8月15日
11:00-13:00 19.00-21.00 KUSC
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 K.527~序曲
サリエリ:交響曲 ニ長調「ラ・ヴェネツィアーナ」~Andantino grazioso
モーツァルト:セレナード第10番 変ロ長調 K.361「グラン・パルティータ」~Adagio
同:交響曲第29番 イ長調 K.201~Allegro moderato
同:歌劇「魔笛」 K.620~なんという不思議な笛の音だ! Wie stark ist nicht dein Zauberton
同:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364~Andante
同:フリーメイソンのための葬送音楽 ハ短調 K.477(抜粋)
同:レクイエム ニ短調 K.626
セレーナ・シェーファー(ソプラノ)
ミレーナ・キティッチ(メゾソプラノ)
ジョン・ピックル(テノール)
マイケル・ディーン(バリトン)
パシフィック・コラール
カール・セントクレア指揮パシフィック交響楽団
2022年5月19-21日 コスタメサ、ルネ&ヘンリー・シーガーストロム・パフォーミング・アーツ・センター(カリフォルニア州)
サリエリの曲の前に寸劇のようなものが入る。モーツァルトの映画を見ている様だ。多分色々モーツァルトの
事が語られ、サリエリ~セレナーデからフリーメイソンまで語りの裏で流れた曲を含めて、モーツァルト・モーツァルトと
いうプログラムタイトルになぞらえたものだったのだろう。休憩をはさんで、後半はレクイエム。
レガートで語られるレクイエム。これはこれでゆったりっとして、ある意味聴きやすいし、魂を落ち着かせることができる。
ラクリモサの後で、フーガのコーラスが入る。これは誰の編曲版を使ったのかわからないけれど、ちょっと
変わったものだった。最後までたっぷり歌わせ、終曲も最後の1音を伸ばせるだけ伸ばすような配慮がなされ終演。
アンコールはアヴェ・ヴェルム・コルプスK618。なかなか演出のきいた面白いプログラムだった。