花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

根岸栄一さん、「単なる科学とも、物理ともいえない、危険なもの」

2011年09月29日 | 脱原発・原発廃止へ

11.29(木)報道ステーション「原発私はこう思う」

ノーベル賞の根岸栄一さんが「脱原発」の立場から述べられました。

《要旨》
原発は単なる化学とも、物理とも違うもの。本質的に危険をともなう。
特に使用済み燃料の処理は確立されていない。

(推進派は)近視眼的に「自分たちが生きている間だけ良ければ良い」とは思っていないだろうけど、(エネルギー問題は)長期的ビジョンでなければならない。

物理的、化学的に新しいエネルギーを作り出すことができるはず。エネルギーの発見発展にもとずく展開に力を尽くすべき時。

「根岸カップリング」で、ノーベル化学賞を受賞しましたが、この技術を特許取得していなかったことで、有名です。
特許を取らなかった理由は、この技術の普及でした。

 

原発に頼ることをやめるべき.....。
東大の先生は東電に買収されています。そうすると公平にものを言えなくなる。だから、絶対に買収されてはいけません。私は買収されていないから、どこでも何に対しても自由に発言できるのです。
                                                            週刊現代2011.05

                                                                                                                      原発廃炉に向けて

「ウイルス原発狂わす」・やはりあった原発サイバー攻撃

2011年09月28日 | 脱原発・原発廃止へ

9.28読売新聞
兵器としか言いようのない「サイバー攻撃」が、原発にも行われたことが、報じられました。

2003年 米国  原発コンピュータの安全システムが5時間停止
2010年 イラン 原発関連のコンピュータ3万台がスタックスネットに感染。
           イランの感施設で984台の遠心分離機を停止させ、プシェール原発も、一時的に制御不能に。

米国のセキュリティー会社「シマンテック」の研究員の背筋を凍らせた「スタックスネット」。
普段は眠っているのに、特定のシステムに触れた瞬間に目覚め、周囲の装置を壊し始める。
「コンピュータシステム」のサイバー攻撃は、これまでも鉄道網や、行政機関を脅威にさらしてきた。
しかし、今度のウイルスは、今までと違う、恐ろしい力を持っている」と断言しています。

サイバー攻撃は、陸・海・空・宇宙に続く、第5の戦場になりつつあるらしいです。
日本は他国と比べて、サイバー攻撃に対する危機管理が、遅れており、発信源の特定さえ難しい状態とか。

以前日本でも「ハッカー養成」という記事を見た記憶があります。
「日本では「ハッカー」の悪いイメージが先行し、公に養成するのが遅れている」という記事でした。
三菱重工業の企業秘密がどこまで漏れたのかは、分かりませんが、やはり国のレベルで対応しないと、どんどん攻撃される時代に入っているということでしょうか。
「原発」も実際に攻撃にあうことが、実証されました。

     原発廃炉に向けて


高村薫さん・「厳しい選択をすることこそが希望」

2011年09月20日 | 脱原発・原発廃止へ

9.19報道ステーションで、作家の高村薫さんが「原発」について語られました。

日本の財産は自然の風土。その日本の美しい風土は失われた。
新しく歩むには原発を止めること。
フクシマの事故の悲惨さ重大さを考えたら、ここで「脱原発」に踏み出さなければならない。
「だけど」と「企業家」達は言う。電気が足りないと。
しかし、「ダメなものはダメ」 「厳しい選択をすることが希望」

日本の将来、未来に不安を持ち続ける日々。
「脱原発」は、「希望」につながると思いました。
苦難の時を、国民が一丸となって、新しいエネルギーのあり方、しいては社会のあり方、人間のあり方をもう一度構築できるチャンス。

     原発廃炉に向けて


大江健三郎さん「原発は荒廃と、犠牲」・発言者リスト・1000万人署名へ

2011年09月19日 | 脱原発・原発廃止へ

きょう東京で脱原発のデモがあったようです。
「さよなら原発1000万人アクション脱原発で持続可能で平和な社会を目指して」

NHKニュースで知りました。
作家の大江健健三郎さんのアピール
原子力エネルギーは必ず犠牲と荒廃をもたらす。
私たちに何ができるか。民主主義の集会、市民のデモしかない。

