今年初めに超望遠レンズを購入して、まず行かなければ、いや行きたかった場所だったのですが、何かもったいなくて行かなかったのが羽田空港です。
羽田空港は川崎駅から近いので、会社帰りに寄ることも可能なのですが、今回はわざわざ有給を取っての挑戦です。天候は抜けるような晴天ではなかったのが残念ですが、超望遠レンズの御利益は大いに感じることができました。
まずはタイトル写真です。AIR DOのB737とモータボートと東京ゲートブリッジです。換算250mm程度で超望遠でもないのですが、一期一会的で気に入ったのでタイトル写真にしてみました。
これこそ、まさに『THE 航空機写真』ですね。
ちょっと霞かかっているのが残念ですが、地上のビル群も写っていたので空を飛んでいることがよくわかる写真になりました。
※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/1000sec F9.0 ±0.0EV 450mm相当 ISO200
後方からの撮影です。この圧縮効果こ超望遠の真骨頂です。換算560mm程度になります。奥に駐車している旅客機と手前のものとの距離はGoogleMapで確認すると400m以上は離れているようです。
こんなに駐機している姿が見ることができるのもコロナ禍の影響かと思いますが、なかなかの姿ですね。
※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/500sec F8.0 ±0.0EV 560mm相当 ISO100
離陸後、空に吸い込まれるように飛び上がる姿を撮影することは飛行機撮影の醍醐味です。霞んでいた空はだんだん抜けて青空になってきました。
それでも換算360mm程度です。
※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/1250sec F9.0 ±0.0EV 360mm相当 ISO200
思えば最初に羽田空港で飛行機目的に撮影しにきたのは2007年の頃、オリンパスの望遠コンパクトカメラC-755 Ultra Zoomで撮影したのが最初でした。
その時は散々で離着陸の飛行機を狙うことはカメラのAFが追いつかず、結局駐車している飛行機を狙って撮影し、さらに夏真っ盛りの昼過ぎだったため、霞がかかった結果ばかり、その時は今の機材じゃこういうところで、いい写真は撮れないんだ。と感じたものです。
次に羽田で撮影したのは、その数年後にマイクロフォーサーズのE-P3と14-150mmを入手してからです。その間にもフォーサーズの一眼レフ、ダブルズームキットを持っていたのだから一度くらい行っていても良いと思うのですが、飛行機撮影自体に興味を示さなくなったからかも知れません。
子供も小さかったので羽田に行くほど被写体に困っていたわけではなかったのでしょう。