花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

炭焼き体験教室 No10

2018年10月20日 | 炭焼きと炭工芸

2018.10.20(土)窯入れ

天気予報はちょっと良くない( ;∀;)
雨具を用意し、覚悟の上の作業予定。

「祭田あったか炭クラブ」の皆さんのご指導で、作業開始。
作業が進むにつれて、青空が増え、気温も上がりました。

天晴晴れ女!

 今回準備したものは

  炭素材塩、日本かぼちゃ、トウガラシ、キャベツ、木の根、
  平らな板、松ぼっくり、玉ねぎ……

  今回は、現地での作業時間短縮のため、あらかじめ自宅で竹の中に塩を入れていきました。
  塩を入れる作業は結構、焦ってしまうので、現地ではもみ殻を入れて、口を閉じるだけ。
  

  トウガラシは、多分砕けてしまうかもしれない。

  松ぼっくりは、開いていないものを選んでも、結局熱で全開してしまう。
  今回は細い竹の中に入れて、半開き状態の完成を目指しています。

  もみ殻を運んだり、詰めたりする作業、小学生の子供たちが手伝ってくれて、大助かり。

  お陰様で、詰め込み作業に集中できました。

 

 

 

 

原木が綺麗に詰め込まれ、点火。最初の煙の色は「白色」です。

  


炭焼教室No9

2017年11月22日 | 炭焼きと炭工芸

窯入れ  2017.10.28

雨続きの日々、心配でした。
天気予報も、好ましくない状況。
しかし、「雨天決行」とのこと。

所が、やはり私は「晴れ女」
今まで一度も雨にあたられてことがないので、「雨は降らない!」と確信していました。

かろうじて雨が、よけてくれました。

 

前回は、子供たちは「点火」の前に解散して、点火の状態を見ることができず、残念な気がしていましたが、今回は全員でしっかり点火を見届けられました。

前回は、「危ない」という配慮だったのかもしれないけど、炭焼きの経験として、点火を見届けないのでは……

窯出し 2017.11.28

今日は晴れ。
作品は額を作って、小品を張り付けるもの。
まっすぐな枝がなくても、上下か、左右2か所から接着剤を入れると、浮いている枝も、意外と安定する。
この額を支える△を作るのが、難行。
結局自宅作成に持ち越しとなった。△は炭を使わず、100円ショップの額立てを利用しました。

100円ショップの額は、しゃれて使い勝手もよさそうなものが沢山ありました。

   

 

 


炭焼き体験教室 No8

2016年11月25日 | 炭焼きと炭工芸

2016.10.22(土)

祭田あったカ炭クラブの皆さんとの8回目の炭焼き体験。
「炭焼き日和」の晴天。雨の心配なし。
寒い日も続く10月の中で、今日は比較的暖か。

今回は子供たちが多い!
小学生に声がけしたということで、親子や、祖父母との参加が8割くらい。

塩その他を用意 塩は竹に詰め、もみ殻で蓋をしました。

 いつもならみんなで木材を窯に入れ、点火まで見守るのだけど、今回は子供連れの人も含めほとんどの人が食後に帰宅。
 淋しい点火となりました。

 小学生なので、事故が起きると大変だし、主催側としては悩ましいところだが、ちょっと残念な気も。

 

 

 

 

 

2016.11.6(日) 窯出し・工芸品づくり

「天気晴朗なれど風強し」
紙やナイロン袋が風に飛ぶような強風。
工作用の細い枝も、作りかけのヨットも遭難。

なかなか素敵なヨットづくり。
今回はパーツがもうできていて、楽勝かなと思ったのですが……やはり接着は難しい
帆の向きをちょっと変えて作っている人もいて、それはそれでいい感じでした。創意と工夫って、その人の芸術性を表している

←先生の作品 ←私の作品

過去の炭焼き生地は、左側バナーのカテゴリー「炭焼きと炭工芸」から見られます。


炭焼き体験No7

2015年11月01日 | 炭焼きと炭工芸

2015.10.17(土)快晴 窯入れ
吸い込まれそうな青空。

 

