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MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮北ドイツ放送交響楽団

2021-03-24 21:01:52 | 音楽夜話(クラシック)
クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮北ドイツ放送交響楽団






04:00-06:00 20.00-22.00 NDR 3/6


バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 Sz.106
ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」39
クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮北ドイツ放送交響楽団
2007年7月12日 リューベック、音楽会議ホール


通称弦チェレ、静動静動


ケント・ナガノ氏指揮の演奏で1月に初めて聴いた。
バルトークはまだまだ知り得ない作家さんなのだけれど、
これならEL&P聴いた方が楽しいというのは、お門違いなのだ。
バルトークとEL&Pは違う。
現代音楽的なメロディーリズムハーモニーは慣れるしかないのかも
しれないのだけれど、時間作って聴きこむにはちょっとベクトル違いかも。
と思っているから、聴き進められない。
今回はブル4と一緒だから聴いているということもある。


静動静動とメカニカルに進んでいくのも面白い。民族音楽的フレーズが
聴けるのもまたよし。というところまで来た。リピートは・・・。考えておこう。


ブルックナーの「ロマンティック」は、定番の演奏というか、安定して聴きやすく、
終わりよければすべてよしみたいなところがあり、こなれている。ある意味面白かった。


2008年10月に主兵のフィルハーモニア管で録音も済ませている。
その録音前の年の演奏。
93年にもクリーブランド管(DECCA)と録音している。



ファビオ・ルイージ指揮デンマーク国立放送交響楽団演奏会

2021-03-24 20:44:05 | 音楽夜話(クラシック)
ファビオ・ルイージ指揮デンマーク国立放送交響楽団


03:20-06:00 19.20-22.00 DR_P2 3/17
ベント・セアンセン
セーレンセン Bent Sørensen:夕べの土地
モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453
ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 op.93


マルティン・ヘルムヒェン(ピアノ)
ファビオ・ルイージ指揮デンマーク国立放送交響楽団
2021年3月16日 コペンハーゲン、デンマーク国立放送コンサートホールから生中継(無観客)


デンマークを代表する現代作曲家1958年生まれ。自分より一つ下の作曲家だ。
曲は現代調のメロディー・リズム・ハーモニーが複雑化したもの。
初演ではなさそうだけれど、現代作品はつかみどころのないというか、
よくわからないものが多い。私のような聴き手の感覚が固まっていて、
発想も広がらないと楽しめないのかもしれない。15分程度の作品。


17番の協奏曲。あまり聴いたことないかも。ウィーン中期に作曲されたという。
ト長調の調性が解放感を生む。2楽章のアンダンテは、メシアンが言うまでもなく、
名を遺すにふさわしいモーツァルトの名旋律。
もう少し聞いていたいと思わせるところで終楽章の耳馴染みのいい旋律が出てくる。
にくい演出。いろいろ語って大団円。


ゆったりと始まった8番。でも、快活なベートーヴェン。この方があのような9番をつくる
とは、この曲聴いただけではわからないものだなぁ。久々、小気味よい8番を聴いた。 
満足。

3月24日生まれのジャズマン。 スティーブ・キューン

2021-03-24 20:37:27 | 音楽夜話(ジャズ)
3月24日生まれのジャズマン。


Steve Kuhn (Keyboards-Various) 1938. 3月24日 83歳おめでとう。
キューンというとECMのソロが70年代に出てるからそのあたりで名前を知ったとおもう。
フリーっぽい感じなのかな。カーラ・ブレイと感触がにているかもと思った。
多くを聴いているわけではないんだなとも思った。
下の盤はオーソドックスな4ビートジャズだったりする。


Live At Birdland
https://www.youtube.com/watch?v=aw_OKwUSeIw&list=OLAK5uy_mflPdKzxHoL8aUU3uNrK5ClOZrp1cm4LQ


フィリップ・フォン・シュタイネッカー指揮スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団 ・合唱団演奏会

2021-03-24 10:46:16 | 音楽夜話(クラシック)
フィリップ・フォン・シュタイネッカー指揮スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団・合唱団演奏会。


03:30-06:00 19.30-22.00 RadioSlovenia3・13


J.C.バッハ:我が命、もはや尽きぬ Es ist nun aus mit meinem Leben (6)


シュッツ:音楽による葬儀 Musikalische Exequien (35)


ブルックナー:ミサ曲第2番 ホ短調(約35^40)


Blanka Čakš(ソプラノ)
Katarina Lenarčič(ソプラノ)
Urška Bernik(アルト)
Blaž Strmole(アルト)
Gašper Banovec(テノール)
Rok Rakar(テノール)
Matjaž Strmole(バス)
Žiga Berložnik(バス)
フィリップ・フォン・シュタイネッカー指揮スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団および合唱団
2021年3月12日 リュブリャナ、スロヴェニア・フィルハーモニー内マリヤン・コジナ・ホールから生中継


コロナ禍で召された魂を慰めるために開催された様なコンサートなのかもしれない。


1曲目はヨハン・クリストフ・バッハの作品と思われる。


2曲目はシュッツの音楽による葬儀。「ドイツレクイエム」だという。
カンタータみたいに合唱があったり、独唱があったり、
ブラームスのそれより早く作られ演奏されている。


3曲目はブルックナーのミサ曲第2番。


最後は長調で解決され、慰められ、癒される。
声楽の長いコンサートだったけれど、聴いてよかった。



鄭明勲指揮フランス放送フィルハーモニー管弦楽団演奏会より

2021-03-24 06:39:27 | 音楽夜話(クラシック)
鄭明勲指揮フランス放送フィルハーモニー管弦楽団


04:00-06:30 20.00-22.30 FranceMusique 3.20




シューベルト:交響曲第7番 ロ短調 D795「未完成」
鄭明勲指揮フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
2021年3月19日 パリ、フランス放送オーディトリアムから生中継


ゆっくりとしたテンポで低域から入っていった。
どういうドラマを描くのだろう。暗くおどろおどろしい感じが強いわけでもなく、
突きつけるようでもなくレガートで歌う。
こういうシューベルトもある。ある意味聴きやすい。
後半ゆっくり目で入って聴かせる。このような行き方を考えて音にしている。
強めな表現にして、コントラストを付ける。シューベルトの音楽の喜怒哀楽と
いうか、どのようなものなのか。ずいぶんこの曲聞き返しているけれど、
未だによくわからないところがある。


2楽章。美しい浸っていたい感じの楽章。
所々、きびきびと振る。未完成の未完成たる所以は、似たような楽章が続いたから
という説もある。多分、ほかの作曲家では作れない作品。
起承転結で考えるなら転の3楽章スケルツォ・・・。どんな・・・。
そんなことを夢想するだに難しい。だから未完成なのだとも。
そんなことを考えたりした演奏だった。