夜行列車 桃太郎

願わくば、あなたに夜行列車の楽しい思い出だけが残りますように!

2016.4.24撮影記(碓氷峠鉄道文化むら)

2016-05-04 00:41:09 | 鉄道

2012年8月以来の横川に行ってみました。

う~ん、全然変わってない・・・・ホッとします。

この日は奇跡的に午後から2回の予約が取れて、予約直後に慌てて出区点検のおさらいなど

してみても、アレ~??の連発でした。

入替灯って右標識灯だったっけ? 自弁キックオフってやるんだっけ?

手順書を何度も読み返して一連の操作ができても、エンド交換手順でまたスタック。

ノッチアップもギコちなくなってそうだったからちょっと早めに行って静態保存機の

マスコンで練習です。

開園直後ですとあんまりお客さんもいなくてGood。午後は若干混んできます。

カチャコン~カチャコン~ってノッチアップ、ノッチダウン。自弁の重なり位置ってどこ?

どこが保ち? 今更教えてもらう訳にもいかず、誰にも見られないようコソコソと

やってました。

そういや線路工事後はまだ見てません。線路、見ねば・・・・・

鮮やかに取り換えられてました。

文化むらスタッフもあんまり変化なくてよかったです。大きな変化は指導先生。

なんとT先生の実弟であるT先生が加わって4人体制。W先生、M先生は変化無し。

T先生一族は皆国鉄関係者。

S先生は既に引退。あぁ・・・・「こちら601レの63」のS先生

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客車時代の急行能登 横軽 碓氷峠 EF62 14系客車 EF63 急行 能登

奇しくも62-54号機は静態保存機。機関士である田島さんは既に故人です。

このビデオの前半に出てくるイケメン U機関士は新前橋の電車区で現在も電車に

乗務されています。

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テイチク鉄道ビデオ:66.7‰碓氷峠 ~急勾配に挑むEF63~

S先生は今頃何をやってらっしゃるのかなぁ~っと思ってたら、庫の中から私を呼ぶ声。

まさかのS先生。すぐ駆け寄って熱い握手~

なんで私が来る事をご存じだったのでしょう?の質問に、「今日乗務するヤツの名簿が

回ってくるからわかったんだよ~」ってあっさり。覚えて頂いていて光栄です。

ところでここで何をやっているのでしょう?

「NHKが来てるみたいで、その案内をやってんだ。」NHKっすか!?

ちなみにタモリ倶楽部の指導はT先生であったそうです。

 

S先生は文化むらで発足以来16年間指導先生。2015年4月から「碓氷線の案内人」として

土日祝日のみ文化むらにいらっしゃいます。

今後は私も土日しか来られないから楽しみが増えました。

この日も午後から取材があるのでS先生大忙し。なにせ取材を申し込んでも土日しか

御大はおられないから取材側や撮影班も土日出勤。てかあの業界は土日など関係ないから

そんなに問題ではないような気がします。

私もS先生に聞きたい事あったのに~ また次来た時聞こう!

さて乗務です。この日の機関車は24号機。指導はT先生。

こちら側(第1エンド)の運転台使ってヨ8800に連結です。

 

あれだけイメトレしてても、電Goだったら衝動メーター振り切ってコキが木端微塵になる

くらいの衝動で1mくらい押し込んでしまいました・・・・トホホ・・

2回目は50cmぐらいで済みましたが・・・・衝動は避けられない!?

以前からの疑問をT先生に質問。例えば現車10両400ton持ってて100km/hからの停車、

着時3分前でどうやって自弁だけで止めるのでしょう?

の問いにT先生。「自弁だけで停まるんだよ。段階緩めをして0km/hになる時

キッチリ1㎏/cm2残して停まるんだ」

これには驚きました。駅進入で70km/hあって、鈍感な応答の自弁だけではとても制動でき

ないから単弁当てるんだろうって思ってましたが、まさか自弁だけでやらにゃならんとは・・

但し、例外はあって上野駅地平ホームだけは25km/hの制限上、単弁でなきゃ止められない

そうです。

新型機関車は運転したことないのでわからないそうですが、64や81なんかは込まってれば

たやすいそうで・・・・スゲ~技です。

(注釈:込まる≠困る シリンダーに5kg/cm2入ってる事)

T先生、S先生ありがとうございました~

折角なので10系寝台車を見てきます。

折角なのでキハも見てきます。

63体験運転者のボードの名前がスンごい増えててビックリです。

ここでも重鎮はおられて700回超え・・・・

自営のかた、高校の先生、ライン班長・・・・・職業は多彩です。女性もいる!北海道とか・・

5K労働者の私はもっと下位に記載あります。

撮り鉄に傾注しててもう来れないと思ってたのに、来て良かったです。

撮るものが無きゃそこそこ乗り鉄も楽しめて、国鉄も楽しめる文化むらは通えるだけ

通いたいです。

T先生はここの理事長より「どうしたらあと20年間63を動かせるか考えてくれ」と言われて

いるそうです。難題~ 抵抗機の負担を減らす、ブレーカーの入切り回数を減らす等々

20年、もって欲しいです。T先生はS22製。まだまだやってくれそうです。

また来ます!

最後に先日の渡道の際のDF200、1本まとめました。

黒煙を吹き上げる様はヨロシ!前面投影面積も広くてカッコいいと思います。

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2016.4.10ディーゼル機関車DF200貨物列車【RedBear】

それでは~次回活動は未定です。