2015.10.31(土)晴れ 窯出し
 炭塩→ 他の方の作品→ポテチの箱 ビスケット→ 

《花火》作成
1
薄い輪切りに色を塗りこむ

2乾燥させ、表面を滑らかに削る。

3薄めた木工ボンドをスプレーする

4金粉、銀粉を振り掛ける

5飾るためのかけ台を作る。

写真ではうまく伝えられません。
光を受けると「キラキラ」光ります。
 ←昼の光  夜の光→

☆★★☆「バケツ稲」栽培☆★★☆
3回目で、初めて「藻」の発生に悩まされました。
藻の掃除が大変な作業。掃除をしていて、ふと「炭」の存在を思い出し、活用してみたら「ビンゴ」
あっという間に綺麗な水。改めて炭の浄化作用にびっくりしました。
バケツ稲は左コンテンツ「バケツ稲」からご覧になれます。

 

カテゴリー「炭焼きと炭工芸」で過去の炭焼きを見ることができます。

 


炭焼き体験(No6)

2015年01月26日 | 炭焼きと炭工芸

《2014.10.18窯入れ》

炭焼き準備 ★今年は何を焼こう?★
  ・塩は絶対焼きたい。
  竹に塩を詰め、更に一回り大きい竹の筒で蓋をしたものと、アルミホイルで蓋をしたものを準備。
  竹筒二重方式は今回が初めて。

  ・鉢底にちょうど良い形状のものも焼きたい。
   小麦粘土でもいいと思うけど、薄力粉を丸めて干したものを用意。
   かぼちゃの種も小さい鉢の底に使えないだろうか。
 
  ・弘前公園の松ぼっくり。大きいのはトウヒ(唐檜)
  ・栗など
 

 ←原木     着火→ 
原木の中に桜の樹がありました。この桜は何故枯れたのか、とても気になりました。
「皮だけ剥いで持ち帰る人が居る」とのこと。皮を使いたい人が、皮だけを剥いて持ち帰ると、やがて樹が枯れてしまうそうです。
皮を剥がれると、皮を通しての水分や養分を供給できなくなり、やがて枯れてしまうのだと。
皮を環状に葉がす「巻枯らし」という、樹木を枯らす方法もある位なので、昔から樹皮を剥ぐと枯れる生理については知られていたのだと思います。
桜の皮を使う、秋田の「樺細工」の茶ずつやお盆など持っていますが、これらも無限に作れるわけではないので、計画的に桜の樹を、植栽をしたりして材料を確保しているのでしょうか。
《2014.11.2窯出し》
焼けているかな?
 
魔法の粘土を入れる場所→  入り口は草木灰

先生の作った鯨 私が作った鯨→ お正月の花と鯨

炭焼き

  

  【焼き上がり】
  
右上の筒状の2本が塩
  小麦の小石
  栗
  松ぼっくりはちょっと焼け過ぎ?
  竹きれいに焼くのが難しい。やはり割れ目がついてしまった。
  カボチャの種は小さくなりすぎて、籾殻と一緒に「もみ殻燻炭」に。
  

 
★★★☆☆ 炭塩 ★★★☆☆

炭塩 焼き上がった炭塩は、おろし金(銅製おろし金を使っています)で、あっという間に細かい塩が出来上がります。             
 焼き色については、単に塩を入れた竹の構造の問題というより、窯の中の置き場所で焼け具合が変わるように思います。

 高血圧の人でも安心して使えるという、情報もありますが、何よりまろやかで美味しい

 炭塩は普通に塩を使うシーンで、使います。
 黒っぽいですが、澄まし汁のような特別に着色が気になるもの以外は、気になるほどの着色はありません。
 左は比較的大目に使いたい時。
 右は胡椒の空き瓶に入れて、振りかけたい時に使用します。
他の回分は、カテゴリーの「炭焼と炭工芸」からご覧になれます。


焼くたびに違う炭焼き・祭田の炭焼き(No5)

