以前よりモノクロ写真にかなり興味を抱いていたのですが、実際のところカラーで撮影して「家帰ってから画像加工でモノクロにすれば良いか」なんて軟弱に考えていたためか、結局のところ撮影スキルも上がらず、結果も残らずといった状況が続いています。
秋葉原から上野方面へ移動する機会があったので、以前にも紹介したスマホアプリnomo cameraのROMAと呼ばれる無料で使えるシミュレータでモノクロ撮影に挑戦しました。
タイトル写真は秋葉原から上野に向かう途中の町並みです。
縦横比がかなり極端なワイドで撮影できるシミュレータでした。2.4:1といった変則画面比率のため、シネスコープを意識した画面比率だと推測します。
画面中央の高架橋は地図で確認するとJR山手線、京浜東北線、東北新幹線の高架橋のようです。広告看板がモノクロとマッチして古くないのに妙に懐かしさを感じます。
ちなみにROMAって何だ?と思いネットで検索してみたところ、2018年の映画(モノクロ)が軒並み出てきました。多分それをモチーフにしていると思います。
この写真は、その高架橋をくぐり抜けた向こう側になります。
こちら側はずいぶんと整備されており、モノクロで撮影することで1980年代に描かれる未来を感じさせる写真になりました。
レンタル自転車があったのでアクセント入れて撮影してみましたが、やはり難しい。
ただなんとなく撮っただけの写真になってしまいました。
経験不足ですね。
高架橋の新幹線側です。ぱっと見「いつの時代の倉庫街だ?」となりそうですが「21世紀の東京の中心地の風景」ともいえます。
上野・秋葉原がギリギリ山手線内と考えれば東京の中心と言っていいと思います。
やはりモノクロ撮影は難しいです。
撮影して現地でモニタ確認した際は「なんだかな~」と思うのですが、家に帰って見返してみると「意外にいい写真だよな」なんて思ったりすることが多かったりします。
ここをスタートとして、モノクロスキルを上げていきたいのですが。。。
誰かモノクロ撮影の極意をご存じの方いませんかぁ!
モノクロを専門といっていいほど、好んで撮られるこだわりのアマチュアの方も結構いらっしゃいますから、おいそれと技術的なことは書きづらいです。
今時の若者がフィルム写真を「エモい」と感じるように、カラー世代の私は逆にモノクロ写真に雰囲気を感じてしまいます。