もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

久々にDOWNをくらう

2008-10-29 22:03:01 | Weblog
日曜日から、
頭痛、腹痛、痛み止めで胃痛
恐ろしい目にあってました。
寝て・起きて・寝て・寝て・起きて・寝る
月曜日は起き上がれなくて有給。
日課の夢さえみずに熟睡。

【季節の変わり目ご自愛下さい】
他人様への手紙のしめ
紙に書いて貼っておこうかなぁ。

全然動けなくて食べられなくて
一日半りんご2個と
昨日はおかゆとうどんですごしたら
会社のスカートがちょっとゆるい。
さすがに痩せるかぁ。
今日からごはんつぶ食べてるから、
すぐに戻るんでしょうけど。

季節の変わり目はいつもたいがいヤられるのに、
そんなことにも気が回らなかったのか?
ということではなくて、
寝込まないとリセットしない頭と身体だったのを思い出す。

動物園の動物を引越しさせる時に、
吹き矢で麻酔を打つ。
あんなようなもので、
強制的に眠らされないとダメなんだよね。
やはりケダモノであるのことよ。
食べ物だけじゃなく
煙草もお酒も身体が欲しがらないので、
自己治癒力ががんばっているんでしょう、多分。

東洋医学的には
風邪をたまにひくのはいいことらしいし、
今回は風邪じゃないんですが、
肉体が休まりました。

ココロと身体は繋がっているので
ひっさびさに、お花買ってきたし。
(そんな気力が長いことなかったし、
 ないことにも気がつかなかった)

レコード今は
”オン・ザ・ストリート・コーナー”
達郎のアカペラ。
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♪よぉこそ~

2008-10-29 21:41:34 | 音楽
もちろん、RCサクセションである。
そんでもって”ラプソディ”である。

♪どうだい?ノらないか? よぉこそ~
 久保講堂baby よぉこそ~

カッコよすぎて笑っちゃうけど、
なんなのコレ?
ククク。

さらに笑っちゃうのが
レコード聴いてるんだな。
う~ん何年ぶりだか覚えてないや、レコード聴いたの。
プレーヤーも針もバッチリですが、
時々片チャンとぶんで、アンプかラインかやばいかも。

まだ暑かった頃
仕事中にふいに「エンジェル」が猛烈に聴きたくなって、
”ラプソディ”以外何に入ってたっけと
ネットでCD検索したけれど、
仕事立て込んで中断したまんまだったんだよな~。

『レコード聴くんなら、
プレーヤーの上に山積みのCDを片付けないと・・・』
頭の片隅にずっとあった昨日。
久々に奈良さんのブログが更新されていて、
~レコードを片付け始めたら延々聴いてる~
みたいなことが写真入で描いてあったのでした。
そうじゃーん!やっぱレコードかければいいんだ!
ひらめいた。
だったら、カッコイイけれど、

あ。
今ひっくり返してB面。
「エンジェル」
ちょっと、聴く。

♪調子にのってるぜ 運のいいエンジェル
 また思い出しちゃう 優しくされたこと
泣くぞ。
キヨシロー。

んで、”BUN・BUN・BUN”さ。
♪ほら 両腕を差し出すよ~
やった!LIVEんとき必ず!


全曲感想集になっちゃうので、上の文章の続き。
日曜からDOWNをくらっていたので、
昨日は
『奈良さんてば、らしいなぁ』と思っただけだったのだ。
そして、今日ご飯も終って
メールしなくちゃいけなくて
『なにかけよっかな』
から始まって、
『レコードか?』とCDの山移動して、
最初、
坂本龍一&カクトウギセッション
なんてかけてあれこれアンプいじって、
『あああ!RCだよ、”ラプソディ”だよ!』

何ヶ月かかったんだ?
「エンジェル」聴くのに?
もう山には雪だしさ。
つくづく、ショーカットのそぐわない人生なのね。
(おおげさ・ふふ)

そして、ラストは「気持ちE」だから。
「愛してまーす」だから。


☆業務連絡☆
どきさーん、レコードのお手入れってどうしてます?
ワタシすっかり忘れてしまいました。
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「トウキョウソナタ」

