《名前の由来》 最初に白花が発見された。その花がサギソウに似ていたので「サギ」。小さくて苔のようにに匍匐してのびていくので「コケ」が付いた。後にムラサキが発見され「ムラサキサギゴケ」になった。白は変種。紫が一般的。
《別名》サギシバ(鷺芝) :匍匐しながら広がり、あっとく間に「芝生」のようになる。
‥…━━━★::::::::::::::::::::::トキワハゼ(常盤爆ぜ) ゴマノハグサ科サギゴケ属:::::::::::::::::::★━━━…‥・
《名前の由来》 地上部が、常緑のように枯れずに残るので「常盤」。種が飛び散る様子を「爆ぜ」。
★永田芳男氏は「ハゼとは、花をうるち米を爆ぜさせて作る菓子に見立てた」という説を述べている。
◆「サギゴケ」と「トキワハゼ」は同属で、花がよく似ているが、下表のような違いがある◆
冬の地上部 | 花の色 | 花の大きさ | 草たけ | 花期 | 増え方 | |
ムラサキサギゴケ | 枯れる | 全体が淡紫 | 大 | 5センチ | 4-6 | 匍匐枝 |
トキワハゼ | 枯れない | 花弁の先端が白っぽい | 1/2 | 5-10センチ | 3-11 | 種子が発芽 |