行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

高田好胤先生が人生を語る

2011年04月15日 | 禅の心
○やたらと忙しいのはどんなものでしょう。
「忙」という字は「心が亡びる」と書きます。

○いまの世の中は報恩感謝の気持ちの籠(こも)ったまつりごとという先祖孝行と、親孝行という縦の人倫の道をおざなりにしているところに混乱と混迷の原因があると思います。
子供は親のする事を真似て学ぶものです。
親が身をもって親にお仕えする親孝行、また、亡くなられたご先祖に対してはまつりごとをする──そんな親の後ろ姿を子供はじっと見ていて、いつとはなしに縦の人倫の道を学んで身につけていくのです。

○かたよらない、こだわらない、とらわれない心。ひろく、ひろく、もっとひろく。

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