2008-10-26 12:56:31 | 映画
黒沢清って「アカルイミライ」しか観てないよな。
映画館では。
だって家で「キュア」みたらすっごい恐くて、
“ホラーのヒト”認定したから。

キャストが魅力的なので観ましたが、面白かった。
でも、やっぱりホラーテイストありあり。
簡単に“家族の崩壊と再生の物語”なんて思ってたら
びっくりですよ、これから観る方。
笑えるシーンも沢山あります。

まずは、タニタってばなんて太っ腹!
父親がリストラされる会社がタニタなのさ。
実在する会社として名前貸すなんて、
プラスイメージにならないのにえらいぞ。

会社も家族も友人も学校も、
出てくる人々がみんな「点」なんだよね。
繋がってないんだなぁ、他者と。

リストラの場面がサラリーマン呆然とするぐらいリアル。
何十年、仰せの通り働いて来たのに
部署が廃止になるからっていきなり
「(今の仕事以外に)あなたは会社のために何ができますか?」
なんじゃそりゃ。
はみ出さずでしゃばらず、会社のことばかり考えてきたのに
いきなり“自分の売りは何だ”と聞かれたらうろたえるだけだろ。
「お前はいらない」ってだけの話じゃないか。

職探しに至っては、
まあ、あんなカンジです。現実も。
35歳過ぎは働かなくてもいい、という法律があったか?
と思うくらい仕事ないです。
ハローワークはもっとシステムが近代的ですが、
女性だと「結婚すれば」なんて言われますよ。
シャレじゃなく。
窓口の人と仲良くなるくらい通いましたから、ワタシ。

リストラされたことを家族に言えずに毎日スーツで家をでるというのは、
なんだろ、あれ。
男の人のプライドなんだろうか?
年齢からいくとローンまだ残ってそうだけど、
1戸建売り払って、アパートとかに引越しゃいいのに。
「売っても借金残る」は持ち家のヒトみんな言いますが、
残りの何十年が軽くなるでしょう。
違うのかなぁ。

中途半端におしゃれ感もありダサ感もあるインテリアからも解るのは
母親がそういう性格なのだろう。
家は専業主婦の巣だから。
服装がまた、臙脂というか海老茶というか
微妙な色の服ばかり着ているのが、
彼女の性格を現している。
そういえばパンツは一切はいてなかったきもする。
保守的ってことか?

いまどき父親が箸をつけないと食事が始まらないというのは、
ポリシーとしてはありだが、
それすらもいびつな拘束に映るのは、
父親としての力をみせつけたいがためだからだろう。
子供たちなんて
「よし」を待ってる犬みたいだ。

「お前達を守るのがオレの仕事だ!」なんて大嘘。
もしくは方法が全く間違ってる父親。
母親の愛情もなにか的外れだが、
子供はそれで救われているらしい。
しかし、囚われのように家から出ようとしない彼女も
行き詰っている。

そこに起こるとある出来事。

家族個々の、あらゆることがダークな方向に転がって行く中
室内も『白熱灯ってこんな陰気か?』と思う明るさで、
真昼の屋外でも、フィルターがかかっているように暗い。
それだから、ラストの光の明るさの救いが際立つ。

最後には次男のピアノが家族を救うのだけれど、
それはある種ファンタジーじみているが、
あのシーンは絶大なる救いだ。
音楽や芸術という、生きていくには必須ではないものが
人をどれだけ潤すか。

ラストに救いのない映画は最近ツライので、
良かった~。



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絶賛二日酔い中~あるいは酒でいっぱいの海

2008-10-25 21:45:29 | Weblog
確か、筒井康隆の本のタイトル。

先週に引き続き、午前様です。
こないだは朝刊配達済みでびっくりしましたが、
今朝は、
新聞配達の人が顔見知りの奥様でびっくりご対面!
「早いわね~」
「・・・今帰りですぅ」
真逆の人生でございます。
なんなら酔っぱで新聞配達するか?
(なにもかもが間違ってます。あははは)

