ベンジャミン・グローヴナー（ピアノ）陳依琳指揮BBC交響楽団 ブリテンP協 ショスタコーヴィチ交１０番他

３・５


04:30-06:45 19.30-21.45 BBC3


オゴネク：ムーンドッグ（英国初演）
ブリテン：ピアノ協奏曲 op.13
ソリスト・アンコール
　プロコフィエフ：ピアノソナタ第7番変ロ長調Op８３第三楽章プレシピタート


ショスタコーヴィチ：交響曲第10番 ホ短調 op.93
ベンジャミン・グローヴナー（ピアノ）陳依琳指揮BBC交響楽団
2025年2月28日　ロンドン、バービカン・ホール


1曲目。映画音楽の様な、現代曲。無調とかでないもの。不協和音はある。
郷愁を煽るようなところも感じられる。


ブリテンは一様に聴くのが難しい。リズムが印象的な１楽章。ピアノが
印象的な２楽章。音数も多く拾えない3楽章。私のブリテンは「青少年の
ための管弦楽入門」で止まっているのはこういう理由による。
ピアニストは技量もスタミナもありアンコールはプロコのソナタ。
ガンガンに弾いて喝采を浴びていた。


ショスタコーヴィチの交響曲も難しい。５番あたりがまだまだいいけれど、
10番は初めて聴くが、流れもわかってないので、飲み込まれた。
エリム・チャンの指揮はきっとスコア読み込んで立っているから、曲の内容も
把握済で臨んでいると思うけれど、熱があり入り込んでるところはいつもと
変わりない。ここが彼女の面白みで、聴き続けたいと思わせる一つ。
はじめて聴く曲でも掴ませてくれる何かがあるのはうれしい。