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大植英次指揮 札幌交響楽団 第634回定期演奏会

2021-02-28 18:37:23 | 音楽夜話(クラシック)
大植英次指揮 札幌交響楽団 第634回定期演奏会


14:00-16:00 NHK-FM 札幌放送局
札幌交響楽団 第634回定期演奏会


モーツァルト:歌劇「魔笛」 K.620~序曲
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(ノーヴァク版1890年稿)
大植英次指揮札幌交響楽団
2021年1月22日 札幌、札幌文化芸術劇場hitaru




マティアス・バーメルト氏が来日出来ないため、代役曲目変更なしで、
大植英次氏が指揮台へ。
ブルックナーの8番は大フィルでのアルバムも残しており、朝比奈氏の
意志を継いでいたことも当時あった。大フィルを辞して、その後の活動も
順調にされている。


大フィル当時はハース版を使っていたが、今回はノーヴァク版1890年稿と
版を変えて演奏している。版の違いはよく分からないので置いておいて、
堂々と、札幌交響楽団を生かして演奏されているように思う。


細かいところは、多分、ご自身が工夫されてたところもあるのだろうが、
全体的には落ち着いて進んでいき、最後の大団円まで緊張切らさずすすめられた。
終演の拍手も幾多の沈黙のあとなり始め、ヨーロッパのコンサートを
聴いてるようだった。


らじるらじるで札幌に合わせると、各局に合わせられるのは便利だ。
地方局の番組が聴けるのはパソコンでもありがたい。











ユライ・ヴァルチュハ指揮で2本

2021-02-28 12:51:11 | 音楽夜話(クラシック)


ユライ・ヴァルチュハ指揮 で2本




2011年10月30日 ベルリンフィルハーモニー
ベルリン放送交響楽団
ユライ・ヴァルチュハ35歳当時の指揮。




カロル・シマノフスキー ホ長調のコンサート序曲op.12 14:34


掴みの華麗な曲。シマノフスキ―って、ほとんど聴いたことない
作曲家かもしれない。R・シュトラウスの影響ありたしかに作風に聴かれる。
20世紀に入ってからの作品。曲に力があり、引き込まれた。演奏にも
熱がこもる。東欧後期ロマン派~近代


ジャン・シベリウス ヴァイオリン協奏曲ニ短調op.47
セルゲイ・ハチャトリアン、ヴァイオリン 33:46


シべリウスのスケールの大きさを表現したような演奏に思えた。
ソリストの力量もあるのかもしれないが、力強く演奏された。北欧後期ロマン派~近代


アンコール
イザイ ヴァイオリンソナタinDマイナー、op.27 No. 3
セルゲイ・ハチャトリアン、ヴァイオリン 07:30


チャイコフスキー
交響曲第5番ホ短調op.64  48:44


枠の中で上手に演奏する。これはかなり勉強されいるのではないかと感じた。
有名曲だけに、破綻なく演奏することは簡単ではないと思う。
旋律を歌わせるにもテンポを落とさず、歌いこむ。
30代の演奏だけれど、それなりに説得力もある演奏。




2011年10月30日にベルリン・フィルハーモニー


1976年スロバキア生まれの45歳。cond
1985年アルメニア生まれの36歳 Vn


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01:30- 17.30- YouTube_Teatro La Fenice Concerto diretto da Juraj Valcuha (Debussy, Mussorgsky)
Concerto diretto da Juraj Valčuha


ユライ・ヴァルチュハ45歳の指揮。


ドビュッシー:海
フランス物を割とオーソドックスな演奏でまとめていた。
これはこれでありかなという。個人的いには、いい感じの
演奏だったと思う。


ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
時折、テンポを揺らしたりするが、これはこれでありかなと思う。
鳴らしすぎず、弾きすぎず。おどろおどろしさもそこそこに。
この曲まとめるの難しそうですね。