「トウキョウソナタ」を観てから、
てくてくと飲み屋に移動。
生ぬるい夜でありました、昨晩は。

まあ、今日は地下鉄で帰ろうや。
と時計をにらみつつ最後の(はずの)1杯飲んでいたら
がたり 店の戸が開いて
きゃー!
何年も逢ってなかった、
なのに春先から逢いたくてたまらなかった飲み友達が登場!
本気で「きゃー」と手を振ってた模様。
ま、お互いすでに酔っ払いなので
「久しぶり~」
「なにちゃんだっけ?」(ちゃん、だよ。うふふ。)
適当に話が進んでいくし、
酔っぱだからループするし、
「何年ぶりだっけ?」
「うんとね、確か7年くらい」
おお!小学一年生。
ともだち百人できるかな?の時間ではないか。

飲み慣れた店には、お互いとんとご無沙汰なので、
テリトリー変えると風の噂も入ってこないし。
向こうがアドレス変わったら連絡出来なくなっていた。
がんばって探そうと思えば出来たけど
それって違うな。
と思っていたので。

酔っ払い同士は携帯の赤外線を受信モードで
「できなーい」としばしやってました。
まぬけでいいカンジかも、
きゃはきゃは笑い転げる。
私が気がついてちゃんとアドレス交換できたけど。

「7時から飲んでるんで帰るわ」
1時過ぎにご一同お帰りだそうで、
9時半から始めた私は飲み足りず、
他んとこ当たって全滅で
「しかたない。帰るかぁ」としょんぼりしたら
「飲んでれば」
「いいんですか~(きらーん)じゃあまたね~」
帰りもぶんぶん手を振って笑顔で。
「またね~」だよ。

えーと、
結局そのあと4時までゆるいマスターと飲んで、
実のあることやら四方山やら下世話やら延々話す。
もちろん延々飲み続け。
最後の1杯は
「半分だけ飲んで帰り」
とコップ半分の泡盛お湯割りくれた。
そうだねぇ、いいかげん帰らないとね。
なんだ?最近のワタクシは”閉店キャラ”か?
先週の店なんて口開けから閉店までだったし。
関係各所の皆様、ご迷惑かけております。
『いい加減帰って頂戴』シールとか貼って下さい。

しかし、皆さんここん家ご存じないので、
伝わらないのが残念である。
(確信犯)


なんか眠れないと、ホント酒抜けないんで
二日酔いというよりも
酔っ払いから二日酔いに移行中な土曜日。
デジャブ。
先週もそうでした・・・。
しかし、
天気がいいので散歩しに出掛けてラーメン食べて
下戸の友達のお誘いメールに
『二日酔いバージョンでよければ』とお返事。
口まわんないって、やっぱ進行形で酔ってるんじゃ?
おしゃれカフェでケラケラ笑って喋っていたら
友達目がまん丸である。
でも、面白がってくれたからよし。

そんな日もあるのが人生なのだ。
(バカボンのパパである)

大通り公園で綺麗な空と紅葉を見てきたので
BGMはビル・エバンスの【枯葉】
まんまじゃーん。
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今年は残念、北海道

2008-10-23 21:15:53 | Weblog
日ハム負けたそうで
デパートでは”応援ありがとうセール”開催中
いちお
西武には行ってみたけど
別段気になるものもない給料日前。
まあ、少し前に買い物魂小爆発しちゃったし。

冷蔵庫がしみじみと空になっていくのが面白い。
食べられない気分の日が多くて、
食品廃棄率の高かったここんとこ。
ちょっと復活。
枯れたはっぱを千切り捨てたあまりを
冷凍してたベーコンと一緒に炒めたりしてます。
白菜メインにウィンナーに残り野菜をぶち込んだスープに
あげくに豆腐いれてみたりして。
結構おいしいので、シンプルイズベストですな。

本当に自分で作って食べると
身体に染みること。
食べたものからしか身体は出来ないし。

今年はりんごが安くて、
ごはんが食べられない日もりんご三昧。
旭・さんさ・あかね・ふじ
楽しいぞ、りんごループ。
今日は小粒の旭。

朝、会社のロッカーで呆然としたのは
今日が金曜じゃない!ってことに。
昨日の午後
2時間かけて差し替えた各種台帳の
古いものをシュレッダーするのに1時間かかって
だだ疲れしたのが原因と思われます。
ある種の単純作業がゴウモンに使われるっちゅうのは
嘘じゃなさそうだ。

あえて最後にこっそりと。
コンサJ2にぶっちぎりで舞い戻り・・・。
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無題

