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川崎駅から都心に向けて走る京急線沿線の立会川駅を中心に散歩をしてみました。立会川駅は品川区に位置しますが、京急線各駅停車の駅となります。
タイトル写真は商店街の一角に鎮座する坂本龍馬のブロンズ像です。
歴史的な話をすると江戸時代末期、立会川周辺は土佐藩の下屋敷(上屋敷は藩主が江戸で住む邸)であり、若き土佐藩士だった坂本龍馬も住んでいたようです。
その頃の坂本龍馬は尊皇攘夷派だったので、このブロンズ像もトレードマークのブーツではなく、草鞋を履いています。
※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/1590sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50
立会川駅は明治からの歴史ある駅ではありますが、平成の世に高架橋の途中にホーム設置をする立体化工事を行なったため、入口は階段だけとなっておりちょっと寂しい感じがしました。
※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/693sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50
立会川駅の近くには名前の通り「立会川」が流れます。
暗渠(あんきょ)といわれる地下の管路も含めて構成されていますが、全長7.4kmの長さになる二級河川です。
駅前の「浜川橋」から撮影しましたが、近くには鈴ヶ森刑場跡があり、身内が罪人との別れを惜しむ橋とのことで「泪(涙)橋」とも呼ばれているそうです。
※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/1590sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50
他にも北の泪橋として小塚原刑場跡、南千住駅近くにも泪橋があります。残念ながら泪橋が架かっていた思川は隅田川に注いでいたらしいですが、既に暗渠されて下水道になっているようです。
駅を出ると目の前には懐かしさを感じさせる商店街が展開されています。
※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/747sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50
立会川に架かる弁天橋から撮影した「ボラちゃん橋」(青い架橋)を撮影しました。
2003年に大発生したボラにちなんでつけられた人道橋です。
1996年には東京一汚い川だったとのことですが、関係者の皆さんの努力でボラが大発生するほど水質が良くなったのだと思います。
※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/2451sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50
駅自体の規模は大きいとは言い難いですが、歴史的にもかなり奥が深い町だったことにかなり驚きました。京急線各駅止まり沿線はまだまだ面白い町を見つけられそうです。
私も今回知りました。場所に歴史あり、といったところでしょうか。
近場を掘り下げるのも面白そうです。
駅を出て すぐの公園ですよね。
コロナ禍の時にはマスク姿だったのが可哀想に思えました。
都内では、赤坂の勝海舟との師弟コンビでの2体が龍馬像の全てだったと記憶してます。