ナッシュヴィル交響楽団演奏会よりブラームスVn協
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
五明カレン (五明佳廉)(ヴァイオリン)
ジャンカルロ・ゲレーロ指揮ナッシュヴィル交響楽団
2019年10月25-27日 ナッシュヴィル、スカマホン・シンフォニー・センター
ごみょう・かれん(1982~)東京生まれ、カナダ・モントリオール育ち。
ジュリアード音楽院卒。来日しての公演もある。
今回は、ブラームス。
濃厚な曲だし、Vnの技巧的な見せ場もある。弾き切り方や、見えの切り方
みたいなものも、何か独特なものを感じた。
1703年製のストラディバリウス『Ex Foulis』を日本音楽財団から貸与され
弾き続けている。別名なのか「オーロラ」と書かれていたものもあった。
ストラディヴァリウス特有の楽器に対する特徴を言葉にした場合、「生きてる
楽器とか、魂が宿っている」というような表現をされる。そのような楽器は
弦楽器に多い。ピアノはそのような表現されることは少ない。
やはり人が魂吸い寄せられるものがこの弦楽器にはあるのだろう。
そんな楽器で弾いたブラームス。演奏者と楽器の魂が曲に乗る。
熱い演奏が繰り広げられる。
貸与されるだけの実力をお持ちの演奏家。世界を駆けている。
1703年製のストラディバリウス『Ex Foulis』オーロラ元フーリス
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Stradivarius_instruments