もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

あれやこれやそれや

2024-08-28 23:22:46 | Weblog
「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」を見た
「わたしを離さないで」を読んだ
「お母さんが一緒」も観たんだった

「箱男」を観に行きたい

何より青森まで見に行った奈良美智展覧会のことも
文章化しておきたい

頭が回らなさすぎて
身体が重くて
日常も息切れしながらだしなぁ

まあしかし
何も記録せずに生きていく人が沢山いるというのに
書いておきたい気持ちの大きさに
なんらかの業か?とか思ってしまうのも
面倒くさいお人柄ってことか
寝る
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「ラストマイル」

2024-08-27 23:49:20 | 映画
2024.8.23

普段、初日は混むので避けるのだけど
どうにも観たかったので時間を合わせて駆け込み。
野木亜希子脚本なだけで見逃せないのに監督が塚原あゆ子で
「MIU404」と「アンナチュラル」が存在する世界で起きる事件だよ⁈
観るでしょ

冒頭、出勤するためにモノレールに乗っているエレナ
ガラス窓に映る姿がスクリーンに
なんで本人を直接写さないのかな?
などとぽやぽや考えていたら
ドームコンサートの入場列のような物流センターの派遣出勤模様に度肝を抜かれる
え?どれくらい広いんだ物流センター?
実はネットで買い物をほとんどしないので
想像したことも調べたこともないのよ
なので
実際の物流センターの映像に口が開いてしまう「はああ?」
あんなところでバイトできる気がしない。

この広大なセンターの新しい長となったのが
エルメスのバーキンをめっちゃラフに使ってるエレナ
アクセサリーも沢山でオシャレ
仕事できるのってあたりまえじゃないですか、ってスタイルだ
一方
二年目でチームマネージャーって出世?それとも逃げ損ねた?
という風情なのが孔
この辺りで『実力主義といえば聞こえはいいがヤバそうな職場』と思う。
そして、倉庫を見下ろしてエレナが口にした言葉にひっかかったのだが
後に理由が解る。

ここから発送された商品が客に届けられ
ダンボールを開けたところで爆発する。
配達員の目の前で吹き飛ぶアパートの一室
ひとつめの爆弾

爆発のシーンが映画なので予算もあるしスクリーンも大きいし
迫力がすごくて
何度かある爆発シーンにその度「ひゃあ!」ってなったよ。

通販サイトから運送会社への取引価格その他押し付け
その下請けの個人ドライバーはひとつ配達して150円
昔、身内がやったことある仕事だ
お歳暮の配達下請け、車持ち込みでひとつ幾らだったんだろうか
割に合わないってすぐに辞めちゃったけど
ここに出てくる佐野父は誇りを持って働いている。

そう
出てくる人たちはみんな自分の仕事をまっとうにやり遂げようとしている。
運送会社も正社員ドライバーも下請けドライバーも
警察官も法医解剖医も
だけど
誰が悪いのかどうしたらいいのかどこからゆがんだのか
しわ寄せをかぶってしまう人がいて
荷物に爆弾を仕掛けずにはいられなくなってしまった人がいる。


通販サイトを使うのを控えよう、でもなく
配送業者に感謝を、だけではなく
国内メーカーの商品を選ぼう、でもなく
『あなたの手元にその品物が届くまで、沢山の人がかかわっているいることを想像してみて』
『その人たちが、辛かったり我慢してたり搾取されたりしてるかもしれないことも想像してみて』
『その立場に自分がなるかもしれないこともね』
『楽しい気持ちで買ったものがかかわる皆をも楽しくさせる仕組みだったらいいよね』
ということかな、と思いました。


満島ひかりさあ、「当て書きと言われてもしっくりこず」みたいな話をしてたけど
後半のエレナの突進の仕方は
見事に当て書きだと思って、心の中で拍手しちゃったよ。

「MIU404」のメンバーは懐かしく伊吹の「きゅるっ」に爆笑して
「アンナチュラル」はクのつく言葉で爆笑して、六郎の成長に感心して
医療器具の通販はいいけど卸からちゃんと買ってあげて(すんごい私情)

あ、
ああいう爆弾の解除の仕方は初めて見た気がします。
こわいこわい。


初日に行ったんだから、パンフレットを買えば良かった。
片付けで昔買ったパンフを捨てたのが最近で
ちょっと躊躇したのがミスだったな~
もう一回観にいこうと思います
エンタメとして面白さが爆発でしたので。
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「密輸 1970」

2024-08-05 00:00:51 | 韓国映画
2024.8.1

評判が良いので見に行ったら、「ベルリンファイル」の監督なのか。
上映最終日に駆け込み。

1970年代半ばの韓国。
地方の漁村クンチョンでは海女たちが素潜りで漁をしている。
オープニングから映像と音楽が昔の日本映画っぽい。
ダイナミックな潜りをひとしきり見せてから
せっかく採ってきたあわびなどが汚染されていて売り物にならないことが分かる。
煙突が映っている化学工場ができたせいだ
そうか、日本もその頃は公害あったよね。
重労働をしても稼ぎにはならない落胆
そこにもちかけられる密輸の手伝いの話
船長は乗り気ではなかったがリーダーのジンスクがハッパをかけて
海に沈められた密輸品を引き上げる仕事を始める船長と乗組員と海女たち。
最初は漁より稼げて羽振りがよくなったのだが危ない仕事ではある。
いつものように密輸品を引き上げようとしている現場に摘発が入り
慌てて逃げようとしたために起きる悲劇
ひとり逃げたチュンジャ以外の海女たちは懲役刑となる

途中まで『で、誰が一番悪いヤツなんですか?』が頭をぐるぐるする面白さ。
そして、暴力シーンの”見ているこっちが痛い度”やっぱり韓国映画ですね。
ホテルでの格闘シーンが見ごたえありますが
”そんなに刺したらもう死んでるんじゃ?え?生きてんじゃーん!度”もホント韓国映画
海女たちの水中での戦いは、ちょっと見泥臭いんだがカッコいいのさ

密輸王がベトナムで戦った話をしたりシリアスもあり
喫茶店かスナックみたいな店のオーナーのウソ泣きシーンは笑えるし
そして、何これサメ映画なんですか?
なところまで
見ごたえある作品でした。
音楽が、知らない曲なのに懐かしいのも
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