「その手をにきりたい」柚木麻子 バブルの頃のキーワードがちりばめられていて、 懐かしく思い出した。浮かれて、浮かされた時代だったのだなぁ、と思う。 一ノ瀬の手から直接受け取った...

「さいはての彼女」原田マハ 「さいはての彼女」のほか、「旅をあきらめた友と、その母への手紙」「冬空のクレーン」「風を止めないで」の4編が入った短編集 いい本だった。3人の仕事が...

「純喫茶「一服堂」の四季」東川篤哉 何故だか、この人の本は読むのに時間がかかる。 面白くないわけじゃないけれど、ちょっとくどいかな。 トリック解読はいいんだけれど、キャラが濃...

「セレモニー黒真珠 」宮木あや子 宮木さんはアンソロジー以外では初読み。 葬儀がテーマとは！ どんな内容かと、 警戒しつつ、そろーっと読み始めましたが、とても読み安くて、一気...

「下戸は勘定に入れません」西澤保彦 いくつかの条件があえば一緒にいる人と時空を越えることができる能力がある主人公。お酒が飲めるのは必須。 大体の場合、時空を越えるのはロマンがあ...

「ながいよるのおつきさま」シンシアライラント 12か月の満月のお月さまにそれぞれ名前が付けられています。 どれも、なるほどの素敵な名前。 どんな名前かは。。。内緒だよーん。 ...

「つづきの図書館」柏葉幸子 図書館の本の登場人物が、読み手を探す・・・つづきってそっちね。 この設定は面白かった。 大人が読むと桃さん目線で、大人のお話に。 子どもが読むと...

 「明日の子供たち」有川浩 子どものことを書いた本は、必ず、子どもに困難が訪れるので実は、ちょっと避けていたのだけれど、せっかく長く待って、図書館から届いたので手にとってみた。 ...

「トオリヌケキンシ」加納朋子 一番は高校生の可愛い恋愛、「フー・アー・ユー」。でも抱えているのは相貌失認と醜形恐怖症。 「座敷童と兎と亀と」のババーズもいいなぁ。おばちゃん万歳...

「キッチン」吉本ばなな 再読。大好きな小説。概ね間違ってない記憶だった。 こんな大人になって読むと色合いが変わって見えるものだ。 暗くもなく、明るくもなく、現実と夢を行ったり...