出張で香港から乗船することになり、福岡からキャセイパシフィックに乗って台湾経由で飛び立った。
今回は現地集合で日本人4人である。
香港も初めてだが、経由地の台湾も初めて。
残念ながら中央の席で上空から眺めることはできなかったが、乗り継ぎ中、一旦ターミナルへ降りてみた。
TAIWANの文字の拡大。さすが電脳立国!
香港の空港はとにかく広い。
空港内を地下鉄で移動。
通貨は香港ドル。
紙幣でもデザインが異なったりする。
しかも10ドル紙幣は穴があいていて、そこがプラスティックになっているデザインも。
ホテルの窓からの風景。
細長いビルが隙間なくビッシリ!
夕方に着いたので、短時間ながらホテルの周囲をぶらり。
二階建てのバスと路面電車がいかにも香港らしい。
商店街はごちゃごちゃとして、これまたいかにも香港らしい。
垂れ下がる看板に頭をぶつけそう。
ときにはこんな路地も。映画に出てきそう。
香港の街は治安がいいという。
日本ソックリの自動販売機が並んでいるのがその証拠であろう。
料金がいくらかも分からず、思い切って路面電車に乗ってみた。
2.3ドルだったが、丁度なくて両替機もなく、手持ちの小銭を見せたら、運転手さんが最も近い組み合わせの2.1ドルを選んで料金箱へ投入してくれた。
夜は皆で飲みに。
日本では見かけない、青島ビールの大瓶。
小籠包と麻婆豆腐とチャーハンがうまかった!
翌日の乗船は、造船所から。
なんと巨大タンカーの修理中のドックの外側に横付けしているという。
写真左側の橋を渡り、右端の階段を登って、ドックの上を移動。
何にぶつけたのか、先端に大穴のあいたタンカーを横目に、歩いていく。
乗船後は、香港を海から遠望。
写真ではわかりづらいけど、中央やや左の運河を堺に、右側が香港島、左側が九龍。
九龍のひときわ高いビルが、去年完成したばかりの118階建・高さ484mで世界4位の「インターナショナル・コマース・センター」で、香港島の高いビルが、88階建・高さ416mで世界9位の「インターナショナル・ファイナンス・センター」である。
香港島の高層ビル群が立ち並んでいる写真はよく見かけると思うが、香港島の裏側がどうなっているか知る人は少ないと思う。
驚いたことに、裏側にも大都会が存在した。
所狭しと超高層マンションが林立。
まるで、超巨大な軍艦島のよう。
先週の14日(日)のこと。
帰省先の鹿児島から帰宅したしたとき、玄関先に信じがたい光景がありました。
10月の個展のために、プロラボにプリントとそのパネリングを発注していたのですが、そのパネルがなんと、玄関先に山となって野積みされていたのです。
プロラボからの連絡では、到着は15日のはずでした。
しかし、運送会社の不在票を見るとそこには、玄関に置いときましたの走り書きと13日の日付がありました。
つまり、丸1日玄関にパネルが放置されていたことになります。
マンションですので玄関といっても屋根のある通路ですが、反対側は3分の2ほど壁がありません。
しかも運悪くその日は大雨で、吹き込んだ雨でびしょぬれになり、段ボールが膨らんでいるものもありました。
プロラボが予定より早く送ったのは盆休みのためでしょうし、生ものではありませんので問題はありません。
問題なのは、何の断りもなしに玄関先に荷を放置した運送会社です。
写真は濡れるのはもちろん、湿気も大敵です。
幸い、内部のパッキンが厳重で被害はありませんでしたが、フィルム原板も入ってましたので、何かあったらと思うとゾッとします。
同じ階には小さな子供が何人も住んでいますので、いたずらされることだってあり得たわけです。
大抵のことは水に流せるタイプですが、荷が荷だけに抗議しました。
ただし、営業所ではなく、システムとして再発防止を望むということでホームページのお問い合わせ窓口に投稿しました。
そもそも、これだけ大量にある荷の受け取り印がなくて、それで済んでしまうのがおかしい。
しかし、1週間経っても何の返事もありませんでした。
この日は本当に厄日で、帰路の途中の高速では、飛び石でフロントグラスがひび割れしました。
パネルに損傷がないかチェックしているときも、カッカしながら注意散漫になっていて、パネルを持ち上げた時に角当てがすっぽ抜けて落下させてしまい、角がちびってしまいました。
さらに、ある作品で非常に似た2枚の原板があるのですが、一方にはホコリが写り込んでいることを忘れてそちらをプリントしてしまったことを発見し、作成しなおすことになりました。
まぁ、後半は自分が悪いんですけど、それだけに今度は怒りの持って行き場がなくなって落ち込む始末。最悪の一日でした。
フィルムによる桜島の写真が出来ました。
残念ながらISSは写っていませんでしたが、刻々と変化する桜島をご覧ください。
夕暮れの薄明と錦江湾を照らす月光
翌朝未明の桜島
やがて空が美し色に染まり・・・
桜島とともに街が目覚める。
マイミクが日記にアップしていた、桜島とISS(国際宇宙ステーション)のビデオ映像を見ていて気づいた。
おや?先週末に鹿児島へ帰省した日の月と桜島の位置関係が似ている。
その夜は、月下の鹿児島市街地と桜島の写真を撮っていた。
もしかして・・・・・
写ってる!!
ISS通過のことは全く知らなかったのだが、偶然にも写っているではないか!
月の右下の光がそうだ。
その部分を拡大すると、糸くずのように写って見える。
横に移動しているため、線を引いている。
ジグザグしているのは、手持ちで撮ったことによるブレである。
この撮影の本命は、三脚に固定したフィルムカメラなのだが、まだ現像から仕上がっていないので確認できていない。
ISSが飛行していたのはおそらく2分余りなので、たぶんフィルムには写ってないだろうなぁ・・・
「家の光」は、農協の組合員向け月刊誌で、なんと創刊86年を数える歴史ある雑誌とのことです。
毎号女優さんが表紙を飾っていますが、今月の表紙は大竹しのぶさんです。
この雑誌の目次をめくって一番初めのところに、
「月明かりの下で」というタイトルのフォト&エッセイを4ページに渡って執筆しました。
一般書店では買えませんので、手に入れるとしたらネットからの申し込みが手軽です。
http://www.ienohikari.net/hikari/201109.html
このフォト&エッセイは、「月明かりの下で」というタイトルがはじめにあり、写真のセレクトが編集部によるものでした。
特にテーマがなく、字数だけが決まってました。
普通はテーマが先にあるのですが、写真が先に決まっていると、それをどうまとめるのか、言葉がなかなか浮かんでこなくて、とても苦労しました。
でも、ひとたび浮かんでくると、自分でも不思議なくらいあっという間に書きあげることができました。
自分で言うのもなんですが、まるで文章に合わせて写真を選んだみたいに見えると思います。
ただし、冒頭の文章はだいぶ異なった雰囲気に書き換えられましたけど。(^_^;)