今日のフクシマは、3号機が初めて100度以下を24時間以上継続でき、「冷温停止」に向けて、進んだようです。
一日も早い収束を望むのは当然ですが。しかし事故自体が安定的な収束状態に持って行けたとしても、まき散らされた放射能まで回収することはできません。何100年たとうと、事故の本当の収束はありえないことになります。

9.20(火)追記
呼びかけがあったのを、今日知りました。  
「さようなら原発 5万人集会」

「1000万人署名へのキックオフ」とう位置づけなそうです。http://sayonara-nukes.org/shomei/

発言   落合恵子さん 大江健三郎さん 内橋克人さん 鎌田慧さん
澤地久枝さん 山本太郎さん 武藤類子さん(ハイロアクション福島原発40年実行委員会)
ドイツからのゲスト フーベルト・ヴァイガーさん(FoEドイツ代表/逐次通訳)

    原発廃炉に向けて


先祖から私たち、私達から子孫へ伝える国家・上杉鷹山「伝国の辞」

2011年09月14日 | 脱原発・原発廃止へ

上杉鷹山の「伝国の辞」というのがあることを知りました。

家督を譲るに当り、藩主の心得として伝授したものなそうです。

3つの心得の第一が
国家は先祖より子孫へ伝え候国家にして我私すべき物にはこれなく候

 

今の日本で考えると、「私たちの国は、私たち世代だけのものではない。先祖より受け継いだものである。次の世代に正しく引き継ぐよう、道を誤ってならない」ということでしょうか。

 

無謀な戦争で焼け野原になった国土を、今のように復興させた日本人。

世界に誇る美しい国土です。

その美しい国土を、目に見えない恐怖の放射能で、汚しました。

その上、原発のゴミ、高濃度の放射性廃棄物、低濃度放射性廃棄物を無害化できないままどんどんつくりだしています。

自分たちの世代で作りだしたゴミを、次の世代に申し送りすることになるのです。

何百万年も、消えることのないゴミです。

    原発廃炉に向けて

 


原発リスク対応、日本とアメリカがここまで違っていた。佐藤暁さんのお話。

2011年09月13日 | 脱原発・原発廃止へ

13日の報道ステーション「原発私はこう思う」シリーズ

元GE技術者で、日本に安全性の情報提供も行っていたという、佐藤暁(さとし)さんが出演されました。
原子力の技術と安全を専門にするIACの上級原子力コンサルタントとして米国で働いている方です。

原発にとって「電源喪失は恐ろしい」。米国は3.4ルートは当たり前。7ルートのところもある。
日本が2ルートしか作らなかった理由として、「原発は安全」と言い過ぎてしまったので、今更多ルート化が出来なかったのでは。
アメリカは100万年に一度の災害に備えている。1000年に一度というのは時間はとても短い。

原発はリスクが大きい。
いったん事故が起これば、賠償金で償いきれるものではない。
日本にとっても人類にとっても、認められるテクノロジーではない。
「エネルギーが不足だから、原発を」というのは認められない。

原発にに従事していた方だからこそ、原発の持つ危険性が、人類が抱え込める規模を超えていると感じているのだと思います。                原発廃炉に向けて

 


3.15、東電原発事故から撤退の嘘・本当《東電vs管・枝野・海江田》

2011年09月09日 | 脱原発・原発廃止へ

9.6日「管前総理、原発を語る」がありました。
管前総理は、「15日、東電から、撤退したいとの連絡が入った。世界に対して放射能をまき散らすことは出来ないと拒否した」と話しました。

官邸側は「言った」、東電側は「言わない」と、真偽が分からない話であったが、聞こえてきました。真相が。

そして7日、枝野前官房長官の話が聞こえるに至っては、やはりこれが真相だと思います。
3.15日未明東電社長と電話で話した際、作業員を同原発から全面撤退させたい、との意向を伝えられたと明言しました。

