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小泉和裕指揮新日本フィルハーモニー交響楽団 演奏会 20220219

2022-07-08 08:18:29 | 音楽夜話(クラシック)
7月7日


02:00-04:30 19.00-21.30 Polskie2


シューマン: 交響曲第1番 変ロ長調 op.38 「春」
フランク: 交響曲 ニ短調
小泉和裕指揮新日本フィルハーモニー交響楽団
2022年2月19日 東京、すみだトリフォニー・ホール


ポーランドのネット・ラジオからクラシック番組のプログラムに
日本の楽団の演奏会のプログラムが載っていた。
今回は逆輸入で。


どのようないきさつで、このような演奏会がプログラムに載るのか。
NHKでも海外の演奏者の物は、番組に載る。国内のオケものは、年に1-2度
特集で集められてすることはあるけれど、このような形はすくない。


最近はYOUTUBEで楽団自身が配信することもあるけれど、日本の楽団の
紹介は極めて少ないと思う。


プログラムも何気に地味というか定期公演だった(#640)。
指揮は、かなフィルでも時々振られる小泉氏だ。
かなり長年国内で活動されているし、オーケストラのコンサートを
聴きに行っていた時代は、時折、聴かせていただいた。


新日本フィルハーモニー交響楽団の初代音楽監督(1975年1月~1979年12月)だった。
73年にカラヤンコンクールで優勝、彼の薫陶も受け、ベルリンフィルやウィーンフィルを
若い時に振ったりもした。しかしながらまだ70代。
指揮者のこれからの時期にすすまれる。


すみだトリフォニーホールを住家としている新日フィル。
ホームに聴きに行ったことはない。他の団体や、JAZZコンサートで行ったことはあった。


今回のシューマン「春」。シューマンは2・3番は聴くのだけれど、1・4番はご無沙汰
している。自分のレパートリーに入っていない。
聴いてみた。多分、小泉氏の中では手の内に入っているのかもしれない。
軽く音楽が進んでいき、アプローチも的確な感じがした。普通と言ってしまえばそれまで
だけれど、そこに旨味を感じさせることができるのは、やはりベテランだからだろう。
聴き終わったときには、リピートしてみる気になったからきっと本物だろう。


ドイツロマン派を得意とされているということだったけれど、フランクもさることながら
お得意の1曲ということだった。この曲は昔神奈川フィルで聴いたことがあったが、
その時はよくわからなかった。それからご無沙汰している。


今日は聴いてるうちに引き込まれた。これもリピートすることになるだろう。
フランクと言えば、ヴァイオリン・ソナタ位しか知らなかったけれど、
もう一つレパートリーが増えるかもの予感。小泉氏に感謝。



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