フェニーチェ劇場管弦楽団 Orchestra del Teatro La Fenice
指揮:ユライ・ヴァルチュハ Juraj Valčuha
2021-02-27 ヴェネツィア、フェニーチェ劇場から生中継


YOUTUBEでアーカイブ視聴。
Concerto diretto da Juraj Valčuha (Debussy, Mussorgsky)
https://www.youtube.com/watch?v=Rpy6iywvx7E


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ひと昔前の演奏と今の演奏をたまたま聴くことができた。
オケも会場も曲目も違うので、聴き比べということにはならないが、
やはり、一昔前のものは、才気煥発というか、メリハリの効いたものの
様に感じられた。深み味コクということよりも推進力が勝っている感じ
そういう時代の演奏なのかもしれない。まだまだこれから。


ロベルタ・ペローニ指揮バーリ・ペトゥルッツェッリ劇場管弦楽団演奏会(ファミリーコンサート)

2021-02-28 09:24:17 | 音楽夜話(クラシック)
ロベルタ・ペローニ指揮バーリ・ペトゥルッツェッリ劇場管弦楽団演奏会(ファミリーコンサート)


02:00- 18.00- YouTube_Fondazione Petruzzelli Orchestra del Teatro Petruzzelli direttore Roberta Peroni
FAMILY CONCERT | 27 FEBBRAIO 2021


シューベルト:交響曲第7番ロ短調D759「未完成」
メンデルスゾーン:交響曲第1番ハ短調op.11
バーリ・ペトゥルッツェッリ劇場管弦楽団 Orchestra del Teatro Petruzzelli
指揮:ロベルタ・ペローニ Roberta Peroni
2021-02-27 バーリ、ペトゥルッツェッリ劇場から(事前収録) ※非公開演奏会


女性指揮者が指揮台に立った。現在ではそれほど珍しくないものの、久々と
いうかプログラム探さないとなかなか女性指揮者には当たらない。
たまたま見たYOUTUBEがそれだった。
未完成・ファミリーコンサート・・・。内容はきちんとしたもので引き込まれた。
イタリアの歌劇場のオーケストラ。ロマン派を2曲。


メンデルスゾーンの1番は珍しいかな。収録の関係もあるのか、続けて演奏された。
初めて聴いた。15歳の時の作品とか。30分くらいの作品を書き上げられるだけの
実力を持ち、それの評価も受けているという。ある意味天才肌なのかもしれない。
ハイドン・モーツァルト・ベートーヴェンとウェーバーの影響を受けていると
WIKIにあった。しかしながら、メンデルスゾーンの爽やかな作風の感じというのは、
もうこの頃からあるのだなということがわかる。旋律の流れがメンデルスゾーン。


YOUTUBEでアーカイブ聴取。
Orchestra del Teatro Petruzzelli direttore Roberta Peroni
https://www.youtube.com/watch?v=IXIArXK7dtg&t=2991s



Yosuke Yamashita (Piano) 1942.2月26日 79歳おめでとう。

2021-02-28 09:02:13 | 音楽夜話(ジャズ)
Yosuke Yamashita (Piano)  1942.2月26日 79歳おめでとう。


山下洋輔といえばタモリ、筒井康隆・・・錚々たるJAZZブレーンが
いたなか、日本のJAZZシーンを駆け抜けていった。
山下氏のフリーのジャズ・ピアノは当時、新宿に聴きに行った記憶がある。
その後、ある意味方向性が変わったのか、ハードなものは影を潜め、
ピアノの総合的な表現みたいなものに触れたりしている。


ピットインの時代は、ある意味彼らのやりたい放題だったけれど、
面白味はあった。新しいものを聴くような感覚はあったし、
カタルシスもあった。そういう時代に彼のJAZZを聴いた。


山下洋輔 オールスターズ/ ピットイン20周年記念ライブ1985 新宿/
w 坂田明-中村誠一-武田和命-林栄一-森山威男-小山彰太.
ミナのセカンドテーマ-キアズマ-グガン


https://www.youtube.com/watch?v=UwcIySpl804