 社長はまず、海江田さんに撤退を申し出ましたが拒否され、枝野さんに電話しました。
官邸側は東電の吉田昌郎所長や経済産業省原子力安全・保安院など関係機関に見解を求めたところ、吉田所長は「まだ頑張れる」と述べるなど、いずれも撤退は不要との見方を示しました。

 話を聞いた菅前総理は「撤退などあり得ない」と東電幹部らに迫ったそうです。

東電の真意はどうだったのでしょうか。
自分たちの手には負えないから、もうどうなってもしょうがない。社員が大事だから、引き揚げさせる?
または
自分達の手には負えないから、アメリカかフランスか自衛隊か消防に任せたい?
いずれにしても「自分たちの手には負えない」という判断だったことは、間違いありません。
東電は、事故が起きたら、コントロールできないようなシステムを、運用していたことになります。
もし、1基でもコントロールを失ったら、次々と連鎖して爆発。チェルノブイリとは比べ物にならない量の放射能を、日本国内だけではなく、世界中にまき散らすことになるのです。そんなことになったら、日本の行く末は……。
国がが存亡の危機に立たされる状況の時、自分達の仕事を放り出し、逃げ出すような企業に、原子力のような危険なものを、まかせておいいてよいのでしょうか。

前総理も言ってました。
首都圏3000万人を、どこへどうやって、避難させるのか。

      原発廃炉に向けて

 


原発の行方・現内閣の考えは?

2011年09月04日 | 脱原発・原発廃止へ

野田内閣発足直後に

「現実的に原発の新設は、無理だと思う。今の原発は運転可能な期間を全部経過しなくても、早めに停止するのが良いと思う。
しかし検査のため止まっている原発については、しっかり安全を確認し、早く運転再開をしたい」というようなことい言っていました。

そこれを補完するような、説明が報道されました。

現在運転中の原発を廃炉にする際の前提に挙げた、原発の寿命について「電力会社の経営を横目に延ばしてはならず、科学的に判断できる状況を作らなければならない」と述べました。


科学的根拠のなかには、設備そのものの寿命と、地震や津波などの影響についても考慮されるということなのか、いずれにしても、新設される「原子力安全庁」の見識が大きく影響すrとすれば、この人選こそが、大事になると思います。
これまで安全神話を作り上げた人たちが、又同じようにメンバーになるなどということは、許されません。

     原発廃炉に向けて

 


モンゴルへを核のゴミ所処理場にすることに反対します。

2011年09月03日 | 脱原発・原発廃止へ

 モンゴル  画像は外務省ODAより            台湾の原発から出る核ゴミ処理場を検索していて、「モンゴルへ核のゴミを運ぶ計画」が進行中であることを知りました。
私たちの知らない間に、「誰かにとって都合が良いように、ことが進められているんだなあ」と感じました。

電気は大量に使いたいだけ使って、出てきた放射性のゴミは、外国へ持っていく。
東京の電気を、東北地方で作らせる。なぜならそんな危ない施設は東京には置けない。貧しい自治体に交付金と引き換えに、原発を引き受けさせる。
出てきた廃棄物は、外国へ運び出す。国内では処分できな量のゴミが溜まり続けるからです。
原発の構図は、身勝手な仕組みで、成り立っています。

今、アジアで溜った廃棄物をモンゴルへ捨てようというこの計画が、アメリカとモンゴル政府の間で、国民には知らせないまま、協議されています。
アメリカは原発とともに、ウランもアジアに輸出しています。この協議が成立すれば、アジアの国は廃棄物を他国で処理でき、モンゴルは電力産業の発展につながるということです。http://www.newsweekjapan.jp/foreignpolicy/2011/04/post-245.php

 