2013年11月05日 | 炭焼きと炭工芸

祭田あったか炭クラブのみなさんと、5回目の炭焼です。

2013年10月22日(晴れ)
何を焼くかだいぶ前から用意を始めれば良かったのですが、今年は忙しくて直前の準備。
絶対焼きたい「塩」、変わった形のカボチャ(コリンスキー)、硬い蕾の松ぼっくりだけです。
塩を入れる竹も前日に慌てて購入。

窯には原木を隙間なく詰めるのがポイントです。
隙間があると空気が回って木が燃えるため、灰になってしまします。
着火からは煙の色を見定めながら、2日間ほど焚き続け、煙が無色になったら、焚口をふさいで蒸し焼きにします。

この窯のどこかに、私たちが趣味で焼くオブジェの材料が入った缶が、たくさんの原木と共に入っています。

 
原木入れの合間に付近を散策。
野原にはいろんな草花があって、この時間もまた楽しみな時間です。
今日採集したのはスズメウリ、クサギ、シランの実(多分)
 アケビの弦をベースに、スズメウリをリースに。

2013.11.3(晴れ)
緊張の窯開け。
炭焼き 入り口の粘土を崩すと、炭が焼きあがっていました。

 入り口をふさいでいた粘土は、繰り返し使うことで、粘度が上がるので、大事に取っておいて次回も使います。
 いつも焼いている祭田あったか炭クラブの方でも、開けるときは「不安と期待」が一緒ということでした。
 やはり焼くたびに違い、すっかり同じに焼きあがるということはないようです。

 灰は「草木灰」と呼ばれるもののようです。
 頂いてきたので、来年の畠と、スイセンに使おうかと思っています。

 一斗缶に敷きこんだもみ殻も炭化していて、これは毎年春に畠に鍬き込んでいます。

 

 

貝殻を焼いていた方もいましたが、私が面白いと思ったのは、
左:細長いのがキュウリ、真ん丸なミカン、手袋、ガーベラの花びら。花弁は多分ちょっと触ったら砕けそうです。
真ん中:藁草履。焼けてなくなるかと思ったのですが、形のまま残りました。100円均一の履き古しとのことでしたが、藁が形をとどめるというのが、意外でした。
右:ココナツの殻。鉢カバーとして使っていたものなそうです。来年入手出来たら焼いてみたい候補です。

  

左:工作で作った「車」。ハンドルはマカロニ。椅子は竹です。
   ハンドルを作るのと、フードを斜めに切るのが、難しく手こずりました。
  これぞ本当の「木炭車」?じゃありませんか!   
右:竹塩など。塩を2本焼きました。手前は、竹に収まったままで、まだしっかり炭になっていませんが、これはこれで、料理に使うのに、着色しないので、便利です。
  真っ黒になったのは竹から外れた状態で焼けていました。
  次回は竹を二重の入れ子状態にして、塩を詰めてみようと思います。
「松ぼっくり」はどんな小さいい硬いものでも、やはり開いてしまいます。今年は蕾の芽のような小さい硬いものを焼いたのですが、やはり結果は同じでした。
  

炭焼きも楽しいのですが、クラブのご婦人方が作ってくださる「芋煮」。これがまた美味しい。
おやつに出るジャガイモもサツマイモも新聞紙とアルミホイルでくるんで、ホックホックに焼けています。
そしていつも「晴れ」。なぜか雨に降られたことは一度もありません。

他の「炭焼きと炭工芸」カテゴリーの炭焼と炭工芸」からご覧になれます。

 


 

 


パンの歌・炭の歌

2012年11月10日 | 炭焼きと炭工芸

サザンカ 焼き上がったパン。
 美味しそうな香りよりなにより、「パチパチ」はじける音が、たまらなく心躍る瞬間。
 この音が聴きたくて、パンを焼いているのかもしれないと思うほど、「魅惑的な音」。

 この音は、パンが歌っているのに、違いありません。

 さて、炭。
 炭も「パリッ、パリッ」と歌っていました。
 多分「表面」がはじけているのだと思います。
 特に「竹」?

