おんおん と 泣く 夢を見る
重い布団をはねのけて
がばり と 起き上がると
頬がきっちりと冷たくて
途方に暮れる
馴染んだはずのタオルケットがベッドからずり落ちていて
知らない場所で目覚めたように心細く
目が冴えてしまう
心が餓えているので
リンゴだのミカンだの手あたり次第口に放り込み
真夜中に食べる罪悪感をも背負って
その重さに潰されれば眠れる
おかしいな
大人ってもっと余裕だと想像してたのに
そんなところにたどり着けないじゃん
重い布団をはねのけて
がばり と 起き上がると
頬がきっちりと冷たくて
途方に暮れる
馴染んだはずのタオルケットがベッドからずり落ちていて
知らない場所で目覚めたように心細く
目が冴えてしまう
心が餓えているので
リンゴだのミカンだの手あたり次第口に放り込み
真夜中に食べる罪悪感をも背負って
その重さに潰されれば眠れる
おかしいな
大人ってもっと余裕だと想像してたのに
そんなところにたどり着けないじゃん