04:30-06:30 20.30-22.30 RTSI
ベートーヴェン:劇付随音楽「エグモント」 op.84~序曲
同:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 op.73
アリス=紗良・オット(ピアノ)
クシシュトフ・ウルバンスキ指揮スイス・イタリア語放送管弦楽団
2021年3月11日 ルガーノ、ルガーノ芸術文化センターから生中継
アリス=紗良・オット
自身の難病の公表から2年。症状は薬で抑えられているのか、スケジュールは管理されている。
3/11の公演は、当初、サン・サーンスの2番だったが、ベートーヴェンの
3番の協奏曲に変更されていた。
2018年のリサイタルは、FM放送で聴いた。3番のコンチェルトはYOUTUBEに上がっているが
それは聴いたことはない。この日のためにとって置いたというのは言い過ぎか(笑)。
クリアなトーンは保たれていて、ベートーヴェンでも発揮している。
この演奏家の気の入れ方は個人的に好きかもしれない。
オーケストラも寄り添って、流れていくベートーヴェンは、
多分、男性の演奏とは違うのかもしれないけれど、だれのものでもない
彼女の演奏であることはわかる。 聴いていきたいアーティストの一人。
ウルバンスキの指揮は個人的に好きかもしれない。テンポは割とゆっくりと取っていて、
往年の巨匠ということではないが、聴きやすく入りやすい。エグモントも大声でまくしたてる
というよりも、柔らかく説得するような感触がある。数多いベートーヴェンでないかも
しれないけれど、そういうのもありかもしれない。
ウルバンスキのブラームス2番。ゆったりと鷹揚に始まる。このテンポは好きかも。音を
置いていくような丁寧な響き。ソフトなブラームスとでもいおうか。
でも、表現したいことはクリアに出してきたりする。
そんなところに引き込まれた。ブラームス2番の良さを再発見させてくれた演奏かもしれない。
ベートーヴェン:劇付随音楽「エグモント」 op.84~序曲
同:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 op.73
アリス=紗良・オット(ピアノ)
クシシュトフ・ウルバンスキ指揮スイス・イタリア語放送管弦楽団
2021年3月11日 ルガーノ、ルガーノ芸術文化センターから生中継
アリス=紗良・オット
自身の難病の公表から2年。症状は薬で抑えられているのか、スケジュールは管理されている。
3/11の公演は、当初、サン・サーンスの2番だったが、ベートーヴェンの
3番の協奏曲に変更されていた。
2018年のリサイタルは、FM放送で聴いた。3番のコンチェルトはYOUTUBEに上がっているが
それは聴いたことはない。この日のためにとって置いたというのは言い過ぎか(笑)。
クリアなトーンは保たれていて、ベートーヴェンでも発揮している。
この演奏家の気の入れ方は個人的に好きかもしれない。
オーケストラも寄り添って、流れていくベートーヴェンは、
多分、男性の演奏とは違うのかもしれないけれど、だれのものでもない
彼女の演奏であることはわかる。 聴いていきたいアーティストの一人。
ウルバンスキの指揮は個人的に好きかもしれない。テンポは割とゆっくりと取っていて、
往年の巨匠ということではないが、聴きやすく入りやすい。エグモントも大声でまくしたてる
というよりも、柔らかく説得するような感触がある。数多いベートーヴェンでないかも
しれないけれど、そういうのもありかもしれない。
ウルバンスキのブラームス2番。ゆったりと鷹揚に始まる。このテンポは好きかも。音を
置いていくような丁寧な響き。ソフトなブラームスとでもいおうか。
でも、表現したいことはクリアに出してきたりする。
そんなところに引き込まれた。ブラームス2番の良さを再発見させてくれた演奏かもしれない。