文庫本
キューバ・モンゴル・アイスランド
旅をしながら若林は
今の日本
『新自由主義』と自分の生きづらさをつらつらと考える。
『新自由主義』はただの経済システムなのに
人間の生き方に多大な影響を与えていて
多くの悩み苦しみ生きづらさが生み出されている。
ってことは
違うシステムで動いている国を見てみよう。
それは亡くなった父親の青年~壮年期の日本を知りたいという強い思いから
終戦から今日までの歴史を家庭教師から教わるという
大人としては勇気のいる行動から繋がっている。
自分でも書いているようにファザコンなんだろうが、
親のことを好きなのはいいことな気がする。
父親に
聴きたいことがことが沢山あって
話したいことも沢山あったという思いが
旅のそこここで立ち上がる。
だけど
センチメンタルでも時代を語るでもなく
”若林が旅をした話”なのだ。
キューバでは革命博物館に行き市場に行き闘鶏を見て
葉巻を吸えるようになり
冒険のようにバスで現地のビーチに出かけバカンス気分も味わう。
些細なトラブルにびびる姿には笑えるし
自分だったらどうするだろう、と旅気分も味わえる。
ただ
自分の生きている足元を見てみると
この国のシステムは上手く行って無いんだなぁ
という読後感も強かった。
とても面白い本。
キューバ・モンゴル・アイスランド
旅をしながら若林は
今の日本
『新自由主義』と自分の生きづらさをつらつらと考える。
『新自由主義』はただの経済システムなのに
人間の生き方に多大な影響を与えていて
多くの悩み苦しみ生きづらさが生み出されている。
ってことは
違うシステムで動いている国を見てみよう。
それは亡くなった父親の青年~壮年期の日本を知りたいという強い思いから
終戦から今日までの歴史を家庭教師から教わるという
大人としては勇気のいる行動から繋がっている。
自分でも書いているようにファザコンなんだろうが、
親のことを好きなのはいいことな気がする。
父親に
聴きたいことがことが沢山あって
話したいことも沢山あったという思いが
旅のそこここで立ち上がる。
だけど
センチメンタルでも時代を語るでもなく
”若林が旅をした話”なのだ。
キューバでは革命博物館に行き市場に行き闘鶏を見て
葉巻を吸えるようになり
冒険のようにバスで現地のビーチに出かけバカンス気分も味わう。
些細なトラブルにびびる姿には笑えるし
自分だったらどうするだろう、と旅気分も味わえる。
ただ
自分の生きている足元を見てみると
この国のシステムは上手く行って無いんだなぁ
という読後感も強かった。
とても面白い本。