もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

生きものとしての加齢

2020-10-26 23:58:53 | Weblog
中学時代から
近視に乱視で眼鏡をかけて幾年月
0.04とかの裸眼なので
老眼はやってこないのかと勝手に思っていた。
映画の字幕が読みづらいってんで
遠くにピントを合わせた眼鏡つくって二個使い。
しかし、
ある日なんだか本が読みづらい
やってきたんだ老眼。
本が読めないと辛いので
手元にピントを合わせた眼鏡を作った。
三個使い分けてます。
遠近は見づらいので中近というのが日常使い。
もうね
どこもきっちりなんて見えませんよ。

江戸時代なら
針仕事も出来ないご隠居ですよ。
平均寿命が延びようが
身体の仕組みが変わらないんだから仕方ない
滅びて行くばかり。
悲しいというより「へええ」と面白がりつつ
『どんなおばあちゃんになるんだろう』と
ロールモデルの見当たらない道を
てぽてぽ歩くのだなぁ、と思っている。

体形も
昔銭湯でみてたおばちゃんに似てきて
面白いんだよなぁ。
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映画館はまだひとつ置き

2020-10-22 23:53:49 | Weblog
今日行ったところはそうでした。
「82年生まれ、キム・ジヨン」を観てきました。
考える作品だったので感想は後ほど。

鬼滅がえらいことになってるようなので
シネコン行きたくないなぁ、と二の足を踏んでたのと
多分
夏の疲れが今頃ですか?風味の疲れで
映画館に足が向かなかったのよねぇ。

白い恋人とかのお土産持ってる人を見かけるので
GOTOしてんだなぁ、皆さま。
でも、ちょっと
人が多い店は避けてしまうのであった。

秋はいつも色が地味な洋服が増えるけれど
今年はアースカラーが流行なようで
暗いよ店先が。
あと、くすみピンクってスモーキーピンクと違うんかい?
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眠い、眠すぎる

2020-10-18 22:50:57 | Weblog
冬眠する時期だろうかね。
最近怒ることばっかりでエネルギー使うんだろうか。
寒いしねぇ。

本の感想がたまってます。
面白くて続けて2回読んでるからか。
財布の口が堅くなるどころか
財布が小さくなってしまったので
本屋でうろうろしまくりでようやくセレクトしてるので
2回読んでしまうほど面白い、という理由。

ストーブつけちゃった。
なんか色々面倒で
ふいぬ「おりゃあー!」と叫んでガス抜き。
寝る寝る、眠い。
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旭リンゴをしゃくしゃくと、秋

2020-10-14 23:37:32 | Weblog
めずらしくデパ地下で
大玉の旭リンゴが売っていたので
五つで千円、、、とうろうろするも
旭にはめったにお目にかかれないので
夕食は三日目のカレーでほか何も買わなければいいじゃん、と
布トートに突っ込んでご機嫌で帰宅。
早生みかんも二つ残っているので果物長者ほくほく。
(小者の長者ではある)

柔らかい果肉と酸味が旭リンゴの醍醐味ですが
痛みやすいので
ひとつ二百円か、などと大事にし過ぎないで
皮ごとしゃくしゃくしております。

友人が突然マンゴーアレルギーを発症したと聞き
「マンゴーは食べなくてもなんとかなるけど、バラ科アレルギーになると果物かなりダメになるよ」
などと電話で言ったのは
南国の果物とはあまり出会わない生活圏だからでしょうね。
実際マンゴーは何年も前に行った沖縄でとてもおしいしいジュースを飲んだのと
ちょっぴりケーキに載っているくらいしか食べたこと無い。
バナナ!あのヒトは南国なのに仲良しだった。

旭リンゴはつるっと光沢のある赤でございます。
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♪私はバカになりたい~

2020-10-11 22:32:47 | 考え事好き
ヒカシューの曲だったと思う。

もうさー
スダレ総理はなんでインタビューとかしてんの?
原稿見ないで喋る機能ついてないの?
いぢわるしかできないの?
な・ん・な・の・アレ
キーってなりたくないんですけど!

さらに
神恵内と寿都のジジイ共な!!
あいつらチェルノブイリの時はまだジジイじゃなかったろうに
どんだけバカなの?
つか
東日本大震災の福島原発のこともなかったことにしてる?
カタがついてないんだよ。
だから泊も止まってるんじゃんか。
それで金が落ちないだか交付金が減ってきただか神恵内のジジイがTVで話してて
「神恵内の将来のためには必要」だって?
『俺が生きてる間なんとかなればいい』なんでしょ。

泊が稼働する前に
おじさんおばさんに混じって
北電前とか抗議に行ってた身としては
腹立たしさしかないわ。

結局
北海道なんて捨て石だって思われてんだよ
中央に。
あのスダレも含めたバカどもに。

というわけで
♪私はバカになりたい~
考え込みたくねぇんだよ、全く。
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JOY-POPSが中止になってしまいましたーー!!!

