通常見ているのは園芸種だが、野生種もあり、熊野が、自生地とされている。
《名前の由来》 薬用や魔除けに中国から輸入した時の名前が「南天燭」(赤い実を灯と見立てた)または「南天竹」()枝の節が竹のようになっていることから)だったので、「南天」が、和名になった。
「なんてん」は「難を転じる」につながることから、魔除けの庭木として重用されるようになった。
◆南天の葉には「解毒作用」があり、赤飯や魚のの上に飾るようになった。
◆実は正月の生け花として使われる。
実は漢方薬になる。葉も民間薬として用いられ、茶材にもにもなる。薬草の詳細
「南天の實」は中冬の季語。秋の季語とする場合もある。
南天の 實をこぼしたる 目白かな 正岡子規 これは秋の句
土凍てゝ 南天の實の こぼれけり 正岡子規 こちらは冬の句
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