ユキザサの群落に足を踏み入れると、そこだけ粉雪が落ちているように見える。
山地の木陰のちょっと湿った所で、この群落にあうことがある。
仙台市
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/46/96b65c258536daefc55992c7ece98e90.jpg)
《名前の由来》 花と名前がしっくりする種類の1つ。花は粉雪が舞ったような純白。葉は笹の葉に似ている。
《別名》
アズキナ(小豆菜):北海道での呼び名。茹でた時のにおいが、「小豆」に似ていることから。確かにゆであがった時は小豆香りそのもの。味付けしないで食べると、お砂糖がちょっと足りない感じの小豆の食味です。古くから食べられていたことが分かる美味しさがある。
実を小豆に見立てた説も。
ササバナ(笹花):笹によく似た葉に、花が付いている。
白い花を表す花の名前には「ユキ」のほか、「シロ」「ギン」などがあるが、「ユキノシタ」「ユキヤナギ」は、花の感じがよく似ている。
★花後に付く赤い実は、葉が枯れても残る。新芽、実ともに食べられる。
《仲間》 ヒロハユキザサ、オオバユキザサ
美味しい山菜》
よく言われるのが「山でうまいはオケラとトトキ」だが、私は最もおいしい山菜のひとつににあげたい。
苦味もえぐみもなく、ほのかに甘い。実も食べられる。果実酒にも。
9/24 実は「小豆」のように見えなくもない。
手前にあるのが「ユキザサ」の新芽。上の方は蕾が見え、葉も開きかけている。
2009/4/21仙台市
鹿薬(ろくやく)として薬草としても使われています
新芽は毒草の「ホウチャクソウ」によく似ているが、こちらは摘むと悪臭がある。
下の画像が「ホウチャクソウ」。花の時期に良く確認しておけば、間違わない。
庭に植える時は、混殖しないように、ブロックを分ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/bd/ea9b580b77e4453b341c10d943906b5b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/43/5b82e8c3b29c9bc00a16d65b00f6c90e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/64/35a6631b54020e5d1c6b4d3522100abc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/56/b8947ec542cc2e29cd3425836642e055.jpg)