行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

烏鷺滝が仏心について語る

2013年05月24日 | 禅の心
○教育界では、「自尊感情が大事」じゃなどとよく言うておる。
○簡単そうに言うが、なぜ自尊感情が必要なのか、よくわからんぞ。
○自分は価値がある人間なのか価値がない人間なのか、そんなことは死ぬまでわからんぞ。
○わしらは、自尊心というよりも、みんな仏心をもっておると考えるのじゃ。
○自尊感情(自尊心)と仏心とは全く違うものなんじゃ。
○自尊感情は、自分が尊いと思う心。
○仏心は、自分の中にある本来の清らかな心
○自尊感情は「自分が尊いと思う」もの
○仏心は思わなくてももともとあるもの
○自尊感情が低いと苦しみ悩むと言うが、自分の中に仏心があると信じれば、楽になる
○自分だけでなく、すべての人に仏心があると思えば、楽になる。
○しかし、それはなかなかわからない。
○仏心があることがわかるために悩み苦しむことになるが、わからない。
○とりあえず、自分が価値のあるものかないものかなどと考えないことじゃ。
○どんなものも、人によって価値があると考えたり、ないと考えたりする。
○人の評価などあてにならん。
○だから、自分に価値があるかないかなど誰にもわからんのんじゃ。



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