モーツァルト レクイエム 2本
11月2日
3:30-6:00 BartokRadio
オルバーン:レクイエム
モーツァアルト: レクイエム二短調K626
レーカ・クリシュトーフS
ドロッチャ・ロングMs
シルヴィア・シラージA
ジュラ・ラブT
アレクセイ・クラーギンB
ヤノ-シュ・コヴァーチュ指揮ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団及び合唱団
2023年11月1日ブタベスト、バルトーク・ベーラ国立
コンサートホールより生中継
より、モーツァルト。
途中から熱量も上がり、引き込まれていく。
モダン・オケとコンサート指揮者の演奏。
6曲目(レコルダーレ)あたりから、腰が据わってくる。
コヴァーチュ自身は、オペラ・コンサート指揮活動が
中心の様だ。定期演奏会の曲目なのかもしれない。
サンクトゥスあたりは音も厚く綺麗に歌い上げている。
こういう表現もありなんだと思う。人数の多い合唱団の
様な響き。最後の詰めも早めのテンポで緊張感をもって
作っていく。こういう決め方もあるのかとあらためて思った。
なかなか気持ちのいい演奏だった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11月3日
4:00-6:00 20:00-22-00 Catalunya Musica
モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K440
「アヴェヴェルム・コルプス」K618
レクイエム ニ短調 K626
セレーナ・サウスS
エイブリー・アムロウA
ホルヘ・ナヴァロ・コロラドT
エリック・ローゼ二ウスB
Ensembre O Vos Omnes
トレヴァー・ピノック指揮
カタルーニャ州立バルセロナ交響楽団
2023年7月6日バルセロナ、ラウディトリ
ピノックの主だったレパートリーは
バッハ一族 、ヴィヴァルディ、
ヘンデル、ハイドン、モーツァルト、
演奏様式が違うのかどうか。2020年に
紀尾井ホール室内管弦楽団&合唱団
国内のソリスト陣による、同じプログラムで
演奏会が開かれている。
スペインのオケ。音がまろやか。ピノックの
好みなのか、端正にまとまっている。
一時期を作り上げた人の音かもしれない。
いい感じで引き込まれていく。
「これ好きかも」という、レベルの素人耳
にも心地よい40番。こういうのもありなんだと思う。
ある意味スペシャリストのモーツァルト。
味キメの具合が、とても良いというか聴き手に安心感を
もたらす。緊張感オンリーの古楽的なアプローチで
ないところが、チャレンジの時代を引退した彼の
今なのではないかと思った。
深く精神を掘り下げて行くような方向でない、老齢の
境地が得たものはこのようなアプローチだったのでは
ないかと思った。これもこれでありだと思う。
「アヴェ・ヴェルム・コルプス」がそう聞こえた。
深追いし過ぎないモーツァルトの味キメも必要性が
ある聴き手には響く。
思ったより、ラクリモサは歌い上げられていたし、
サンクトゥスもゆったり目のテンポに意味付けされていた
感じがしたし、ピノック流が織り込まれていたのではないかと思う。
一時代築いた人のアプローチかもしれない。
そんな聴き終えると深追いしない感が残るのは、まとまりが
いいためではないかと思う。
同じ曲を演奏しても、何か表現方法がちがって、それはそれで
お互いいいという、音楽の不思議さがある。
終曲は詰めていくのではないゆっくりしたテンポで上っていく。
それでも緊張感は表現されているが救いはある。年齢がなせる技か。
何かの意味合いがあると演奏者のメッセージが伝えられる。
聴き手がそれをキャッチするかは別問題。
11月2日
3:30-6:00 BartokRadio
オルバーン:レクイエム
モーツァアルト: レクイエム二短調K626
レーカ・クリシュトーフS
ドロッチャ・ロングMs
シルヴィア・シラージA
ジュラ・ラブT
アレクセイ・クラーギンB
ヤノ-シュ・コヴァーチュ指揮ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団及び合唱団
2023年11月1日ブタベスト、バルトーク・ベーラ国立
コンサートホールより生中継
より、モーツァルト。
途中から熱量も上がり、引き込まれていく。
モダン・オケとコンサート指揮者の演奏。
6曲目(レコルダーレ)あたりから、腰が据わってくる。
コヴァーチュ自身は、オペラ・コンサート指揮活動が
中心の様だ。定期演奏会の曲目なのかもしれない。
サンクトゥスあたりは音も厚く綺麗に歌い上げている。
こういう表現もありなんだと思う。人数の多い合唱団の
様な響き。最後の詰めも早めのテンポで緊張感をもって
作っていく。こういう決め方もあるのかとあらためて思った。
なかなか気持ちのいい演奏だった。
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11月3日
4:00-6:00 20:00-22-00 Catalunya Musica
モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K440
「アヴェヴェルム・コルプス」K618
レクイエム ニ短調 K626
セレーナ・サウスS
エイブリー・アムロウA
ホルヘ・ナヴァロ・コロラドT
エリック・ローゼ二ウスB
Ensembre O Vos Omnes
トレヴァー・ピノック指揮
カタルーニャ州立バルセロナ交響楽団
2023年7月6日バルセロナ、ラウディトリ
ピノックの主だったレパートリーは
バッハ一族 、ヴィヴァルディ、
ヘンデル、ハイドン、モーツァルト、
演奏様式が違うのかどうか。2020年に
紀尾井ホール室内管弦楽団&合唱団
国内のソリスト陣による、同じプログラムで
演奏会が開かれている。
スペインのオケ。音がまろやか。ピノックの
好みなのか、端正にまとまっている。
一時期を作り上げた人の音かもしれない。
いい感じで引き込まれていく。
「これ好きかも」という、レベルの素人耳
にも心地よい40番。こういうのもありなんだと思う。
ある意味スペシャリストのモーツァルト。
味キメの具合が、とても良いというか聴き手に安心感を
もたらす。緊張感オンリーの古楽的なアプローチで
ないところが、チャレンジの時代を引退した彼の
今なのではないかと思った。
深く精神を掘り下げて行くような方向でない、老齢の
境地が得たものはこのようなアプローチだったのでは
ないかと思った。これもこれでありだと思う。
「アヴェ・ヴェルム・コルプス」がそう聞こえた。
深追いし過ぎないモーツァルトの味キメも必要性が
ある聴き手には響く。
思ったより、ラクリモサは歌い上げられていたし、
サンクトゥスもゆったり目のテンポに意味付けされていた
感じがしたし、ピノック流が織り込まれていたのではないかと思う。
一時代築いた人のアプローチかもしれない。
そんな聴き終えると深追いしない感が残るのは、まとまりが
いいためではないかと思う。
同じ曲を演奏しても、何か表現方法がちがって、それはそれで
お互いいいという、音楽の不思議さがある。
終曲は詰めていくのではないゆっくりしたテンポで上っていく。
それでも緊張感は表現されているが救いはある。年齢がなせる技か。
何かの意味合いがあると演奏者のメッセージが伝えられる。
聴き手がそれをキャッチするかは別問題。
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