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ヤン・バルトス、ピアノヴォイテック・スパニー指揮 プラハ放送交響楽団 ベートーヴェン ライヒャ ハイドン デュプレ80歳

2025-01-27 22:26:19 | 音楽夜話(クラシック)
1・26


21時 BR-KLASSIK


ヤン・バルトス、ピアノヴォイテック・スパニー指揮 プラハ放送交響楽団


ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:「レオノーレ序曲第1番」
アントン・ライヒャ: ピアノ協奏曲変ホ長調。




ハイドン: 交響曲第98番変ロ長調


ヤン・バルトス、ピアノ
ヴォイテック・スパニー指揮 プラハ放送交響楽団
2024年9月19日、プラハのベツレヘム礼拝堂で録音




その後:
チェロ奏者ジャクリーヌ・デュ・プレの80歳の誕生日を記念して (II)


ジャクリーヌ・デュプレ チェロ


ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 変ロ長調 op.97 -
「大公トリオ」
(ピンカス・ズーカーマン、ヴァイオリン;ダニエル・バレンボイム、ピアノ)


;マックス・ブルッフ:「Kol nidrei」、op.47
(ジェラルド・ムーア、ピアノ)


第一部
レオノーレの3番はよくステージに掛かるけれど、1番は久々。ハ長調の調性が
のびのびと展開される。やはりベートーヴェンというのは、一抜けているのかもしれない。


2曲目の協奏曲の作者はベートーヴェンと同時代の作曲家で、彼と友達だったという。
同業者で友達。きっとできた人だったのだろうと思う。
曲は変ホ長調で明るく、それでもベートーヴェンよりは優しい感じの曲調で、でも、
曲の発想や展開はベートーヴェンが勝る感じ。やはりベートーヴェンの凄さというか
作曲家としてのレベルの高さがかんじられた。決してライヒャが悪いというわけでなく、
ベートーヴェンがやはりすごいのだと思う。


後半はパパ・ハイドンの98番。ハイドンの交響曲も作品数が多いので、ほとんど聴いてこなかった。
副題のついているものは、コンサートに掛かるので、それでも聴く機会はあるけれど、
進んで聴こうとは思わなかったのが玉にきず。ハイドンは作品作りにも長けていたのだろうと思う。
これだけの年月風雪に耐えて今がある感じなので、再生されることの喜びを感じる。
交響曲全集も何点か出ていると思われるけれど、この作曲家を聴きこむのもきっと容易では
ないだろう。


第二部
Jacqueline du Pré、1945年1月26日 - 1987年10月19日 生誕80周年 没後38年
一時期はまった。それもエルガーのチェロ協。没我の世界に行きそうなチェロは
唯一無二。ほかに見当たらない。そこから抜けるのにずいぶん時間がかかった。
一時期はエルガーを避けて通った時期もあった。それだけデュプレ熱は強力だった。
番組では、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲を流していた。なかなか良さげな曲。
多分あまり聴いたことがない曲。室内楽はそれでも聴かないジャンルだったりするので、
余計かもしれない。明るい曲調と、デュプレ・ズッカーマン・バレンボイムと、協調できる
音楽仲間が集ってアンサンブルするので悪いわけがない。
矢張りベートーヴェンの作曲能力というのは、すごかったのかもしれない。音源はCD音源だと思われる。
ブルッフのコル・ニドライはピアノとのDUOだ。デュプレの発声がいいというか、きちんと歌われてる感じ
がして麗しい。 




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