スザンネ・ルル （フルート） リサンネ・ルル （ハープ） オラリ・エルツ指揮エストニア国立交響楽団 モーツァルト・ハープ＆フルート協 交34番 ラヴェル・マザーグース

１２２１


02:00-04:00 19.00-21.00 KlassikaRaadio


アーン：序曲「モーツァルト」
モーツァルト：フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299
ソリストアンコール　ムーケ：フルートソナタOp１５（フルート・ハープ編）


モーツァルト：交響曲第34番 ハ長調 K.338
ラヴェル：組曲「マ・メール・ロワ」


スザンネ・ルル Susanne Rull（フルート）
リサンネ・ルル Lisanne Rull（ハープ）
オラリ・エルツ指揮エストニア国立交響楽団
2024年12月20日　タリン、エストニア・コンサートホールから生中継


今回は双子の姉妹で楽器別というソリストの組み合わせで、モーツァルトが
目を引いた。兄弟姉妹はよくあること、同じ楽器で例えばピアノなどでは
兄弟姉妹で活動しているDUOチームもある。普段は別で活動していて
企画ものの時兄弟姉妹で出演するアーティストもいる。
しかしながら双子のソリストというのは個人的には余り記憶がない。
それも同じ楽器同士ならいざ知らず、別々の楽器でということになると
ますますいないのではないかと思う。それも、フルートとハープでは、
共演となると、オケとでは、モーツァルトくらいしか知らないし、例えば
ハープとフルートの編曲物の楽曲が用意できれば、室内楽的なコンサートは
開ける感じなのだろうか。今回のモーツァルトは無難に展開されいていた。
こういう若手アーティストもいるのだと見知った。
後半の34番は活気のある演奏で、モーツァルトの一面を感じ、
最後のマザーグースでは、ラヴェルの管弦楽技法のうまみを味わった。