 歌っているのは、「竹」だと思います。

  ◆◇◇◆左サイドカテゴリー 「炭焼きと炭工芸」から、全編をご覧になれます。◆◇◇◆

原発廃炉に向けて


昆虫だって炭になる・炭焼き体験教室 (No4)・(No3)

2012年11月06日 | 炭焼きと炭工芸

秋空の元、「祭田あったか炭クラブ」の皆さんと、炭焼きを楽しみました。 炭工芸
今回は私たちのオブジェ用の小さい材料に合わせて、焼成時間を短縮して下さいました。
その為、乾燥した原木を使ったのですが、太いものの中には、炭に成り切れていないものも、わずかですがあって、申し訳なく思っています。
いつも難しくて手こずる「炭の工芸品」。
今年は割合手順よく、完成 にこぎつけました。

一番のびっくりは「昆虫」を炭にした方。
こんな発想もあったんだ。「次回は私も何か新しい発想を」と次回が楽しみになりました。(昆虫は私にはちょっと無理)
先生の「鯛焼き」。これは「来年の焼きたいリスト」に当確。

※右画像は先生が作った「大八車」です。

10月20日
各自が焼きたい物を、もみ殻ととともに缶に詰めてスタンバイ。
一番の感動は「着火」なのですが、用事があって「着火」まで参加することができず、残念。
「赤く燃えだした炎と、白く上がる煙」。これから窯の中で起こる、灼熱の世界とは対照的な静寂。

11月4日(日)
★昨年戴いて美味しかった「塩」。
今年は自分で焼いてみました。
竹筒に塩を詰め、アルミホイルで蓋。針金でアルミがとれないように固定。
昨年は真っ黒で、割合さらさらしていましたが、今年の焼成時間が短かったせいか、ゴマ塩色でした。
180グラムの「炭塩」。うま味があって、これだけでも酒の肴になりそう。上の黒いのは昨年のものです。
   

さて、アユの塩焼き、焼きシイタケ、おにぎり……使い道はいろいろです。
★竹は難しいと言われていて、ほとんど諦めていたのですが、なんとか原形をとどめて焼成されていました。
根元に近い部分の方が、きれいに焼けるようです。
★「かりん」は、虫が入っていたらしく、ポツポツ穴だらけの焼きあがりです。
★今までの焼き方の場合「松ぼっくり」は、蕾ものもでも、窯の中で完全に開いてしまっていたのですが、もしかして、今回焼いていたら、いい具合の出来上がりだったかも知れません。来年また焼いてみたいものです。


作った「大八車」には昨年焼いた作品を載せてみました。蜂谷柿、レンコン、弘前公園の松ぼっくり、ハヤテウリなど。
《工芸の工夫》
工芸には接着剤を使いますが、接着した後のボンドの色が、残る時があります。
今までは「クリアー」カラーを使って、目立たないようにしたり、そのままだったりしていたのですが、今回は墨汁で補修しました。
墨汁1+接着剤0.5+水0.5を混ぜたものを、刷毛で塗ります。
★左は木酢液を採取する部分。
★右端は、昆虫、折り紙、ほおずき等を焼かれた方の作品です。
  

1回目 窯入れ の様子       http://blog.goo.ne.jp/momono11/d/20100310  
     窯出し 10.3.29の様子  http://blog.goo.ne.jp/momono11/d/20100329
2回目 10.12.10 窯入れ・窯出しの様子    http://blog.goo.ne.jp/momono11/d/20101210

 

3回目の炭焼き体験は2011年10.22の窯入れ、11.22の窯出しでした。

3回目(昨年)の作品。この馬はシンプルに見えて、なかなか大変でした。
 ◆◇◇◆左サイドカテゴリー 「炭焼きと炭工芸」から、全編をご覧になれます。◆◇◇◆
国際炭焼き協力会 http://www.sumiyaki.jp/
能勢菊炭   http://kikusumi.com/message_flame.htm