 モンゴルの新聞紙上に意見広告を出す運動

http://web.me.com/mongol_partnership/みなさまへ/日本のみなさまへ.html

2011年5月9日付けの毎日新聞によると、日本とアメリカが共同で、モンゴルに核廃棄物処分場を建設することをすでに、2010年9月から交渉し、具体的な候補地も決まっていることを明らかにしました。
第一候補地は、首都ウランバートルから鉄道沿いに約200キロメートルの、ゴビスンベル県バヤンタル郡です。ここは旧ソ連軍の駐留する軍事基地でした。
1992年の民主化の時点で、ほとんど廃墟となっていましたが、すでに日本のODAによって再建されています。
モンゴル国営原子力会社の会長が、「技術力のある東芝」によって原発を建設し、その見返りに日本の核ゴミを引き受けるのだ、と述べています。

この計画は市民に知らせないままかなりの段階まで進んでいると見られます。
このような動きに大して、モンゴルの新聞に意見広告を出す為の、募金運動がなされています。
残念ながら1回目の募集は8月一杯で終了しています。

自分の国で出た放射性廃棄物は、全て自国で処分する。
このような国際法を作れば、多くの国が廃棄物のことを真剣に考え、結果として原発の建設を止めることにつながると思います。
モンゴルでの、反対運動が実を結ぶよう願います。

    原発廃炉に向けて

 


台湾核最終処理場(低レベル)、来年住民帳票へ

2011年09月02日 | 脱原発・原発廃止へ

▲▽▲原発の放射性廃棄物このまま増やし続けたら、どうなるのか▲▽▲

湾で3箇所で6基の原発。日本と同じく、貯蔵所が一杯になり、各原発にも貯蔵しています。 
それも10年以内には限界に達するため、処分場を決める必要に迫られています。
過去には国外に処分する計画も立てられ、北朝鮮とロシアが候補になりましたが、計画はとん挫してしました。台湾各省分場

国に近い離島と、島の南端の村を候補に選定
台湾の馬英九政権がは、中国沿岸近くに領有する離島小坵村と台湾本島南端南田村の計2カ所を選定、来年に建設の是非を問う住民投票を行うことを決めました。
強固な岩盤を持ち、自然環境の危険性も少なく、土地の大部分が公有地で、用地の買収も容易なため、候補になったようです。
離島は人口30人。南田村は人口4000人です。
県民を対象に、投票率5割以上で、賛成が過半数なら成立します。

処分場を受け入れた南田村などに53億円、小坵村には73億円の交付金を計画しています。
補助金なしでは、原発事業は進まないということです。
建設費は765億円を見込んでいます。

台湾は年間発電量の20%を原発に頼っていますが、稼働中の原発も耐用年数の40年を待たずに運転停止を検討中。
建設中の原発(日本企業も参加)は、12年運転を目指し提案したが、安全確認のため工事が中断、14年にずれ込む見通し。
たな原発は建設しない方針です。

ただ、建設予定地の離島が中国沿岸から約50キロと近く、仮に住民の同意を得ても、中国側の反発が予想されます。
いかに自国の領土とはいえ、本当から遠く離れた他国の近くに、このような施設を建設すつことが、同義的に許されることなのでしょうか。

しかし核のゴミは、確実に増え続けます。どのようの方法によるとしても、どこかに処分する必要があります。
低レベルのものでも、受け入れがたい思いがあるのに、まして「高レベル」の核のゴミはこの先適切に対応できるのでしょうか。

日本国内でも、福島原発事故による大量の核のゴミがあります。
中には住宅地の近くの処分場に、埋められた汚泥もあります。将来水害で流れ出ることはないのか。露出しないか。地下水、海に流れ出ないか。子供の代、又さらに次の代まで、どのようにして管理を続けるのか住民が不安を募られています。

こんな厄介なゴミを出す「原発」
それでも、政治家の大部分は「脱原発」を言いません。
知恵の全てを出し合って、エネルギー政策を見直さなければならないのに、今回の民主党選挙でも、誰もはっきりと言いません。
なぜでしょうか。
日本には大事なことを国民投票で決めるルールが確立していません。
選挙の争点になることはあっても、政党を選ぶことと、特定の政策に賛否の意思を表すことは別です。
脱原発を国民の総意にかけたら、どのような結論になるのでしょうか。知りたいところです

    原発廃炉に向けて