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キャメロン・カーペンター(オルガン)マルセロ・レーニンゲル指揮グランドラピッズ交響楽団演奏会

2023-04-03 18:55:07 | 音楽夜話(クラシック)
キャメロン・カーペンター(オルガン)マルセロ・レーニンゲル指揮グランドラピッズ交響楽団


4.3
02:00-04:00 13.00-15.00 WBLV


バーバー:祝典トッカータ op.36
プーランク:オルガン協奏曲 ト短調 FP.93
サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調 op.78「オルガン付」
キャメロン・カーペンター(オルガン)
マルセロ・レーニンゲル指揮グランドラピッズ交響楽団
2022年11月6日 グランドラピッズ、デヴォス・パフォーマンス・ホール


オルガンのキャメロン・カーペンターがいいと教えてくれたのは友人だったけれど、
クラシックに絡んでいるのは多分初めて聴く。
楽団はミシガン州にある。naxosから、アルバムなど出しているので、アベレージは
保たれているのだろう。


今日の3曲は皆絡んでいて、パイプオルガンの面白みを味わえる。
バーバーのは15分程度の曲で、祝祭感のあるもの。旋律などもちょっと
込み入ってたりして、オルガンのパートも引き立つように書かれたりしている。
重めの曲だ。会場は沸いていた。


プーランクもオルガン作品は7つの楽章に分かれていて、各曲2-3分、
22-23分のもの。初めからオルガンで攻めてくる。オルガンが入ると
響きも厚くなり、濃厚な感じに聞こえる。ここでおなか一杯になる。


後半はサン・サーンスの3番。これはおなじみで、実演でも何度か聞いたことがある。
30分くらいの作品だけれどよく出来ていて、オルガン入り人気曲として聴かれる。
小編成のオケでもパイプオルガンの低音が加わると、1サイズ大きくなったような
響きも得られ、演奏効果もある。
エッシェンバッハは今日の曲目と同じ曲で、アルバムを出していたりする。
こういう取り合わせはあるのだろうな。
前半後半で盛り上がり、オルガンが入るところからキメ技になる。
最後は明るく盛り上がって終演。会場は大いに沸く。



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