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ファビオ・ルイージ指揮デンマーク国立放送交響楽団演奏会

2021-03-24 20:44:05 | 音楽夜話(クラシック)
ファビオ・ルイージ指揮デンマーク国立放送交響楽団


03:20-06:00 19.20-22.00 DR_P2 3/17
ベント・セアンセン
セーレンセン Bent Sørensen:夕べの土地
モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453
ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 op.93


マルティン・ヘルムヒェン(ピアノ)
ファビオ・ルイージ指揮デンマーク国立放送交響楽団
2021年3月16日 コペンハーゲン、デンマーク国立放送コンサートホールから生中継(無観客)


デンマークを代表する現代作曲家1958年生まれ。自分より一つ下の作曲家だ。
曲は現代調のメロディー・リズム・ハーモニーが複雑化したもの。
初演ではなさそうだけれど、現代作品はつかみどころのないというか、
よくわからないものが多い。私のような聴き手の感覚が固まっていて、
発想も広がらないと楽しめないのかもしれない。15分程度の作品。


17番の協奏曲。あまり聴いたことないかも。ウィーン中期に作曲されたという。
ト長調の調性が解放感を生む。2楽章のアンダンテは、メシアンが言うまでもなく、
名を遺すにふさわしいモーツァルトの名旋律。
もう少し聞いていたいと思わせるところで終楽章の耳馴染みのいい旋律が出てくる。
にくい演出。いろいろ語って大団円。


ゆったりと始まった8番。でも、快活なベートーヴェン。この方があのような9番をつくる
とは、この曲聴いただけではわからないものだなぁ。久々、小気味よい8番を聴いた。 
満足。


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