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イェルク・ヴィトマン(クラリネット)指揮北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団 シユーマン交2番ほか

2024-11-14 19:38:48 | 音楽夜話(クラシック)
1109


04:00-07:00 20.00-23.00 NDR


ヴェーバー(ヴィトマン編):クラリネット五重奏曲 変ロ長調 op.34
ヴィトマン:自由な小品
シューマン:交響曲第2番 ハ長調 op.61
イェルク・ヴィトマン(クラリネット)指揮北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
2024年11月8日 ハノーファー、北ドイツ放送大ホールから生中継」


クラシック・リスナーの先輩は、クラリネットを習っていた。ついにその音は聴けなかったけれど、
モーツァルトのクラ協や、五重奏曲など勧めてくれた上に、ヴェーバーのクラリネットもいいと
教えてくれた。モーツァルトまでは行ったが、ヴェーバーまでは至らなかった。
今回は五重奏曲をクラリネット・ソロと、他のパートをオーケストラに編曲し演奏して見せた。
屋台骨だけでなく色彩感もついてこれはこれで面白く聴けた。録音もいくつかあるが、今回は
ヴィトマン自身の編曲でのものだけに、録音はなさそう。なかなかロマン派。
2曲目はヴィトマンのオリジナル。現代曲。
3曲目は彼が指揮するシューマンの2番。演奏・作曲・指揮までしてしまうスーパーマンだけに
音楽の深さを知る。


初めから落ち着いた足取りのシューマン。ちょっとむせる感じ。ロマン派だなと思う。
2楽章のスケルツォは後半飛ばして盛り上げた。
3楽章はまた歌いこんで楽器を鳴らす。終楽章は結の部分、テンポ上げて、顔上げて前向いて
みたいな感じでまとめている。元気があるというか、この転換が割と好きだったりする。
楽章設計も上手くいっている感じもする。この曲に関しては成功なのではないか。






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