柳属は種類が多く、川のほとりなどに多く見られます。
良く目にする柳の代表は、なんといっても「シダレヤナギ」ですが、生け花で使われる「ウンリュウヤナギ」も、親しみがあります。
春の訪れを感じるのは「ネコヤナギ」。この芽がふいてくると、もうすぐ「春」を予感します。
昔、道具として使われた「柳行李」は、「コリヤナギ」から作られたそうです。
名前の由来も「行李」を作るので「コウリヤナギ」から「コリヤナギ」に変化しました。
「イヌコリヤナギ」は「コリヤナギ」によく似ていますが、枝が曲がっていて、行李には使えません。「役に立たない」という意味の「犬」がついて「イヌコリヤナギ」になりました。
「イヌコリヤナギ」に出来る虫こぶは「柳のバラ」と呼ばれるようですが、はじめてみた時は、造形の美に驚きました。
この虫こぶは「イヌコリヤナギ」にとくに多くできるということなので、「バラコリヤナギ」または「ムシコリヤナギ」という名前でも良かったのではなどと思ってしまいます。
筑波実験植物園hpより
http://biodb.i.hosei.ac.jp/nagaike/Nag000/32.html こちらに美しい画像がありました。 原発廃炉に向けて