2008-10-23 20:52:35 | コトバ
赤やら黄色やらの葉っぱたちが
はらり と樹から落ちる季節
風に吹かれる心の中のりぼん 
ふわり ゆらり 
強い風にはためく

そんな時にも 何もたくらまず
独り 背すじを伸ばしている強がりの
なんと難しいことか

ゆらゆらといつも誰かに寄り添い
それを風のせいにとかにして
柔らかく笑う人達の 軽やかさには
とうてい勝てない

そもそも
戦っているわけではなく
見ている景色や欲しいものや
たどりつきたい場所が違って
だから方法が違っているだけのこと
知っているのに
ぎりぎり歯噛みしながら
平気な顔をするクセが抜けない

いっそ 地団駄でも踏んで見せれば
悔しさが解りやすく伝わって
解り合えないとしても
何かひと筋つながれそうなのに
それが出来ない自分を持て余す

春にはイラ草の冠
秋にはつる草の冠
きれいなお花の冠にあこがれながら
結局そんなもんをかぶって「にゃあ」となくより能のない野良猫
まだ
化け猫にもなれはしない
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Naked Tracks -光へー

2008-10-20 22:01:53 | 音楽
SIONの自主制作アルバム

6月、かな。
”住人”というゴツゴツしたカッコイイアルバムが出て、
それをちゃんと通して聴いた時に
ふいに心に浮かんで、消せなかった想いが
くっきりとしてしまった。
何かは云わない。

「ひとりでやってるデモテープを出す」
そんな風にしかSIONは云ってないけど、
~本当のことを そんなに本当に云ってどうするって思う~
よしもとばななが宮沢賢治について語ったそんなような言葉を
そのままSIONにあげる。

薄めたり、飾ったり、解りやすくしなよ。
全部自分に還ってきちゃうよ。
剥き出しすぎて、
風のひと吹きがすごく痛いでしょ。

どうやったら、私がSIONを照らしてあげられる?
今まで足元を照らしてくれたSIONに光をあげられる?

いや。
別段小難しい歌が入っているわけじゃなく、
画家みたいに同じモチーフを
その時の気持ちで歌っているだけなんだけど・・・。
いつものSIONちゃあ、いつものSIONなんだけど。

犬笛が犬にだけ聞こえるように
私にだけこんな風に聴こえるんだろうか?

聴いていても痛いのに、
届いた昨日から繰り返し聴いている。
わがままだから、
痛いことにも目をつぶれないタチなので。


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

FCとLIVE会場限定発売ということで、
FC入っておいて良かった~。
失業した時も会費払い続けて良かった~。
このアルバムを知らなかったら絶対後悔する。

何年かぶりに、SIONに手紙を書こうと思います。
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降り積む落ち葉を踏みながら

2008-10-19 22:30:27 | Weblog
というわけで、
散歩ついで美術館を目指して円山へお出かけ。

人が沢山出ている円山公園で
風が吹くと舞い上がる枯葉を見ながら
久々のチキンフィレサンドでお昼。

びゅう、と風が吹くとなんでわくわくするんだろ?
「きゃあ」より先に。

足の向くまま
美術館とは反対方向の円山側の道をどんどん登る。
いや~、動物園に着いちゃう~。
思いつつも登る。
動物園も通り越し、球場も超え、知らない道を歩き続けると
全然知らない景色。
でもまだ進んでみる。
だって行ってみたかったんだもん。
森の中に入って行きたいが、靴と服がね、キケン。
まさかこんなとこ歩くなんて思ってなかったので。
野良猫根性というよりも、
テリトリーはみ出し具合はけものである。
いや、本当にけものでした。

さすがにここで迷うとヤバイかも。
あせり始めた時に
あ、こっち抜けられる!
と木々の間を縫ってでかいグランド抜けて、
住宅街をのんびり下っていったら、
美術館のすぐ近くに出てびっくり。
野生のカン。
時々すごい大当たりするが、
さっぱりコントロールできない。
しかし、驚いたわ。

帰りも円山公園を通ったら、
紅葉をバックに写真を撮っている人が沢山いて、
観光客やら家族やら。
その中の一家族が、
「植田正治かよっ」と突っ込みたくなる演出写真撮影中。
モチーフは”枯葉を空高く投げ上げる少女”
何回子供に投げさせてんねん。


