスというか、パッションというか、なにか
音楽に魅せられた世界があるのではないかと思う。ハンデは彼にとっては
あまり関係ないのかもしれない。初めからそうだったから、他を知らないから
ある意味不便を感じないというか、それを武器にしている感もある。
凄い演奏だっだ。 辻井氏が支持されるのもわかる気がする。
会場は演奏が終わっても、彼の熱演におおいに沸いている。




管弦楽のための協奏曲。フィルハーモニア管は実力のある団体なので、
こういう曲も危なげなく弾ききってしまう。イギリス風のイメージはあるけれど、
バルトークだろうが何だろうが大丈夫・不安もない。



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