2020-10-07 23:21:05 | Weblog
昨日連絡が来てたのに
見落としてた、ぐっすん。
今年の3月が5月に延期になり
さらに来年の1月開催予定になったんだけど
座りだし椅子有りだし
キャーキャー言わなければいけるか、って思ってたのにさあ。
東京だけやりますよって出向けないよ
席も少ないんでしょ、どーせ。
配信
うむ
配信ね。

先に楽しいことが無いと日々がつらいっす。
心も弱らせる新型コロナ野郎

払い戻しに手続きにも慣れたのが悲しいが
発券した店まで行かねばならぬのだな。
お金戻ってくるうれしい、とはちっとも思わない。

なんだかなー。
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「ミッドナイトスワン」2回目

2020-10-03 00:12:18 | 映画
本気でネタバレです。



ちょっと開けてみました、が、どうだろう。


赤いライターから始まり4羽の白鳥が揃って履く赤いトゥシューズ。
深紅が象徴的に使われる冒頭のシーンがとても好きだ。


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~~ ~ ~ ~ ~~ ~ ~ ~ ~ ~

ねぇ
私は産んでって頼んでない
お母さんと一緒にいたくないって言ってない
東京の親戚に預かられるなんて聞いてない
学校が面白いわけじゃないけど転校したいなんて思ってない
親戚はみんなお母さんが新聞沙汰になったりしたら迷惑だって思ってるだけじゃん。
どうして皆「あなたの為」なんて嘘ばっかり言うの!
一度も名前を呼ばなかったけれど
凪沙さんがくれた光が言葉をくれた。
バレエにも出会えて生きるのもいいな、って思えた。
りんに出会えて友達っていいな、って思えた。
でもやっぱり私に幸せなんてやってこないんだね
一度見えた光が消えるのは何も無かった時よりツライよ。
凪沙さんまで「あなたの為」なんて言わないで、頼んでない!
男の人の姿になんてさせてごめんなさい。
そしてお母さんが迎えに来た
お母さんには私が必要なんだ
凪沙さんごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
一果って名前を呼んでくれたのにごめんなさい。


中学を出たらバレエ留学したいと思ってる。
踊ることは続けられたから。
その前に
凪沙さんに会いに行くよ。
なんて言ってくれるかな、喜んでくれるかな。


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


お金が貯まらないだけじゃなく何かがその一歩をとどめていた手術を受けたのは
一果のお母さんになりたかったんだろうけど
違うよ、凪沙。
お母さんじゃなくても愛せていたじゃない。
ちょっと間違えたね。
あなたがいなくなったら一果がそれを背負わない訳がないのにさ。



謎だったことがいくつか。
凪沙が貯めていたお金。
あんな丸見えだったら盗っちゃうよ、大抵。
特に最初のお互いに心を開いてない時気になった。
なんのこだわり?監督。
りんの父も母も「今日学校どうだった?」と聞いた。
りんの学校生活には何か問題があったのか、いじめにあってたりしたのか
そこは描かれない。
りんはどうして跳ばなければならなかった?
手術のあのカットは二つも必要だったのか
何より服がはだけるあのシーン。
下着はどうなってんだ?
酷い言葉を凪沙が浴びせられるためだけにしか思えない。


孤独な人しか出てこない作品。
ショーパブの同僚も
少女を性的搾取している大人の男と風俗の客は孤独な上に歪んでいる。
りんもその親も。
バレリーナも舞台の上では孤独だ。
それを知りながら人は寄り添おうとする、光を求める。
そういう作品だと思う。
傑作。
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罪の声 塩田武士

2020-10-02 00:08:33 | BOOK
グリコ・森永事件は覚えている。
お菓子のパッケージの話題になるとネットに誰かが「若い子は知らないのか」と書きこむが
実際事件前はどうだったのかは記憶にない。
お菓子売り場には行ってたはずなんだけれど。

映画化される
それも源ちゃんが出るサスペンスなら観に行こう。
というきっかけで文庫を買ったら
面白くてひと月で2回読んでしまった。

作品の中では『ギン萬事件』とされているが
事件の概要はそのまま描かれている。
確かに犯人からの金の受け渡し指示は子供の声だった。
何も知らずに巻き込まれたであろう3人の子供に作者は物語を与える。

テーラーを営む曽根俊也が父親の遺品の中から見つけた手帳とテープ。
平凡だった日々に突然恐怖が口を開ける。
世間を騒がせた恐ろしい犯罪に子供の自分が加担させられていたのだ。
俊也は父の幼馴染で顧客でもある堀田と共に
誰がテープを録音し『ギン萬事件』に関わっていたのか
その人物は自分とどんな関係なのかをおそるおそる調べ始める。

同じ時期に事件を調べ始めたのは新聞記者の阿久津英士。
社会部の特集記事に援軍で呼ばれて乗り気ではなかったが
事件の真相と深い闇に近づいていくうち
記者魂も目覚め
テープの子供、青酸いりの菓子の標的とされた子供
犯罪に巻き込まれた子供たちの為に真相を知りたいと動く。

もうとにかく面白い。
現実の事件を綿密に取材した展開に
作者の想像で出現した犯人たち、その姿がぴったりと接着されてリアルなのだ。
生まれついての犯罪者
そうならざるを得なかった犯罪者
ベクトルの全く違う動機の犯罪者

たまたま集って起こした大事件。
それらに巻き込まれてしまった家族の悲劇。
一級のサスペンスでした。
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