 

 


炭焼き体験教室・祭田あったか炭クラブ・用の具(第2回)

2010年12月10日 | 炭焼きと炭工芸

2010年10月24日(日)  窯入れ

用心して寒さ対策をしていったが、天気はまずまず。
前回もお世話になった皆さんと、久しぶりに再会。
ほとんどの作業を皆さんがしてくださるので、私たちはほんのちょっと、原木を運び、あとは自分の作業に没頭。
1斗缶、スチール缶などの空き缶に、緩衝材としてのモミ殻と、焼くものを詰める。
今回は 松ぼっくり、クリ、ドングリ、山茶花の実、お茶の実、クルミ
     カボチャ、ハヤテウリ、カリン、タマネギ(切り込み入りと、1/2カット)、アケビ、キャベツ、柿など
炭にする原木を詰めながら、私たちの缶も、奥の方に入れていただいた。
原木は、ただ詰め込むのではなく、炭として残すもの、灰にしてしまうものを見極め、着火しやすい枝を入口に詰める作業なので、経験と力が必要。
入口を煉瓦と粘土でふさぎ、点火口から火をたき付ける。
チロチロ燃える赤い火と、白い煙が出ると、窯が生き物のようにも、美しい造形物のようにも見えてくる。

あとは「祭田あったか炭クラブ」の方が火の番をする。

   
    左から原木 原木を入れ終わった状態  煙突(木酢液を採取する場所)  炊きつけ時


日本は世界第2位の森林国。国土の2/3が森林。
飛行機や車窓から緑の森が見える時間は、日本の自然の豊かさを実感するひと時でもある。
だが、近年の森の状態は、必ずしも良い状態ではなく、生物の多様性が薄れた暗い森が森林の荒廃を象徴しているそうだ。
高度成長期に木材が足りなく、外国からの輸入に頼るようになり、その内外価格差が、森林業を衰退させ、森の手入れをしなくなったのが原因の一つ。
もう一つの大きな要因は、燃料としての木材が不用のものとなってしまったこと。つい50年くらい前までは、木材でご飯を炊き、暖を取る生活だったが、今ではほとんど使われない。
人工林は、竹林も里山もそうだが、日差しが入り込む明るさに保つのには、人の手で整備しなければ維持が出来ない。
少しずつでも森林・里山の再生を進めなければ、せっかくの資源がもったいないと思う。

11月13日(土)  窯出し
一番の心配だった天候も上々。期待と不安の窯出し。
前方は燃え尽きて灰になっている。
この灰も有用なそうで、袋詰めにして売られているそう。
そういえば、小さい頃、母が灰を菊の花の根元に撒いていたり、外流しで洗い物をする時、藁で編んだタワシに灰を付けていた ことを思い出した。
二度目の体験でも、ふたを開けるときは緊張する。

発色と型崩れ
「あれっ、こんな色だっけか?」と一瞬思ったが、空気に触れているうちに、本来の炭の色に発色してくる。
前回失敗した小枝は、今回はきれいに付いていたものが多い。
ドングリは落ちていたものではなく、枝についていたものを焼くと、比較的袴と枝が付いたまま焼きあがる。
椿の実は、開ききらないものなら、実が落ちずにきれいに焼ける。
クルミは、和グルミは殻がはじけないが、洋グルミは殻がはじけて開いてしまったものが多い。生の時の殻の剥き易さに比例するようだ。
キャベツは炭化しなかった。恐るべしキャベツの水分。
失敗がないのは、松ぼっくり、栗、レンコン、カボチャ、ハヤテウリ、ピーナツ……。

炭工作 

今回はツリーに挑戦。
単純で簡単そうに見えたが、最初に組む縦枠の角度が難しかった。
接着も難しく、時間内には終わらなかった。












次回へ向かって

先生がパスタをきれいに焼いて竹炭に入れていた。
竹は難しそうだけど、節を1か所にするか、孟宗竹の節を2つ残して、真ん中から縦に割ったものを焼いてみたい。
パンや、餃子などもどうだろう?
小麦粘土で作ったものは?
祭田あったか炭くらぶの皆さん。来年もよろしくお願いします!!

