最上の善とは水のようなものだ。
水のよさは、あらゆる生物に恵みを施し、
しかもそれ自身は争わず、
それでいて、
すべての人が蔑む場所に満足していることにある。
このことが、水を「道」にあれほど近いものにしている。
住居をつくるには地盤のしっかりした場所をよしとし、
いろんな考えの中では奥深いのをよしとし、
友達と交わるにはこころやさしいことを、
言葉においては信義あることを、
政治においては秩序だったことを、
事の処理においては実効を、
行動においては時をたがえぬことをよしとするならば、
争いになることもないので、
決して間違うことはない。
水のよさは、あらゆる生物に恵みを施し、
しかもそれ自身は争わず、
それでいて、
すべての人が蔑む場所に満足していることにある。
このことが、水を「道」にあれほど近いものにしている。
住居をつくるには地盤のしっかりした場所をよしとし、
いろんな考えの中では奥深いのをよしとし、
友達と交わるにはこころやさしいことを、
言葉においては信義あることを、
政治においては秩序だったことを、
事の処理においては実効を、
行動においては時をたがえぬことをよしとするならば、
争いになることもないので、
決して間違うことはない。