MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ルイザ・ボラク(ピアノ)ジョナサン・ブロックスハム指揮ルーマニア国立放送室内管弦楽団 エルガー・モーツァルト・ベートーヴェン

2024-06-15 10:06:06 | 音楽夜話(クラシック)
6・13


01:00-03:00 19.00-21.00 RadioRomania


エルガー:弦楽のためのセレナード ホ短調 op.20
モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K.415
ソリストアンコール:ラフマニノフ・24の前奏曲より、第7番変ホ長調OP23-6


ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 op.67


ルイザ・ボラク Luiza Borac(ピアノ)ルーマニアの女性ピアニスト。1968年生まれ。


ジョナサン・ブロックスハム指揮ルーマニア国立放送室内管弦楽団
2024年6月12日 ブカレスト、ルーマニア国立放送コンサートホールから生中継


エルガーの掴みはよかった。こういう10分前後の曲はコンサートに
入り込むのに必要不可欠だったりする。気持ちを添わせるにもいいと思う。
モーツァルトの13番は割合弾かれている曲だったりする。
旋律も愛らしく、耳なじみも良いところがいい。
ボラクはロマン派やお国ものが多いので、モーツァルトなどはあまり
弾かないようだけれど、今回はプログラムに上げられた。
後半の5番。スタッカート気味のテーマ、早めのテンポ。
室内管で小回りが利くのかもしれない。古楽的なスタンス。
こういう淡々とした演奏も時には面白く聴けたりする。
2楽章も沢山は歌わない。過不足ない。
こらはこれで成立しているところがいい。
3~4楽章の続きも緊張感は続いたけれど割と普通だった。
まとめの難しい曲なのかもしれない。



反田恭平(ピアノ) 原田慶太楼指揮 NHK交響楽団 オール・スクリャービン・プロ

2024-06-15 09:57:50 | 音楽夜話(クラシック)
6・13


19:30-21:10 NHK-FM 第2013回定期公演 オール・スクリャービン・プロ


スクリャービン:夢 op.24


同:ピアノ協奏曲 嬰ヘ短調 op.20
ソリストアンコール:グリーグ抒情小曲集第8集 Op65‐6トロルドハウゲンの婚礼の日


同:交響曲第2番 ハ短調 op.29


反田恭平(ピアノ)
原田慶太楼指揮NHK交響楽団
2024年6月8日 渋谷、NHKホール


6月13日


19:30-21:10 NHK-FM 第2013回定期公演


スクリャービン:夢 op.24
同:ピアノ協奏曲 嬰ヘ短調 op.20
ソリスト・アンコール:グリーグ・




同:交響曲第2番 ハ短調 op.29


反田恭平(ピアノ)
原田慶太楼指揮NHK交響楽団
2024年6月8日 渋谷、NHKホール


「19-20世紀。アイデンティティーを大切にしたユニークな作曲家
今回は初期の作品をチョイスした」。



密度の高い音楽。なにか闇を聴いてるような不思議な楽曲だった。


ピアノ協奏曲
割と聴きやすいものだった。反田氏は、一般的なものでなく
ショパン・コンクールでもそうだったけれど、あまり聞かれないもの
とかを持ってきていたこともあった。スクリャービンは初挑戦
ということで、チャレンジャーではあるけれど、これからの
クラシック界を歩いていく上では、新しいものの開拓も当然
必要になり、N響との共演で果たせるならある意味本望かも
しれない。そういう作戦もあるのではないかと思う。
ロマン派終わりの頃の作品ではあるものの、ショパンの様な
それだけではない音楽の構成が聴かれて面白い。






交響曲第2番
作りこみが多いので、把握するのに時間がかかりそう。
メロディー・リズム・ハーモニーとも、複雑でとっかかりを
探している。多分これは初めて聴く曲。
1/2楽章 4・5楽章がアタッカ(休みなく演奏される)なので、
50分程度の曲だけれど、3楽章形式の曲のようで、長いけれど
緊張を強いられるものだった。終楽章途中の金管のファンファーレは
印象的だった。聴きこみが必要な曲。