カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

ガラケーのカメラ機能。案の定使えるのだけど意外な欠点が潜んでいた

2021年11月07日 09時37分31秒 | カメラ

突然ですが、10年前に購入したガラケーは廃棄されず目覚まし時計として使っています。 

最初のスマホであるiPhone6を購入した時、そのガラケーをショップで処分してもらっても良かったのですが、 定価の4万円程で購入したこともあり (1円購入など総務省のお達しで規制されていた頃だった)貧乏症な性格もあってか残しておいたのです。

それがタイトル画面にもあるPanasonicのP-05Cです。


そもそも「ガラケー」は「ガラパゴス携帯電話」の略称であり、ダーウィンの進化論における、ガラパゴス諸島の特異的な生態系になじらえ「日本独自規格」である赤外線機能やワンセグなどが象徴的に語られる「昔の携帯」「スマートフォン前の携帯」を指します。


このガラケーには「ストレート型」「スライド型」そして皆さんご存知の「折りたたみ型」の三種が代表的なものです。

  • ストレート型:小型が利点。画面及びボタンが小さい短所が目立つ。

  • スライド型:ボタンは小さく画面は大きいことが特徴。大画面が露出するため几帳面な日本人気質からちょっとズレる。

  • 折りたたみ型:大型な画面とボタンが特徴。折りたたむことにより面積が半分になり、画面も内側に折り込まれるためなるため画面が保護される。よって折りたたみ型携帯以外は変異種と思われるほど普及したデザイン。

当時私がP-05Cを選んだのは、猫も杓子も折りたたみ型の携帯ばかり、個性を出すにはそれ以外のストレート型かスライド型を探していました。

その中、ぱっと見コンパクトデジタルカメラと見間違えるデザインをしたP-05CとP-03Cに目を奪われました。価格は下位機種であるP-03Cだったのですが、P-05Cのマッチョな感じと光学式手ぶれ補正(O.I.S.)がえらく気に入り、嫁さんの反対を押し切って購入したのです。



こちらがP-05Cの操作面及び画面側になります。

今となってはユニークな形状と言わざる得ません。

折りたたみ型にくらべるとやはり数字キーがかなり小さいです。

最大の特徴はスマホにはあたりまえにある、インカメラが存在しません。とうことはフェイスミラーや経験と勘頼みで自撮りすることになります。



山下公園の氷川丸です。

ピントが若干甘いところが時代を感じさせます。2011年7月発売とのことですが、まさにコンデジ全盛の頃ですね。

※ Panasonic P-05Cで撮影:1/2sec F2.8 ±0.0EV 27mm相当 ISO50




同様に山下公園から桜木町方面を撮影してみました。

これはよく撮れたと思います。

ガラケーでもこんな綺麗な写真を撮ることができたんですね。ちょっと感動です。

※ Panasonic P-05Cで撮影:1/2sec F2.8 ±0.0EV 27mm相当 ISO50



川崎ラチッタデッラです。

天気が良かったこともありますが、空も外壁もいい色出しています。流石に1000万画素オーバーは伊達じゃない。

※ Panasonic P-05Cで撮影:1/2sec F2.8 ±0.0EV 27mm相当 ISO50


いつものように「まだ現役で使用できる」といいたいところですが、やっぱり使いこなすのは難しかったです。限りなくコンデジに近いデザイン(下手するとコンデジより小さい)は、私の琴線に触れるものであり(だから当時購入したんですが)撮影された写真は十分現役でいけるのですが、今時のスマホの画面画質にに比べると液晶が見にくい(劣化しているのかも)ことはかなりのストレスであり、撮影を困難にさせます。

こんなに手間をかけて撮影する必要があるのなら、一眼デジカメで撮影した方が楽しいです。


コメント (8)
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