住宅街のカフェでお茶していたら、
隣のテーブルで手作りアート系雑貨な人達が
展示即売会の打ち合わせ中。
ふむ。
一昨日ある人と話していた、
職人とアーティストは並列か否か。にひっかかるなぁ。
アシスタントと共に大掛かりな作品を作り続ける村上隆と、
一人でキャンバスに向かい続ける奈良美智。

ギャラリストの小山さんの本を立ち読みしたのも一昨日で
『その画風に、イラストとは違うのかと聞かれるが、
奈良(美智)は自分の描きたいものしか描かない』
『(作品を作る姿勢において)村上(隆)はクリムトで、奈良はシーレである』
というフレーズが心に残っていたのかな。

そんなこんなで
旭川の展覧会でサインしてもらった【NARA NOTE】を読んでいる。
2002年!
そっか。6年前か。
あの時、旭川で観た展覧会を弘前まで観に行ったときも
唐突だったよな。
あれも、野生のカンかも。
違う道に踏み込んでも、やはりけもの道。
大通りは歩けないタチらしい。




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粟津潔 展~思考する眼差し、絵画するイメージ 

2008-10-19 21:47:26 | アート
札幌宮の森美術館

鮮やかな色彩のアートポスターに魅かれてたどり着けば
米軍基地反対闘争のポスターに釘付け。
「海を返せ」
泥臭く力強い漁師の顔をさえぎる鉄条網。
1955年の作品。
海はまだ帰ってきていない。
ベトナム反戦・反核
アジテートのデザインとしては美しすぎるポスターたち。
思想とアートは離反しないのか(商業主義とも)

象形文字から漢字の起源を書き解いたもの。
一文字ずつ。
漢字のデザイン性の高さに改めて気がつく。

極彩色のポスターが壁一面にはられた壁は
目が痛いほどの鮮やかさ。
文学座。
なるほど芝居のポスターでありましたか。

『造形する、美術、デザインするということは、
 自由な精神の奥底に眠っているものを起こして、
 作品というモノつくりだす仕事である』

フライヤーにあった言葉に、うなりながら
順路の終わり辺りの
花札のシルクスクリーンがきれいでぐんと近づいて観る。
花札の図柄というのもアートでしたか。
いや、確かに美しい構図。
気がつくか、つかないか。
そういうことか。

~~~~~~

この美術館は結婚式場に併設されているので、
お客さんが待ち時間に観てました。
(正装のひとたち)
集中しているとこに、空気感の違う人がくると
なんか 面白い。

さらに、アーティストグッズコーナーに奈良さんが!
なのに、欲しい物がいっこもなくてがっかり。
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ドローイング Ⅰ

2008-10-18 20:43:25 | コトバ
(「奈良美智と旅の記録」を観た夕べに」)

奈良さんの言葉に耳をそばだてて、
刻むこと。
ちゃんと心に落としていくコト。

間違いは沢山あっても
やらなければよかったことなんていっこもない。

食べてみてヤバかったら、吐き出してしまえ。
それだけのことだ。

今!
今が明日を決めます。
書くことで確認していく沢山のこと。
キモチ・できごと・やりたいこと・やること
手放していいもの。

決められないときの決め手は何だ?
迷うこと の
ポイントを見極める。

大切なものは磨く。
みがく。
私にしかぴかぴかに見えないものでも磨くこと。
曇った鏡に映っている自分なんて
所詮それだけの人間でありましょう。



途切れるもの
繋がるもの
見極める?選ぶ?
溢れこぼれる手前の
水際のラインを見落とさないこと。
あっという間に
首まで水につかるから。

うかうかとぬけぬけと
笑いながら逃げる技術をみがく。
本能の警告の音を聞き落とさないように。

生きてなんぼ なことに
いい加減気がつかないとね。

誰かがくれる何かは
私の欲しいものじゃなかったりすることが多々。

いつでも身を翻して逃げられる体制で。
水辺で水を飲む草食動物のように。



というわけで
ガツガツと書き飛ばして見えたことは
「逃げる」と「みがく」と「水際」

私の中になにが起こっているのやら。
2008秋
おもしれぇ。
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