用の具 ≪道具はこうして使う≫

釜入れをしている時のこと。
ちょっと長めの叉木があった。
昔炭焼きをしていたというオジサンが「おっ、これは丁度いい」といって、その叉木をとりわけていた。
「何に使うんですか?」
「これはほれ、山に入った時、枝を持ち上げたり、下げたりするのに使える」
「?持ち上げるのは分かるけど、下げるのはカギ型でないと……?」
「いや、こうやって枝を挟み、ひねって引き下げればいいんだよ」




私は第一次産業に従事する人を尊敬している。
他のどんな産業が衰退しても人間は死なないが、一次産業が無くなったら、飢えてしまう。

学生のころから、農業にあこがれ、、突拍子もないことを考えた。
「こんな狭い日本で就職活動をするより、アメリカに行って農業をしたい」
家は農家ではなく、農業の知識などまるでない。でも、なぜか其処には夢があるような気がして調べたら、独身者は受け付けないということが分かり、断念。

農業と漁業にあこがれ、農夫か漁夫の連れ合いになれたらと思った時期もあったが、自分の生活との接点がなく、家族にも大反対され、サラリーマンの妻。
今でも、田舎暮らしと自給自足にあこがれはあるが、実際には難しい選択だと思う。

やはり憧れだけでは、農業も漁業も出来ないと思う。


◆◇◇◆左サイドカテゴリー 「炭焼きと炭工芸」から、全編をご覧になれます。◆◇◇◆

 





炭焼き体験教室・祭田あったか炭クラブ・窯出しと炭工芸(No1)

2010年03月29日 | 炭焼きと炭工芸

2010年3月28日(日曜日)
今日の気温は氷点下。
寒さに備えて、背中に「ホッカイロ」、昔着ていた腰より長いベスト、靴下は重ね履き、裏ボアの長靴。
ちょっと遅れて行ったので、だいぶ窯出し作業は進んでいた。
窯の中に入ってみると、焼けた炭と、灰。
炭の粉末は吸っても害はないという。生産者の中には「花粉症が治った」人もいるという。??
丁寧に出さないと、炭が折れてしまう。これは結構大変な作業。
私たちの分はちゃんと焼けただろうか?
「秋刀魚」を入れた人は、焼け焦げてシッポらしき残骸が残るのみ。
成功したのは「レンコン、カボチャ、マツボックリ、クルミ、インスタントラーメンクヌギのドングリ」など。
「ドングリ」は、つやつや光り輝く黒い宝石に化身。水分の多いものほど焼き縮みする。
私の入れた花や、小さい木の実は、もみ殻に混ざって、所在不明。厚みのある葉はきれいに焼けてはいるが、触っているうちに、ポロポロ姿を消してしまう。か弱い草花、は缶を二重にすればよいかもしれないと思った。

窯出し炭


炭工芸の講師の指導で、テーブルとイスを作ることになったが、これは難しかった。
糸ノコで炭を切ったのだが、その断面の造形の美しさに感動。
長さをそろえて角度をつけてカットするのも難しいし、接着がうまくいかない。
速乾性の接着剤を使ったのだが、接着面がフラットではないせいか、うまく付かない。接着剤をつけすぎても、うまくいかないと言われたが、みんな悪戦苦闘していたようだ。
最期は家で完成させることにし、途中でお昼に。
具だくさんの「豚汁」と、味噌をつけて、たかなでまいた、美味しいおにぎりを、焼いてくださった。
お土産の炭もいただき、家のあちこちに飾るべく目下格闘中。

         
「テーブルとイス」炭工芸の完成です。
レンコンにドライフラワーを挿してみました。

暖かくご指導くださった「祭田あったか炭クラブ」のみなさん、ありがとうございました。
◆◇◇◆左サイドカテゴリー 「炭焼きと炭工芸」から、全編をご覧になれます。◆◇◇◆