「おいしくて泣くとき」森沢明夫
父親が経営する食堂で子ども食堂を開く。
同級生が食べにくる。
やっぱりいろいろと考えてしまうのかなぁ。
そんなこと思いもしなかったけれど。
自分がどうやっても世界が変えられそうにない
あまりにも無力な中学生が主人公。
でも、愛をもって接してくれる人はいるし、
それがわかっていれば 道は開ける。
2人以外の子どもたちがどうなったのか知りたくなった。
貧困家庭の問題はとても根が深いのだなぁと気付かされた。
ラストにとても救われた。
森沢さんらしい辛いけど優しい作品でした。
私的にはここ2,3年の森沢作品の中ではダントツ一番。
おすすめです。#NetGalleyJP